遊戯王カードWiki - 墓地へ送るのバックアップ(No.111)

墓地へ送る/Send to the GY（Graveyard） †

　あらゆる方法でカードが墓地に置かれることを指します。
　カードが破壊されて墓地へ行く、手札を捨てる、モンスターをリリースするなど、すべて「墓地へ送る」に含まれます。

　（公式ルールブックバージョン 1.0 より引用）

【目次】

墓地へ送る/Send to the GY（Graveyard）

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概要 †

「墓地へ送る」の分類について。
上記に説明されるように、「破壊されて墓地に行く」・「墓地へ捨てる」・「リリースする」・「シンクロ素材・リンク素材にする」等も「墓地へ送る」の一種である。
- 「破壊される」場合、基本的にその後即「墓地へ送る」。
  ただし《マクロコスモス》等の墓地へ送られるカードを除外する効果が適用される場合は、「墓地へ送る」の部分が「除外する」に書き変わったかのように処理する。
- 「リリースする」も「リリースをした条件を満たし、墓地へ送る」。
  除外が適用される場合、「墓地へ送る」は「除外する」に書き変わったかのように処理する。
- 「シンクロ素材・リンク素材にする」も「シンクロ素材・リンク素材にして墓地へ送る」。
  除外が適用される場合、「墓地へ送る」は「除外する」に書き変わったかのように処理する。
- 「墓地へ捨てる」は「墓地へ送る」の一種である。（例：《手札抹殺》で《おジャマジック》を捨てた時、効果は発動される）
  一方で単に「墓地へ送る」場合、「墓地へ捨てる」の発動条件を満たさない。
  数学の記号を使うと、「墓地へ捨てる⊂墓地へ送る」である。
  なお、除外が適用される場合は後述する。

除外が適用される場合の「墓地へ送る」の扱いやフィールドのペンデュラムモンスターを「墓地へ送る」の扱いについて。
「墓地へ送る」という行為は、「発動コスト」、「カードの効果」、そして「ルールによるもの」の主に３種類に分けられる。
- 「発動コストで墓地へ送る」について。
  除外が適用される場合、その発動条件を持つカード・効果は発動することはできない。
  これは《マクロコスモス》適用下の他、《混沌の黒魔術師》等のフィールドから離れると除外されるモンスターも、コストとして墓地へ送る事はできない。
  フィールドから墓地へ送られる代わりにエクストラデッキに加わるフィールドのペンデュラムモンスターをコストとして墓地へ送る事はできない。
- 「カードの効果で墓地へ送る」について。
  除外が適用される場合、「墓地へ送る」は「除外する」に書き変わったかのように処理する。
  フィールドのペンデュラムモンスターを効果で墓地へ送る場合はエクストラデッキに加わる処理を行う。
  なお、不発扱いではない。
- 「ルールによる墓地へ送る」について。
  これは、上記で扱ったリリース、シンクロ素材・リンク素材に使った場合の他、エンドフェイズ時の手札調節、効果処理終了時の魔法・罠カードの墓地送りなどがある。
  やはり、除外が適用される場合、「墓地へ送る」は「除外する」に書き変わったかのように処理する。
  フィールドのペンデュラムモンスターをリリース、シンクロ素材などに使用した場合、エクストラデッキに加わる処理を行う。
  - 特にシンクロ素材に関しては、登場当時「コストで墓地へ送る」行為と区別がつきにくかったのでややこしく見えた。
    「《神の宣告》で無効にされた場合、素材は失われる｣（除外される）。

「墓地へ送る」は述語である。
名詞としては俗に「墓地送り」などと言う。

《おろかな埋葬》や《手札抹殺》などで、能動的に手札・デッキからカードを墓地へ送ることを俗に「落とす」とも言う。

カードは、墓地に置かれるとき表向きで置かれる。
そのため、例えば《クリッター》が裏側表示のまま破壊され墓地へ送られたとしても、墓地では表向きであるため効果はちゃんと発動する。

同じ墓地へ送るでも、コストの場合は「効果発動時に捨てる」、効果の場合は「効果処理時に捨てる」。
その違いについてはコストと効果を参照。

マスタールール準拠のルールブックの用語辞典までは「墓地に送る」という名称で取り扱われていたが、テキストには「墓地へ送る」と書かれる例が多いため、マスタールール２からはこちらが公式用語として扱われるようになった。

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関連カード †

―カードを墓地へ送りつつ下記の内容を持つものについては各リンク参照。

デッキに干渉する
エクストラデッキに干渉する
- 自分・相手のエクストラデッキから複数の種類のカード
- 自分・相手のエクストラデッキから融合モンスター
融合素材モンスターを墓地へ送り、融合モンスターを融合召喚する
破壊される代わりに別の処理を行う
カードをフィールドに維持するために必要とされるコストを払う

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カードを墓地へ送り条件による特殊召喚を行うモンスター †

　※通常のシンクロモンスター・リンクモンスターは正規の召喚手順が全てこれに当てはまるため、特別な手順のものに限り記載する。
　※特筆がない限り、「墓地へ送るのは自分のカード」「召喚宣言する場所は手札（エクストラデッキのモンスターの場合はエクストラデッキ）」「召喚方法は◯◯扱いではない特殊召喚」である。
　※召喚宣言前のカードを墓地へ送る行為は「手順」「条件」または「特殊召喚の手順」のいずれかでありコストでも効果でもない（詳細は「手順」「条件」と「特殊召喚の手順」/通称「召喚コスト」についてを参照）。

―通常召喚モンスター

こちらを参照

―メインデッキの特殊召喚モンスター

こちらを参照

―エクストラデッキの特殊召喚モンスター

手札から墓地へ送る

カード名	手札から墓地へ送るカード	備考
エクシーズモンスター
《永遠の淑女ベアトリーチェ》	「彼岸」モンスター	モンスターの上に重ねて行えるエクシーズ召喚通常のエクシーズ召喚も可能

フィールドから墓地へ送る

カード名	フィールドから墓地へ送るカード	備考
融合モンスター
《影六武衆－リハン》	属性が異なる「六武衆」モンスター３体
《合神竜ティマイオス》	《伝説の騎士ティマイオス》＋《伝説の騎士クリティウス》＋《伝説の騎士ヘルモス》
《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》	自分・相手の《サイバー・ドラゴン》＋自分・相手の機械族１体以上
《旧神ヌトス》	シンクロモンスター＋エクシーズモンスター
《深淵竜アルバ・レナトゥス》	自分・相手の《アルバスの落胤》＋自分・相手のドラゴン族１体以上	通常の融合召喚も可能
《青眼の双爆裂龍》	モンスターゾーンの《青眼の白龍》２体	通常の融合召喚も可能
《キメラテック・メガフリート・ドラゴン》	自分・相手の「サイバー・ドラゴン」モンスター＋ＥＸモンスターゾーンのモンスター１体以上
シンクロモンスター
《アルティマヤ・ツィオルキン》	レベル５以上のチューナー＋チューナーと同じレベルの非チューナー
《究極幻神アルティミトル・ビシバールキン》	レベル８以上のチューナー＋チューナーと同じレベルの非チューナー
《ベアルクティ－グラン＝シャリオ》	チューナーと非チューナーのレベル差が７のレベル８以上のチューナー＋非チューナーのシンクロモンスター
《ベアルクティ－セプテン＝トリオン》	チューナーと非チューナーのレベル差が７のレベル８以上のチューナー＋非チューナーのシンクロモンスター
《ベアルクティ－ポーラ＝スター》	チューナーと非チューナーのレベル差が１のチューナー＋非チューナー
《ベアルクティ－ポラリィ》	チューナーと非チューナーのレベル差が１のチューナー＋非チューナー