遊戯王カードWiki - 裏側表示のバックアップ(No.30)

裏側表示/Face-down †

　カード表示形式の一つ。
　カードをフィールド上に裏側表示で置くことを「セットする」、裏側表示で置かれていることを「セットされている」、と表現されることがある。

モンスターの場合は裏側攻撃表示と裏側守備表示に分けられる。

裏側表示のモンスターをコストにする効果について。
その発動条件、召喚条件にモンスターの属性・種族・名前?について条件が付いているものがあるが、裏側表示のモンスターをコスト・リリースに使えるかどうかはカードによって異なる。
剣闘獣の融合モンスターは、「裏側表示モンスターは融合時のコストにできない→できる」と裁定変更された。
このように、この件に関する裁定は揺れており、個別のカードについて事務局に問い合わせる必要があるだろう。
- 裏側表示のモンスターをコストに使うことが出来るカード
  - 《ゴッドバードアタック》(09/03/20)
  - 《バーストブレス》 (09/03/20)
  - 《フィッシャーチャージ》(09/03/20)
  - 《戦線復活の代償》(09/03/20)
  - ウイルス(09/03/20)
  - 剣闘獣融合モンスターの特殊召喚(09/03/20)
  - 《ボンディング－Ｈ２Ｏ》 (09/10/09)
  - 《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》（09/08/22）
- 裏側表示のモンスターをコストに出来ないカード
  - 《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》(09/03/20)
    （現在はエラッタ済み）
  - 《アテナ》(09/04/06)
    （現在はエラッタ済み）
  - 《虹の古代都市－レインボー・ルイン》（３番目の効果）(09/03/20)
- コスト以外で裏側表示のモンスターを発動条件に使えないカード
  - 《毒蛇の供物》(09/03/20)
    （現在はエラッタ済み）
  - 《玉砕指令》(09/03/20)
  - 《突撃指令》(09/03/20)

モンスタートークンには裏側表示がない。
そのため、《月の書》や《月読命》といった｢裏側表示にする効果｣の対象にならず影響を受けない。

例外もあるが、装備魔法等の「対象を取る」カードは裏側表示になった時点で、その関係性が断ち切られる場合が多い。
たとえば、《リビングデッドの呼び声》で蘇生したモンスターを《月の書》などで裏側守備表示にすれば、関係性が断ち切られ完全蘇生となり、《リビングデッドの呼び声》が破壊されてもモンスターが破壊されることは無くなる。

《月の書》などの効果により裏側表示にすると、基本的にモンスター効果などはリセットされる。
「１ターンに１度だけ」などの制限もリセットされるほか、妥協召喚したモンスターの攻撃力なども元に戻る。
置かれていたカウンターなども全て無くなる。

攻撃宣言を行ったモンスターがメインフェイズ２でこの状態にされた場合について。
メインフェイズ２で反転召喚を行うことはできない。
｢攻撃宣言を行った｣という情報はリセットされず、｢表示形式を変更できなくなる｣という制約が成立するためである。
同様の理屈で、バトルフェイズ中に攻撃を行ったモンスターを裏側表示に変更し、そのバトルフェイズ中に何らかの効果で表側攻撃表示にしたとしても、そのモンスターはもう攻撃を行えない。
｢攻撃した｣という情報はリセットされないからである。

また、「サイクル・リバースモンスター」の効果も「リセットされない例外」のひとつである。
エクシーズモンスターのエクシーズ素材も例外と言えるだろう。

裏側表示では、基本的にモンスター効果は発揮されない。
例外は、テキストに明記されている《ビッグ・シールド・ガードナー》と《ミドル・シールド・ガードナー》ぐらいのものである。

カードを置くことができる場所はフィールドしかないので、表示形式は基本的にフィールド上のカードにのみ存在する概念である。
しかし、特定のカードによってこの表示形式のままカードをゲームから除外することがある。
相手またはお互いに対し、非公開情報でカードを処理する場合、テキストでこの呼称によって指定されている。
- 裏側表示でゲームから除外する（取り除く）効果を持つカード
   《タイムカプセル》（デッキから１枚除外、相手に対し非公開情報）
  《サイ・ガール》（デッキの一番上から１枚、お互いに対し非公開情報）

関連リンク †

表示形式
- 表側表示

公式用語集