発動後、モンスターカード扱いとなりモンスターゾーンに特殊召喚される罠カードの通称。
第2期の《アポピスの化神》が初出であり、以降着々と数を増やし続けて様々な種類が登場している。
因みに、「罠モンスター」という言葉は正式な公式用語ではないが、公式サイトやゲーム内で使用されるなど、半公式用語ではある。
罠モンスターを使用する際には幾つか注意点がある。
特に、「罠カードの種類」・「発動する場所」・「モンスターの時に罠カードとしても扱われるか否か」・「モンスターの時の種類」といった点はカードによって異なる。
かつては殆どの罠モンスターが同じ種類・裁定であったため一律で覚えておけばよかったのだが、種類が増えた現在ではカードによって異なるのでしっかりと認識しておきたい。
以下に述べることは罠モンスター全体に言える基本事項である。
モンスターの時には罠カードとしても扱うため、特殊な処理が多いのが特徴。
罠モンスターの中でも最も歴史が古く、一般的な罠モンスターはこれに分類されることが多い。
現在のところ、全てのカードが永続罠であり、「魔法&罠ゾーンにセットされた状態から、カードの発動によりモンスターゾーンにモンスターが特殊召喚される」という処理で統一されている。
モンスターの時に罠カードの要素も持ち合わせる上記とは違い、こちらはモンスターの時には罠カードとして扱われないのが特徴。
初出は第9期の《幻影騎士団シャドーベイル》と比較的新しく、これまでの罠モンスターとは処理が異なる点が多い。
今のところ永続罠の《真源の帝王》以外は全て通常罠であり、「フィールドで発動する」ものと「墓地で発動する」ものの両方が存在している。
上記との主な違いは以下の通り。
罠モンスターになる効果を発動する場所は、「フィールドで発動する」ものと「墓地で発動する」ものとに分けられる。
前者が「カードの発動による特殊召喚」なのに対し、後者は「効果の発動による特殊召喚」である。
基本的な違いは「カードの発動」と「効果の発動」に準ずる。
以下では、フィールドで発動するカードを『前者』、墓地で発動するカードを『後者』と称する。
以下は後者にのみ関わる裁定である。
同じフィールドで発動される罠モンスターでも、永続罠と通常罠では発動時に何らかの動きがあった場合に処理が異なる。
基本的には通常の罠カードと同様に考えれば良い。
罠モンスターには、効果モンスターとなるカードと通常モンスターになるカードの両方が存在する。
こちらも基本的な違いは一般的なモンスターの違いと同様の扱いである。
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