*&ruby(トラップ){罠};カード/Trap Cards [#c2e3d7e0]
　罠カードは[[魔法カード]]と同じくさまざまな[[効果]]で戦いをサポートします。~
　しかし、魔法との大きな違いは、[[相手]][[ターン]]に[[効果]]を[[発動]]できる点です。~
　[[魔法カード]]が攻撃的な[[効果]]が多いのに対し、罠カードは妨害・不意打ちといった[[効果]]が多いのも特徴です。~
　ただし、[[相手]]の出方にあわせて[[発動]]するため、使いどころが難しいカードです。~

　（公式ルールブック Version 2.1 より引用）

　基本的には、一度[[フィールド]]上に[[セット]]し、次の[[相手]][[ターン]]から使用できるようになる。~
　ただし、[[《バブルイリュージョン》]]や[[禁止カード]]である[[《王家の神殿》]]・[[《処刑人−マキュラ》]]等、このルールを無視できるカードも存在する。

-基本的に[[バトルフェイズ]]前に[[セット]]するのは避けたいところである。~
余り見ないカードではあるが、[[《邪神の大災害》]]や[[《トラップ・マスター》]]等が[[セット]]されてある可能性がある為だ。~
一方で、２[[ターン]]目に[[相手]]の[[裏側守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃]]する場合は、カードを伏せた方が良い場合がある。~
[[《デス・コアラ》]]や[[《メタモルポット》]]の[[リバース効果]]を警戒するためである。

-「罠四天王」という言葉がある。~
環境によって変わるが、[[《王宮の勅命》]][[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]][[《破壊輪》]][[《リビングデッドの呼び声》]]の４枚を指すことが多い。~
逆に言うと、罠カードの枚数は極力抑えろという意味でもある。~
[[《王宮のお触れ》]]や[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]の存在から、[[腐りやすい>腐る]]罠カードはなるべく控えるべきなのである。~
そこまで考慮した上で投入する価値のある「本当に優れた罠カード」を「罠四天王」と言う。~
とはいえそれらのカードの人気が減ってきた現在、[[《炸裂装甲》]]や[[《奈落の落とし穴》]]を多用するデュエリストも多い。~
-原作・アニメにおいて−~
OCGでは[[相手]][[ターン]]に使用が可能という点で[[魔法カード]]と差別化が図られているが、原作では全ての[[魔法カード]]が[[速攻魔法]]であり、相手のターンで使用が可能。~
ではどのように[[魔法カード]]と区別さているのかというと、''トリガー''の有無である。~
[[《破壊輪》]]のように、[[発動条件]]が定められているカードはみな罠カードに分類される。~
たとえば、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]はOCGでは発動条件が無い[[フリーチェーン]]カードだが、~
原作ではしっかりと「闇属性・攻撃力1000以下のモンスターが[[戦闘破壊]]されたときに発動可能。」と条件がついている。~


**関連リンク [#y3517735]
-[[通常罠]]
-[[永続罠]]
-[[カウンター罠]]

-[[公式用語集]]
-[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/play/play01.html]]