*Parallel [#b59c55b7]
 カードの[[レアリティ]]において「パラレルレアカード」を指す。~
 カード全体が網目を帯びて輝いているのが特徴。~
 また、表面の材質自体が非常に特異なものとなっている。~
 これは表面に特殊なシート(通称「パラレルシート」)を貼って作られている為である。
//反りやすいイメージがあるのは同時に絵がホイル加工されていることが多いからであって、パラレルシート自体はそんなに反る加工ではないのでは。ホイル加工されていないパラレルは反りませんし。

 [[ノーマル>Normal]]、[[レア>Rare]]、[[スーパーレア>Super]]、[[ウルトラレア>Ultra]]、[[シークレットレア>Secret]]にパラレル仕様が存在し、[[DUEL TERMINAL]]などで目にすることができる。~

 単に「Parallel」とだけ書かれている場合、カード名が金箔でイラストがホイル仕様の物を指すことが多い。~
 (要するに[[ウルトラレア>Ultra]]の表面にパラレルシートを貼り付けたもの)~
 また、[[ノーマル>Normal]]にパラレルシートを貼り付けたものを、特に「[[ノーマルパラレルレア>N-Parallel]]」と呼ぶ。


-第5期の[[STARTER DECK(2007)]]に収録された[[《E・HERO ネオス》]]は一般的なパラレルレアである。~
[[PREMIUM PACK 3>PREMIUM PACK#z096a637]]のパラレル仕様は[[スーパーレア>Super]]にパラレル加工を施したものである。~
Vジャンプ付録の[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]は[[レア>Rare]]にパラレル加工を施したものである。

-[[DUEL TERMINAL]]のパラレルシートは、縦横平行ではなく斑点状に光っている。~
[[DUEL TERMINAL −ヴァイロン降臨!!−]]からは、四角い図形の様に光るパラレルシートへと新しく変更された。~
--[[カード]]全体が光っている[[カード]]をパラレルレアとしているが、パラレル(縦横平行)という言葉の意味とは大きく異なっている。~

-名前の由来は、光り方が縦横に平行(Parallel)になっているからである。~
一部のTCGでは絵違いのカードをパラレルカードと呼ぶ事がある為、遊戯王OCG以外も収集している[[プレイヤー]]の中には混乱する人もいたようだ。

-登場して長らくこの[[レアリティ]]の名称が公にされていなかったため、「パラレルレア」とは[[プレイヤー]]の間で発生した俗称であった。~
この名称が広く浸透したため、その後正式な[[レアリティ]]の一つとしてアニメやヴァリュアブルブックで用いられるようになった。~

-「レア度は[[シークレットレア>Secret]]並み」とかつてヴァリュアブルブックには書かれていた。~
しかし後のヴァリュアブル・ブック10では''「レア度のランクには入っていない」''と書かれている。~
そのさらに後の[[MASTER GUIDE2>書籍付属カード#u27ba37e]]では「カード全体に網目状に輝く加工が施されたカード」とされている。~
つまり、パラレルシート以外の加工が[[Normal]]/[[Rare]]/[[Super]]/[[Ultra]]/[[Secret]]のいずれであっても、「シートが張られている=パラレルレア」というのが現在の公式スタンスである。~
KONAMIの公式サイト[[遊戯王ゼアル オフィシャルカードゲーム - カードデータベース>http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/]]ではパラレル仕様(P)/パラレル仕様レア(P+R)/パラレル仕様スーパーレア(P+SR)/パラレル仕様ウルトラレア(P+UR)と表示されている。~
//スマートフォンからアクセスし、「カードリスト」からパック名などを選択するとページの下の方にレアリティ一覧が表記されています。たとえばhttp://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/card_search.action?ope=1&sess=1&pid=121206007&rp=10の下部
[[遊戯王ゼアルOCGカードデータベース]]ではパラレル仕様(P)/パラレル仕様レア(P+R)/パラレル仕様スーパーレア(P+SR)/パラレル仕様ウルトラレア(P+UR)と表示されている。~

-余談ではあるが、非公式に「パラレルシート」なる商品が発売されている。~
このシートをカードの大きさにカットして張り付けることで、遊戯王を含む様々なカードをパラレル仕様に出来るのである。~
カード自体に手を加えている為、この処理を施したカードを大会で使用することは出来ない。~
--なお、こうして作ったカードは[[カード名]]と右下の偽造防止用の箔押しがパラレルシートの下にくる事になる。~
公式のカードはパラレルシートの上から[[カード名]]や偽造防止の箔押しが押されているので、よく見れば簡単に区別できる。~

-英語版の[[Hobby League]]プロモがパラレルレアとなっているが、Hobby League 07からパラレルの仕様が変わり、これまでに無い光り方になった。~
-[[TCG]]の[[Hobby League 07>Hobby League#wdbb0379]]・[[Battle Pack:Epic Dawn]]([[Starfoil]])・[[Battle Pack 2:War of the Giants]]([[Mosaic]])のパラレルレアは、[[OCG]]にはない仕様となっている。~

-[[Battle Pack:Epic Dawn]]にて登場した[[スターホイルカード>Starfoil]]、[[Battle Pack 2:War of the Giants]]に登場した[[モザイクレア>Mosaic]]は、パラレルレアの一種である。

-[[カード]]の表面を強くこするとパラレルシートがはがれることがあるため、注意が必要である。~
また、[[DUEL TERMINAL]]のパラレルレアの[[カード]]は、さらに消えやすく簡単に消える仕様になっている。~
これによってパラレル加工を消した[[DUEL TERMINAL]]の[[カード]]を[[エラーカード]]と称して販売する手口にも気をつけたい。

--仮にパラレル加工が消えた場合、「加工したカード」と見なされ公式大会では使用できなくなる点には注意が必要である。~
なお、使い込む過程でパラレル加工が消えた[[カード]]を使用する場合、大会前に自己申告をすることで、使用する承認を得ることができる。(09/11/07)~
ただしその場合にも程度があるため、できるだけスリーブに入れて保管し直接触らないように心がけたい。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて万丈目長作が所有するカードがすべてパラレルレアだった。~
しかも、何故か[[召喚]]された[[モンスター]]もパラレルに輝いていた。~

**関連リンク [#df0999d5]
-[[レアリティ]]
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