*&ruby(エスプリット){霊魂};/Shinob [#top] [[レイジング・テンペスト]]で登場した「霊魂」と名のついた[[カード]]群。~ 属する[[モンスター]]は[[風属性]]・[[鳥獣族]]の[[スピリットモンスター>スピリット]]で統一されている。~ また、[[儀式召喚]]と[[バウンス]]を戦術の核としており、「[[儀式モンスター]]に属する[[スピリットモンスター>スピリット]]」を擁するのも特徴。~ -なお、YU-GI-OH.JPでは「&ruby(エスプリット){霊魂鳥};」と紹介されている。 **属する[[モンスター]]について [#monster] このテーマに属する[[モンスター]]は、[[霊魂鳥>#monster1]]、[[霊魂鳥影>#monster2]]、[[霊魂鳥神>#monster3]]の3種類で構成されている。~ ***&ruby(エスプリット・バード){霊魂鳥}; [#monster1] いずれも[[レベル]]4の[[通常召喚モンスター]]であり、[[スピリットモンスター>スピリット]]共通の[[召喚条件]]とセルフ[[バウンス]][[効果]]を持つ。~ いずれも、テーマに属する[[モンスター]]と[[シナジー]]自体は形成できるものの、''戦術の核となる[[儀式モンスター]]及び[[儀式召喚]]のサポートをしていない。''~ これにより、[[テーマデッキ]]を作成する際に特段「霊魂鳥」を採用する必要がない、という事態になっている。~ |CENTER:|CENTER:|c |[[カード名]]|[[攻>攻撃力]]/[[守>守備力]]| |[[《霊魂鳥−巫鶴》]]|1500/1500| |[[《霊魂鳥−忍鴉》]]|0/0| |[[《霊魂鳥−伝鳩》]]|1000/1800| -[[《霊魂鳥−伝鳩》]]以外の[[モンスター]]は[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]が同値で、一部の[[機巧]]のサポートを受けられる。~ ***&ruby(エスプリット・シェード){霊魂鳥影}; [#monster2] いずれも[[レベル]]4の[[儀式モンスター]]であり、以下の共通[[テキスト]]を持つ。~ 「霊魂の降神」により降臨。 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードのカード名は、手札・フィールドに存在する限り「霊魂鳥神−◯◯◯」として扱う。 (2):(固有効果) (3):このカードが除外された次のターンのスタンバイフェイズに発動する。 除外状態のこのカードを特殊召喚する。 (4):このカードが特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。 このカードを手札に戻す。 |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |[[カード名]]|[[攻>攻撃力]]/[[守>守備力]]|(1)の[[効果]]で指定されている[[モンスター]]|(2)の固有[[効果]]| |[[《霊魂鳥影−彦孔雀》]]|2000/1500|[[《霊魂鳥神−彦孔雀》]]|[[儀式召喚に成功した]]自身を[[リリース]]し[[スピリットモンスター>スピリット]]と[[儀式魔法]]を[[サーチ]]| |[[《霊魂鳥影−姫孔雀》]]|1500/2000|[[《霊魂鳥影−姫孔雀》]]|[[儀式召喚に成功した]]場合、[[スピリットモンスター>スピリット]]の[[サポート>サポートカード]][[魔法・罠カード]]を[[サーチ]]| -[[イラスト]]は、いずれも下記の[[&ruby(エスプリット・ロード){霊魂鳥神};>#monster3]]とよく似た子どもであり、(1)の[[効果]]も踏まえるとあちらの子ども時代であると思われる。~ また、あちらの(1)で[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]できる。~ ***&ruby(エスプリット・ロード){霊魂鳥神}; [#monster3] いずれも[[レベル]]8の[[儀式モンスター]]であり、以下の共通[[テキスト]]を持つ。~ 「霊魂の降神」により降臨。 このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。 (1):このカードが儀式召喚に成功した場合に発動できる。 相手フィールドの(モンスター/魔法・罠カード)を3枚まで選んで持ち主の(特定の場所)に戻す。 その後、(特定の場所)からレベル4以下のスピリットモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚できる。 (2):このカードが特殊召喚したターンのエンドフェイズに発動する。 このカードを持ち主の手札に戻し、 自分フィールドに「霊魂鳥トークン」(鳥獣族・風・星4・攻/守1500)2体を特殊召喚する。 |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |[[カード名]]|[[攻>攻撃力]]/[[守>守備力]]|戻す[[カード]]|戻す場所/[[特殊召喚]]元| |[[《霊魂鳥神−彦孔雀》]]|3000/2500|[[モンスター]]|[[手札]]| |[[《霊魂鳥神−姫孔雀》]]|2500/3000|[[魔法・罠カード]]|[[デッキ]]| -[[スピリットモンスター>スピリット]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]は、いずれも[[バウンス]][[効果]]に伴う[[一連の効果]]であるため、''[[バウンス]][[効果]]が正式に処理されなければ[[発動]]しない。'' **その他 [#pb863564] -テーマに属する[[魔法・罠カード]]はいずれも[[スピリットモンスター>スピリット]]に関する[[効果]]を持つ。~ また、[[儀式魔法]]を除いて「[[風属性]]or[[スピリットモンスター>スピリット]]が[[自分]]の[[手札]]に戻った場合」(俗に言うセルフ[[バウンス]])に[[発動]]する[[効果]]を有しているのも特徴。~ --[[風属性]]のセルフ[[バウンス]]を[[トリガー]]とする[[カード]]には[[《霞の谷の神風》]]が存在しており、あちらとの[[シナジー]]を意識した[[風属性]][[モンスター]]も多数存在する。~ このテーマが登場するまで[[風属性]]の[[スピリットモンスター>スピリット]]はほとんど存在しておらず、あちらの存在を前提としてデザインされたテーマであると思われる。 -[[イラスト]]には共通する丸いシンボルの装飾があり、また孔雀をモチーフとしていない[[モンスター]]にも必ずどこかに孔雀の羽を模した装飾がある。~ -[[儀式モンスター]]は「織姫と彦星」をモチーフにしており、[[サポートカード]]や世界観を共有する[[カード]]を含め「七夕」を強く意識したテーマである。~ [[AGE OF OVERLORD]]で登場した[[《霊魂鳥影−彦孔雀》]]・[[《霊魂鳥影−姫孔雀》]]・[[《星逢の神籬》]]は、2023年7月7日にYU-GI-OH.JPで情報が公開された。 --「織姫と彦星」の伝説では両者は1年に1度しか逢うことができない。~ おそらくは[[スピリット]]の共通[[効果]]である[[エンドフェイズ]]の[[バウンス]]を、この伝説になぞらえているのだろう。~ -「エスプリット(esprit)」とはフランス語で「精神」や「魂」等を表す言葉であり、英語の「[[スピリット]](spirit)」に相当する。~ --[[英語名]]は&ruby(エスプリット・バード){霊魂鳥};が「Shinobird」、&ruby(エスプリット・ロード){霊魂鳥神};は[[モンスター]]の性別に合わせ「Shinobaron」または「Shinobaroness」となっている。~ 織姫や彦星がモチーフと思われるのを顧みると、「偲ぶ」という単語を由来にしているのだろうか。~ 他には、[[忍者]]を意味する「忍び(Shinobi)」の可能性もあるが、[[忍者]]要素のある[[カード]]は[[《霊魂鳥−忍鴉》]]程度である。~ ---[[カテゴリ]]化していないので影響はないが[[英語名]]の「Shinob」には[[《悪シノビ/Vengeful Shinobi》>《悪シノビ》]]・[[《忍の六武/The Six Shinobi》>《忍の六武》]]・[[《シノビネクロ/Shinobi Necro》>《シノビネクロ》]]も含まれる。~ これらは[[風属性]]でも[[鳥獣族]]でもないため、[[カテゴリ]]化の妨げになることはない。~ -「ザ・ヴァリュアブル・ブック19」の[[レイジング・テンペスト]]のページでは、「&ruby(エスプリット){霊魂};」を[[スピリット]]+[[儀式>儀式モンスター]]の一風変わったテーマと紹介している。~ **関連リンク [#link] ―「霊魂」と名のついた[[モンスター]]~ -[[効果モンスター]] --[[レベル]]4 ---[[《霊魂鳥−巫鶴》]] ---[[《霊魂鳥−忍鴉》]] ---[[《霊魂鳥−伝鳩》]] -[[儀式モンスター]] --[[レベル]]4 ---[[《霊魂鳥影−彦孔雀》]] ---[[《霊魂鳥影−姫孔雀》]] --[[レベル]]8 ---[[《霊魂鳥神−彦孔雀》]] ---[[《霊魂鳥神−姫孔雀》]] -[[モンスタートークン]] --[[レベル]]4 ---[[霊魂鳥トークン]] ―「霊魂」と名のついた[[魔法・罠カード]]~ -[[儀式魔法]] --[[《霊魂の降神》]] -[[永続魔法]] --[[《霊魂の拠所》]] //-[[通常罠]] -[[永続罠]] --[[《霊魂の円環》]] ―その他のリンク -[[《星逢の神籬》]] -[[《星逢の天河》]] -[[《霊魂の護送船》]] -[[《霊魂消滅》]] -[[【霊魂】]] -[[スピリット]] -[[シリーズカード]]