*&ruby(ほうぎょくじゅう){宝玉獣};/Crystal Beast [#top] [[FORCE OF THE BREAKER]]で[[カテゴリ]]化した「宝玉獣」と名のついた[[モンスター]]群。~ 属する[[モンスター]]は共通して以下の[[チェーンブロック]]を作らない[[ルール効果]]を持つ。~ このカードがモンスターカードゾーン上で破壊された場合、 墓地へ送らずに永続魔法扱いとして 自分の魔法&罠カードゾーンに表側表示で置く事ができる。 属する[[モンスター]]は以下の通り。~ それぞれの[[カード名]]は「宝玉獣+『宝石名』+『動物名』」で構成されており、その色は[[虹>《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]に見立てられている。~ |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |''宝玉獣''|''[[レベル]]''|''[[属性]]''|''[[種族]]''|''[[攻撃力]]''|''[[守備力]]''|''色''| |[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]|3|[[光属性]]|[[天使族]]|300|300|赤| |[[《宝玉獣 アンバー・マンモス》]]|4|[[地属性]]|[[獣族]]|1700|1600|橙| |[[《宝玉獣 トパーズ・タイガー》]]|4|[[地属性]]|[[獣族]]|1600|1000|黄| |[[《宝玉獣 エメラルド・タートル》]] |3|[[水属性]]|[[水族]]|600|2000|緑| |[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]|4|[[風属性]]|[[獣族]]|1800|1200|青| |[[《宝玉獣 コバルト・イーグル》]]|4|[[風属性]]|[[鳥獣族]]|1400|800|藍| |[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]]|3|[[地属性]]|[[獣族]]|1200|400|紫| なお、[[英語名]]には「crystal(クリスタル)」の語が使われている。~ 「水晶」を連想する人も多いだろうが、「結晶」を意味する語でもある。~ -[[魔法&罠カードゾーン]]に置く[[ルール効果]]について~ --「[[モンスターカードゾーン]]で」「[[破壊された]]場合」「[[墓地へ送る]]代わり」に[[永続魔法]]として置ける[[ルール効果]]。~ そのため、「[[手札]]で」[[破壊された]]、「[[破壊]]せずに[[墓地へ送る]]」、「[[リリースする]]」、「[[破壊]]して[[除外]]する」等の場合では条件を満たせない。~ ---[[全体除去]]等で一度に2体以上の[[表側表示]]の宝玉獣が[[モンスターカードゾーン]]で[[破壊された]]場合、任意の枚数を[[永続魔法]]として置ける。~ ---「[[墓地へ送らず>墓地へ送る]]に」なので、[[《次元の裂け目》]]・[[《マクロコスモス》]]が[[発動]]されていても問題なく[[魔法&罠カードゾーン]]に置ける。~ 無論、[[魔法&罠カードゾーン]]に置かない決定をした場合、[[除外]]される。~ ---[[裏側表示]]のまま[[破壊された]]場合は[[魔法&罠カードゾーン]]に[[置く]]ことはできない。~ ただし[[裏側守備表示]]の宝玉獣が[[戦闘破壊]]されたときは[[ダメージステップ]]で[[表側表示]]になってから[[破壊]]されるので、[[永続魔法]]にできる。~ ---「[[破壊]]して[[除外]]する」場合は[[魔法&罠カードゾーン]]に[[置く]]ことはできない。~ [[《奈落の落とし穴》]]等で「[[破壊]]して[[除外]]」される場合、[[魔法&罠カードゾーン]]に置けず[[除外]]される。~ [[《レッサー・デーモン》]]・[[《混沌の黒魔術師》]]等に[[戦闘破壊]]された場合も[[魔法&罠カードゾーン]]に置けず[[除外]]される。~ --「[[フィールド]]で[[破壊された]]時に選択する[[効果]]」のため、[[《スキルドレイン》]][[適用]]中は[[魔法&罠カードゾーン]]に置けない。~ [[《魔人 ダーク・バルター》]]・[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]・[[《古代の機械獣》]]等の「[[戦闘破壊]]した[[相手]][[モンスター]]の[[効果]]を[[無効化>無効]]する[[モンスター]]」に[[戦闘破壊]]された場合も[[魔法&罠カードゾーン]]に置けない。~ なお、[[《ソードハンター》]]に[[戦闘破壊]]された場合は[[魔法&罠カードゾーン]]に置ける。~ --[[魔法&罠カードゾーン]]に置いた状態は[[永続魔法]]扱いとなり、[[モンスター]]としては扱わない。~ [[《次元の裂け目》]]が[[フィールド]]上に存在するとき、[[永続魔法]]扱いの「宝玉獣」が[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]場合、[[除外]]ではなく[[墓地へ送る]]。~ [[永続魔法]]扱いの宝玉獣では[[《森の番人グリーン・バブーン》]]・[[《暗黒のマンティコア》]]の[[発動条件]]は満たせない。~ --宝玉獣を[[永続魔法]]にする[[効果]]は、「[[チェーンブロック]]を作らない[[効果]]」であるため「[[タイミングを逃す]]」とは関係しない。~ 例えば、「[[チェーン]]1:[[《火の粉》]]」・「[[チェーン]]2:[[《破壊輪》]](宝玉獣[[対象]])」と[[チェーン]]が積まれたとする。~ この場合、「2:宝玉獣を[[破壊]]して、[[ダメージ]]を受けた」後、次の処理へ入る前に宝玉獣を[[永続魔法]]にする・しないを選んでから(するを選んだ場合は[[魔法&罠カードゾーン]]に置いた後で)「1:[[《火の粉》]]の処理」を行う。~ --元々の[[持ち主]]が[[自分]]の宝玉獣が[[相手]][[フィールド]]上で[[破壊]]される場合は、[[相手]]の[[魔法&罠カードゾーン]]に置かれる。~ --宝玉獣となった[[《ファントム・オブ・カオス》]]・[[《N・ブラック・パンサー》]]が[[破壊]]されても、[[永続魔法]]にはならない。~ -[[炎属性]]と[[闇属性]]のみ存在しなかったが、[[ザ・シークレット・オブ・エボリューション]]で[[闇属性]]の[[《宝玉の先導者》]]、[[炎属性]]の[[《宝玉の守護者》]]が登場したことにより「[[宝玉]]」[[モンスター]]には6[[属性]]が揃ったこととなる。~ -属する[[モンスター]]の[[レアリティ]]は全て[[レア>Rare]]以上で占められている([[ノーマル>Normal]]には[[ノーマルパラレルレア>N-Parallel]]が存在する)。~ [[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]と[[《レア・ヴァリュー》]]には[[アルティメットレア>Ultimate]]が、そして切り札の[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]には[[ホログラフィックレア>Holographic]]が存在する非常に豪華なラインナップとなっており、やろうと思えばまさに「宝玉」の名に相応しい、光り輝く[[デッキ]]を組むことも可能である。~ その一方で、[[デュエリストパック−ヨハン編−]]では[[【宝玉獣】]]に必要な[[カード]]がほぼ全て[[レア>Rare]]以下で封入されていたため、大変安上がりかつ堅実に[[デッキ]]を組むこともできた。~ -宝玉獣が初登場した[[FORCE OF THE BREAKER]]では、[[《龍脈に棲む者》]]等宝玉獣とは直接の関係はないが、[[効果]]に[[シナジー]]がある[[カード]]も収録されている。~ -週刊少年ジャンプの[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]の説明では「宝''石''獣を一気に[[召喚]]できるのだ!」と誤記されていた。~ -宝玉獣を[[永続魔法]]化することは、アニメGXでは宝玉として[[フィールド]]に残っていたため、それになぞらえて「宝玉化」と呼ばれることもある。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメGXにおいて、[[ヨハン・アンデルセン>《トークン》(ヨハン・アンデルセン)]]が使用する[[モンスター]]群。~ 古代ローマの君主[[ユリウス・カエサル>《邪帝ガイウス》]]はその覇権を知らしめるために、世界中から7つの宝石を集めて石版を作ろうとしたことがあった。~ その宝石はローマに運ばれる途中、嵐によって海の藻屑となったが、現代になってI2社会長のペガサスが探し出し、その成分を使用して「宝玉獣」を作り上げることになった。~ それらは精霊が宿っており、選ばれし者にしか反応を示さないが、ヨハン・アンデルセンという真の主が現れたため、ペガサスは彼に託すことにした。~ 後に上記の石版も発見され、これを元にして[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]が作られることになる。~ --その成り立ちからして全ての宝玉獣は世界に1枚ずつしか存在していないと推察される。~ ヨハンが劇中で宝玉獣以外の[[モンスター]]を所持している描写は一切なかったため、彼の[[デッキ]]の[[モンスター]]はわずか7枚+[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]]しかない可能性がある。~ 劇中でヨハンが[[手札事故]]を起こした事はないが、これも宝玉獣との絆があってこそなのだろうか。~ --アニメでは[[OCG]]化されていない[[サポートカード]]として[[通常魔法]]《GEMバースト》、[[速攻魔法]]《E・フォース》・《M・フォース》・《宝玉の閃光》、[[装備魔法]]《金科玉条》、[[永続魔法]]《宝玉の泉》、[[通常罠]]《G・フォース》・《宝玉の砦》・《宝玉の陣−琥珀》・《サファイア・リバイブ》・《宝玉割断》、[[カウンター罠]]《トラップ・ストラップ》が登場している。~ --「ヨハンvsギース」戦では[[手札]]で[[破壊された]][[《宝玉獣 コバルト・イーグル》]]が[[効果]]を[[発動]]しており、「[[モンスターカードゾーン]]で」という制限は存在しなかった。~ しかし「十代vsヨハン」戦では[[《N・アクア・ドルフィン》]]の[[効果]]で[[破壊]]された[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]はそのまま[[墓地へ送られて>墓地へ送る]]いる。~ --「十代vsヨハンvs藤原」戦では[[《宝玉獣 エメラルド・タートル》]]が[[戦闘破壊]]された際、[[魔法&罠ゾーン]]が全て埋まっていた為、初めて[[宝玉獣]]の[[効果]]を[[発動]]できずに[[墓地へ送られて>墓地へ送る]]いる。~ 結果[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]の[[効果]]も[[発動]]してしまい、[[ダメージ]]を受けてしまった。~ --アニメ第3期の終盤では、[[ユベル>《ユベル》]]に取り付かれたヨハンが「&ruby(アドバンスド){A};宝玉獣」という[[カード]]群を使用した。~ これらは[[カード名]]から「&ruby(アドバンスド){A};」を除いた元の宝玉獣と[[同名カード]]として扱われ、[[《アドバンスド・ダーク》]]が存在しない場合に[[自壊]]する[[デメリット]][[効果]]が存在する。~ [[《アドバンスド・ダーク》]]の[[効果]]を受けられる[[メリット]]もあるが、「アドバンスド(advanced/進化した)」という名前を持つ割に[[デメリット]]が付随してしまっている。~ この[[モンスター]]達の姿は、OCGでは[[《アドバンスド・ダーク》]]の[[イラスト]]で確認できる。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#TF3]]では、[[オリジナルカード]]として[[通常罠]]《宝玉割断》が登場した。~ 後にOCG化した[[《アドバンスド・ダーク》]]も同作で[[オリジナルカード]]として収録されており、こちらには上記の&ruby(アドバンスド){A};宝玉獣を再現した[[自壊]][[デメリット]]があった。~ --[[DUEL TERMINAL]]では、対戦[[相手]]が[[ユベル>《ユベル》]]の時に宝玉獣を[[召喚]]すると、専用の台詞が聞ける。~ **関連リンク [#link] ―「宝玉獣」と名のついた[[モンスター]]~ ※は「宝玉獣」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]] -[[効果モンスター]] --[[《宝玉獣 アメジスト・キャット》]] --※[[《宝玉獣 アンバー・マンモス》]] --[[《宝玉獣 エメラルド・タートル》]] --※[[《宝玉獣 コバルト・イーグル》]] --※[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]] --[[《宝玉獣 トパーズ・タイガー》]] --※[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]] ―「宝玉獣」に関する[[効果]]を持つ[[カード]] -[[《宝玉の先導者》]] -[[《宝玉の守護者》]] -[[《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》]] -[[《究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴン》]] -[[《アドバンスド・ダーク》]] -[[《オーバー・ザ・レインボー》]] -[[《虹の古代都市−レインボー・ルイン》]] -[[《宝玉の解放》]] -[[《宝玉の樹》]] -[[《宝玉の契約》]] -[[《宝玉の氾濫》]] -[[《宝玉の導き》]] -[[《宝玉の恵み》]] -[[《レア・ヴァリュー》]] -[[《カウンター・ジェム》]] -[[《究極宝玉陣》]] -[[《虹の引力》]] -[[《虹の行方》]] -[[《宝玉の祈り》]] -[[《宝玉の集結》]] -[[《宝玉の双璧》]] ―「宝玉獣」に関する[[カウンター]] -[[ジェムカウンター]] ―その他のリンク -[[《ジェムフラッシュエナジー》]] -[[《ラスト・リゾート》]] -[[【宝玉獣】]] -[[宝玉]] -[[究極宝玉神]] -[[デュエリストパック−ヨハン編−]] -[[ジェムナイト]]([[ジェム]]) -[[カテゴリ]] **FAQ [#faq] Q:[[《次元の裂け目》]][[発動]]時に宝玉獣が[[モンスターカードゾーン]]で[[破壊]]されたとき、何処へ[[置かれますか>置く]]?~ A:[[効果]]を使用した場合は[[墓地へ送られない>墓地へ送る]]ため、[[永続魔法]]扱いとして[[自分]]の[[魔法&罠カードゾーン]]に[[表側表示]]で[[置けます>置く]]。~ [[効果]]を使用しない場合は、[[除外]]されます。 Q:[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]に宝玉獣が[[破壊]]された時、[[魔法&罠カードゾーン]]に[[表側表示]]で[[置けますか>置く]]?~ A:いいえ、できません。 Q:[[《禁じられた聖杯》]]の[[効果]]を受けた場合、[[永続魔法]]になる[[効果]]は[[無効]]になりますか?~ A:[[無効]]化されます。(12/05/24) Q:[[《デモンズ・チェーン》]]の[[対象]]となっている宝玉獣が[[破壊]]された場合、[[永続魔法]]になる事ができますか?~ A:いいえ、できません。(13/10/20) Q:宝玉獣が[[モンスターカードゾーン]]に4体、[[魔法&罠カードゾーン]]に3枚存在する時、[[《裁きの龍》]]等の[[効果]]で同時に[[破壊]]された場合、[[モンスターカードゾーン]]の4体を何枚まで[[魔法&罠カードゾーン]]に置くことができますか?~ A:[[魔法&罠カードゾーン]]に空きがない時に、[[《裁きの龍》]]の[[効果]]によって[[フィールド上のカード]]が全て[[破壊]]される場合でも、[[モンスターカード]]として存在している[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]等の、[[永続魔法]][[カード]]扱いとして[[魔法&罠カードゾーン]]に置く[[効果]]を[[適用]]する事ができます。~ よって、[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]等が4枚[[破壊]]された場合、全て[[魔法&罠カードゾーン]]に置く[[効果]]を[[適用]]する事ができます。(09/04/03) Q:[[《イビリチュア・メロウガイスト》]]に[[戦闘破壊]]され、[[お互い]]に[[モンスター効果の発動]]を選択した場合、[[デッキ]]に戻りますか?~ それとも[[永続魔法]]として[[フィールド]]に残りますか?~ A:ご質問の状況の場合、[[《イビリチュア・メロウガイスト》]]の[[効果]]が発動し、その[[ダメージステップ]]終了時に[[戦闘]]で[[破壊された]][[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]等は[[墓地へ送らず>墓地へ送る]][[持ち主]]の[[デッキ]]に[[戻る>戻す]]ため、[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]等の『[[墓地へ送らず>墓地へ送る]]に[[永続魔法]][[カード]]扱いとして[[自分]]の[[魔法&罠カードゾーン]]に[[表側表示]]で置く事ができる』[[効果]]を[[適用]]する事はできません。(12/06/13) Q:[[永続魔法]]になる[[効果]]を[[適用]]した場合、[[《デモンバルサム・シード》]]の「[[戦闘]]によって[[破壊]]された時に[[発動]]する事ができる。」[[効果]]を[[発動]]できますか?~ A:[[タイミングを逃す]]ことなく、できます。(17/10/04)~ //究極宝玉陣のため一応 //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。