宝玉獣(ほうぎょくじゅう)/Crystal Beast

 FORCE OF THE BREAKERカテゴリ化した「宝玉獣」と名のついたモンスター群。
 属するモンスターは以下の共通するルール効果を持つ。

(X):表側表示のこのカードがモンスターゾーンで破壊された場合、
墓地へ送らずに永続魔法カード扱いとして自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。

 下級モンスターカード名は「宝玉獣+『宝石名』+『動物名』」で構成されており、その色はに見立てられている。

宝玉獣レベル属性種族攻撃力守備力
《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》光属性天使族300300
《宝玉獣 アンバー・マンモス》地属性獣族17001600
《宝玉獣 トパーズ・タイガー》地属性獣族16001000
《宝玉獣 エメラルド・タートル》水属性水族6002000
《宝玉獣 サファイア・ペガサス》風属性獣族18001200
《宝玉獣 コバルト・イーグル》風属性鳥獣族1400800
《宝玉獣 アメジスト・キャット》地属性獣族1200400

 破壊されると永続魔法として魔法&罠ゾーンに移動するが、下級モンスター宝玉獣永続魔法としては特に効果を持っていない。
 最上級モンスター《究極宝玉獣 レインボー・ドラゴン》永続魔法状態で発動できる効果を持つ。
 また、永続魔法状態の宝玉獣は、《レア・ヴァリュー》《宝玉の氾濫》コストになる、《宝玉の導き》発動条件に関わるなど、多くの宝玉関連カードと密接な関わりを持つ。
 その他、《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》《宝玉の契約》効果で、永続魔法状態の宝玉獣を特殊召喚する事も可能。
 このため、永続魔法状態の宝玉獣は【宝玉獣】の重要なリソースであり、永続魔法状態の宝玉獣をいかに素早く確保できるかが【宝玉獣】では重視される。

 こうした性質上、【宝玉獣】では宝玉獣が戦闘効果破壊される事はさほど問題視しない。
 むしろある程度破壊してくれないと、リソースが不足して困る事さえあるという、変わったカード群である。
 なお破壊以外の除去除外デッキへのバウンスは、永続魔法化できないため天敵である。

関連リンク

―「宝玉獣」と名のついたモンスター
 ※は「宝玉獣」に関する効果を持つモンスター

―「宝玉獣」に関する効果を持つカード

―「宝玉獣」に関するカウンター

―その他のリンク

FAQ

Q:《次元の裂け目》発動時に宝玉獣がモンスターゾーン破壊されたとき、何処へ置かれますか
A:効果を使用した場合は墓地へ送られないため、永続魔法扱いとして自分魔法&罠ゾーン表側表示置けます
  効果を使用しない場合は、除外されます。

Q:《冥界の魔王 ハ・デス》に宝玉獣が破壊された時、魔法&罠ゾーン表側表示置けますか
A:いいえ、できません。

Q:《禁じられた聖杯》効果を受けた場合、永続魔法になる効果無効になりますか?
A:無効化されます。(12/05/24)

Q:《デモンズ・チェーン》対象となっている宝玉獣が破壊された場合、永続魔法になる事ができますか?
A:いいえ、できません。(13/10/20)

Q:宝玉獣がモンスターゾーンに4体、魔法&罠ゾーンに3枚存在する時、《裁きの龍》等の効果で同時に破壊された場合、モンスターゾーンの4体を何枚まで魔法&罠ゾーン置くことができますか?
A:魔法&罠ゾーンに空きがない時に、《裁きの龍》効果によってフィールドのカードが全て破壊される場合でも、モンスターカードとして存在している《宝玉獣 サファイア・ペガサス》等の、永続魔法カード扱いとして魔法&罠ゾーン置く効果適用する事ができます。
  よって、《宝玉獣 サファイア・ペガサス》等が4枚破壊された場合、全て魔法&罠ゾーン置く効果適用する事ができます。(09/04/03)

Q:《イビリチュア・メロウガイスト》戦闘破壊され、お互いモンスター効果の発動を選択した場合、デッキに戻りますか?
  それとも永続魔法としてフィールドに残りますか?
A:ご質問の状況の場合、《イビリチュア・メロウガイスト》効果が発動し、そのダメージステップ終了時に戦闘破壊された《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》等は墓地へ送らず持ち主デッキ戻るため、《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》等の『墓地へ送らず永続魔法カード扱いとして自分魔法&罠ゾーン表側表示置く事ができる』効果適用する事はできません。(12/06/13)

Q:永続魔法になる効果適用した場合、《デモンバルサム・シード》の「戦闘によって破壊された時に発動する事ができる。」効果発動できますか?
A:タイミングを逃すことなく、できます。(17/10/04)