遊戯王カードWiki - 蟲惑魔のバックアップ(No.3)

蟲惑魔(こわくま) †

　JUDGMENT OF THE LIGHTで登場する「蟲惑魔」と名のついたモンスター群。
　属するモンスターは地属性・レベル４で統一され、以下の共通する効果を持つ。

このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。

　ホールまたは落とし穴に対する耐性効果だが、カウンター罠である《セイバー・ホール》の効果は受ける。
　さらに、本来自分のモンスターに耐性を持たせるカードである《ホワイト・ホール》の効果も受けなくなり、《ブラック・ホール》で破壊されてしまう。

　なお全ての蟲惑魔が、上記の共通効果とは別に、ホールまたは落とし穴に関する固有のモンスター効果を持っている。
　また、それらの効果も全て共通効果と同様に通常罠のみを指定しており、永続罠とカウンター罠には対応していない。

現時点では同名カード以外を指定する《カズーラの蟲惑魔》の効果に対応する点でのみ共通するカテゴリである。
そのため、《カズーラの蟲惑魔》自身は事実上、このカテゴリに含まれない事になる。

属するモンスターは、いずれも何らかの罠を用いて昆虫などを捕食する実在の動植物がモチーフになっている。
そのため種族も昆虫族か植物族になっており、カード名にはモデルとなった動植物に関連する名前が使用されている。
昆虫族と植物族には《ギガプラント》等共通のサポートカードが存在するので、比較的自然に種族サポートを組み込めるだろう。

だが、イラストにはいずれも昆虫族や植物族に似つかわしくない少女が描かれている。
《蟲惑の落とし穴》では少女を乗せた巨大な虫や食虫植物がモンスターを捕食する様子が描かれており、少女たちはおそらく落とし穴に誘導するための『疑似餌』としての姿であると思われるが、詳細は不明である。

ネーミングの由来は、「蠱惑」と「小悪魔」に「蟲（むし）」を掛けたものだろう。
「蠱惑」とは「人の心をひきつけ惑わせる」という意味であり、妖艶な女性を表現する際に「蠱惑的」の形でよく用いられる。
「小悪魔」も同様に「色気や態度で男をひきつけて翻弄する娘」の比喩であり、たいへん凝った秀逸なネーミングといえる。
- ちなみに、「蠱惑」の「蠱」は「蟲」とは違う文字であり、そもそも「蟲」は通常「こ」と読むことはない。
  宣言の際は問題ないが、検索等をする場合は注意が必要である。

関連リンク †

―「蟲惑魔」と名のついたモンスター

―「蟲惑魔」に関する効果を持つカード

《カズーラの蟲惑魔》

―その他のリンク

《蟲惑の落とし穴》

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