*裏側攻撃表示/Face-down Attack Position [#a8e316ee]
 [[モンスター]]の[[表示形式]]の一つ。~
 [[裏側表示]]の[[攻撃表示]]。~

 この[[表示形式]]にするには、現在のところ[[《闇の訪れ》]]の[[効果]]を使う以外の方法はない。~

-「[[攻撃表示]]の[[モンスター]]を([[表示形式]]はそのままに)[[裏側表示]]にした」場合のみ発生する[[表示形式]]である。~
[[裏側守備表示]]の[[モンスター]]を[[《邪悪な儀式》]]や[[《カード・フリッパー》]]等で[[表示形式]]変更しても、[[表側攻撃表示]]となる。~

-裏側攻撃表示[[モンスター]]の[[表示形式]]を変更する場合、[[表側攻撃表示]]と[[裏側守備表示]]どちらにしても良い。~
ただし、[[表側守備表示]]には出来ず、[[カードの効果]]によって[[表示形式]]が変わる場合は必ず[[裏側守備表示]]になる。~

-この[[表示形式]]では[[攻撃宣言]]ができない。~
[[攻撃宣言]]を行う場合、[[反転召喚]]扱いとして[[表側攻撃表示]]に変更する必要がある。~

-この[[表示形式]]の[[モンスター]]が[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃対象]]になると、[[リバース]]扱いとして[[表側攻撃表示]]になる。~
なので[[戦闘]]によって[[破壊]]されれば、通常通り[[ライフポイント]]を失う事になる。~

-裏側攻撃表示を指定する[[単体除去]][[魔法カード]]はないため、[[《地砕き》]]や[[《ハンマーシュート》]]、[[《シールドクラッシュ》]]等には[[除去]]されず、[[1:1交換]]できるのは[[《抹殺の使徒》]]くらいである。~

-原作・アニメにおいて―~
ビデオ戦「遊戯vsペガサス」(1戦目)において[[《ブラック・マジシャン》]]が裏側攻撃表示で[[召喚]]されている。~
他にも、アニメDMにおいて迷宮兄弟が[[《雷魔神−サンガ》]]と[[《水魔神−スーガ》]]を[[召喚]]する際、この[[表示形式]]で[[モンスターカードゾーン]]に[[セット]]している。~
また、アニメ5D'sの「アキvsミスティ」(2戦目)においてアキが使用した[[通常罠]]《幻影破壊》は「[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[カード]]1枚を[[裏側表示]]にする」という[[効果]]であり、裏側攻撃表示にすることが出来る模様。~
アニメARC-Vでは、[[手札]]の[[カード]]を裏側攻撃表示で[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ[[通常罠]]《ミラクルシルクハット》が登場している。~
アニメ[[オリジナルカード]]であるが、これが「裏側攻撃表示」という単語が登場した初の[[カード]]である。~

-コナミのゲーム作品において―~
ゲームボーイ時代の作品を筆頭とする非[[OCG]]ルールのゲームでは、[[モンスター]]を[[通常召喚]]しようとするとかならずこの[[表示形式]]になる。~
この後に[[表示形式]]の変更を行うことが可能で、変更を行うと[[裏側守備表示]]となる。~
[[通常召喚]]の際に[[召喚]]と[[セット]]を選択させるコマンドを使わずに両者を実現させている。~
その後[[攻撃]]か[[効果]][[発動]]を行う、もしくは[[エンドフェイズ]]を迎えれば[[表側攻撃表示]]となる。~
[[起動効果]]の[[発動]]は[[裏側表示]]でしか行えなくなっており、[[起動効果]]を一度きりしか使えない。~
また、[[攻撃]]していない[[モンスター]]の[[攻撃力]]は相手には分からないはずなのだが、ゲームボーイシリーズにおけるCPUにはなぜか[[攻撃力]]が分かっており、裏側攻撃表示の自分より[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]に[[攻撃]]して自爆する事は無い(真DMシリーズを除く)。~
また、同じ[[裏側表示]]モンスターでも[[守備力]]は分からないらしく、[[裏側守備表示]]のモンスターを出すと[[ステータス]]が低い[[モンスター]]で律義に[[攻撃]]してきて[[反射ダメージ]]を受ける。~


**関連カード [#i32a1f88]
―裏側攻撃表示にする[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《闇の訪れ》]]

**関連リンク [#y5d67d4b]
-[[表示形式]]
--[[表側表示]]
--[[裏側表示]]

--[[攻撃表示]]
---[[表側攻撃表示]]
//---[[裏側攻撃表示]]
--[[守備表示]]
---[[表側守備表示]]
---[[裏側守備表示]]

-[[公式用語集]]