(いかずち)(ぞく)/Thunder

 主に雷や電気関係のモンスターが分類されている種族
 大会賞品限定1種を含まず、POWER OF THE ELEMENTSまでで124種類が登場している。
 属性別では闇属性13体、光属性74体、地属性10体、水属性4体、炎属性4体、風属性19体。
 全ての電池メンエレキと名のついたモンスターを含め、大半のモンスター光属性になっている。

 環境で活躍したモンスターとしては、シンクロ召喚サーチ効果を封じる効果を持つ《ライオウ》が属している種族
 自身を捨ててデッキ圧縮手札補充ができる《サンダー・ドラゴン》、強力な蘇生効果を持つ《創世神》もこの種族である。
 他にも、時に凄まじい攻撃力になる《ザ・カリキュレーター》や、バウンス効果を持つ《ミスト・ウォーム》などが存在する。

 総種類数は少なく、専用のサポートカードも有用性以前に数自体が乏しかったので、種族としては未発達な状態が長い間続いた。
 第6期終了時点では種族統一してデッキを組まれることは少なく、雷族のカテゴリである「電池メン」が【雷族】の中核を担った。
 電池メンは数こそ少ないが、優秀なモンスターや強力な専用の魔法・罠カードが多く、1ターンキルも狙える強力なテーマである。

 《電池メン−業務用》《雷の裁き》《バッテリーリサイクル》などが登場してからは、種族統一する意義が高まってきた。
 さらに、電池メンに続く雷族を中心としたカテゴリとしてエレキが誕生し、同時に雷族をサポートする魔法・罠カードも急増している。
 しかしエレキ以降は雷族関連の効果を持つ魔法・罠カードはほとんど登場しなくなり、周囲が着々と強化される中で相対的に後退していった。

 第9期頃からは《電光−雪花−》《避雷神》《放電ムスタンガン》などの、プレイや行動に制限をかけるロック系統の効果を持つモンスターも増えている。
 上記の《ライオウ》も含め、これらは全て光属性レベル4で統一されているため、《OToサンダー》《OKaサンダー》《サンダー・シーホース》と相性が良い。
 第10期ではサンダー・ドラゴンモンスターやそれに関連した魔法・罠カードが登場し、種族として急激な発展の時を迎えている。
 環境でも【サンダー・ドラゴン】が活躍し、雷族では《ライオウ》以来久々となる規制を受けたカードも登場した。

関連リンク

―現在制限カードである雷族モンスター

―雷族に関連する効果を持つカード

―素材に雷族を指定するモンスター

―雷族トークン

―雷族罠モンスター

―雷族のチューナー

―雷族のペンデュラムモンスター

―雷族の融合モンスター

―雷族のシンクロモンスター

―雷族のエクシーズモンスター

―雷族のリンクモンスター

―雷族のシリーズモンスター

―その他のリンク