裏側守備表示/Face-down Defense Position †
モンスターをセットする場合はこの形式になります。
この状態では基本的にモンスターの効果は使用できません。
(公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)
- 原作・アニメにおいて―
OCGのこの表示形式は、「守備表示のモンスターはプリズム加工によってステータスが見えなくなる」という原作初期の設定を反映したものと思われる。
もっとも、この設定は「DEATH-T編」の「遊戯vs海馬」でしか活かされず、作中では基本的に守備表示であっても召喚直後から姿が確認できる。
「バトルシティ編」序盤のルール過渡期にはわずかに裏側守備表示が用いられたが、カード名を宣言しながらセットしている上ソリッドビジョンは通常通り出現するため、リバース効果の判定くらいにしか役立たないと思われる。
そのリバース効果モンスターも、《暗黒の眠りを誘うルシファー》1枚しか登場しなかった。
遊戯王Rの4巻に載っているルール説明によると、裏側守備表示にする事も可能だが行わないだけであるとの事。
- アニメ5D'sで裏側守備表示が使用されたのは、「龍亞vsディマク」戦でディマクが「デッキの上から2枚のカードを裏側守備表示でセットする」効果を持つ罠カード《ダーク・マター》を使用した時のみである。
- ZEXALシリーズでは、OCGに準じて表側守備表示での通常召喚ができなくなり、裏側守備表示の出番は大幅に増えた。
漫画版の特別編では遊馬がセットする際にそのモンスターの名前を言ってしまい、カイトに呆れられている。
- アニメARC-Vでは、前作同様、裏側守備表示での通常召喚が(ルール上)設定されている。
一方で前作とは異なり、それが描写されたのは「遊矢vsミエル」戦でミエル、「柚子vs真澄」(2戦目)で柚子、「デニスvsセレナ」戦でデニス、「遊矢vs徳松」戦で遊矢が使用した4回程度となっている。
また裏側守備表示で出したモンスターの上に共通したオブジェクトが現れる演出が登場した。
視聴者に対し視覚的にわかりやすくするための措置だろう。
関連カード †
裏側守備表示に変更する効果を持つカード †
裏側守備表示モンスターを除去する効果を持つカード †
その他裏側守備表示に関する効果を持つカード †
関連リンク †
FAQ †
Q:裏側守備表示の特殊召喚に対し、《王虎ワンフー》・《奈落の落とし穴》等を発動できますか?
A:いいえ、裏側表示のため数値不明とみなされ発動できません。
Q:《ゴーストリック・マリー》の効果でデッキから裏側守備表示で特殊召喚する場合、そのカードが何であるか相手に確認させる必要がありますか?
A:はい、相手にゴーストリックであることを証明する必要があり、相手に見せなければいけません。(13/11/19)