*《&ruby(バーニングナックラー){BK}; ベイル/Battlin' Boxer Veil》 [#top]
 効果モンスター
 星4/炎属性/戦士族/攻   0/守1800
 自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚し、
 受けたダメージの数値分だけ自分のライフポイントを回復する。

 [[PRIMAL ORIGIN]]で登場した[[炎属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[戦闘ダメージ]]を受けた時に[[手札]]から[[特殊召喚]]しその分の[[ライフ回復]]を行う[[誘発効果]]を持つ。~

 [[戦闘ダメージ]]を受けても同じ分[[回復]]するため、事実上損失なしで[[特殊召喚]]できる。~
 しかし、一度[[戦闘ダメージ]]を受けるため、[[ダメージ]]を防ぐ[[《クリボー》]]等と異なり、一撃で致死量の[[戦闘ダメージ]]を与えるタイプの[[1ターンキル]]対策には使えず、「[[戦闘ダメージ]]を与えた」場合に[[発動]]する[[効果]]も防げない。~
 一方で、[[《デスカウンター》]]・[[《門前払い》]]・[[《補充部隊》]]等との[[コンボ]]が可能であり、一長一短といえる。~

 [[【BK】]]では、防御だけでなく[[《BK 拘束蛮兵リードブロー》]]や[[《BK ヘッドギア》]]で[[自爆特攻]]して能動的に[[特殊召喚]]する事も可能なので、攻守両面で活躍する。~
 [[【BK】]]では、類似カードに[[《BK チーフセコンド》]]の存在もあり、単純な防御[[カード]]として見た場合にはあちらの優位性が大きい。~
 こちらの利点としては[[自分]][[フィールド]]の状況を問われないため、[[全体除去]]からの[[直接攻撃]]等も防ぐことができる。~
 また[[自爆特攻]]から[[発動]]できるのはこちらならではの利点であり、[[《BK 拘束蛮兵リードブロー》]]や[[《BK ヘッドギア》]]で[[自爆特攻]]して能動的に[[特殊召喚]]する事も可能なので、攻守両面で活躍する。~
 [[《BK グラスジョー》]]のおかげで、[[サルベージ]]による使い回しも容易であり、常に[[手札]]に握っていれば防御面で安心感が増す。~

 [[カテゴリ]]と直接関係ない[[汎用性]]の高い[[効果]]を持っており、[[戦士族]]であるため[[サーチ]]・[[サルベージ]]も行いやすい。~
 そのため[[相手]]の[[ターン]]で出した返しに[[戦士族]][[エクシーズモンスター]]にも繋げやすいので、[[【戦士族】]]系をはじめ他の[[デッキ]]でも採用を検討できる。~

 [[《H・C サウザンド・ブレード》]]とは特に相性が良く、[[ダメージ]]を帳消しにしつつ[[エクシーズ召喚]]へ繋げられる。~
 [[リクルーター]]とも相性が良く、[[自爆特攻]]の[[戦闘ダメージ]]を軽減しつつ、[[リクルート]]した[[モンスター]]と合わせて[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]が狙える。~

 同じ[[種族]]で似たような役割を果たす[[《ガガガガードナー》]]の存在もある。~
 こちらは[[ダメージステップ]]のために[[効果]]を妨害されづらい、[[自分]]の[[ターン]]でも[[特殊召喚]]できる、[[《デブリ・ドラゴン》]]で[[蘇生]]可能といった利点があるが、あちらにも[[カテゴリ]]・[[属性]]の違いや致死量の[[ダメージ]]を防げるなどの利点があるため、よく吟味して使い分けたい。~

 [[効果]]面ではほぼ[[上位互換]]である[[《妖竜マハーマ》]]も存在する。~
 [[BK]]に属する点や[[レベル]]・[[属性]]・[[種族]]の違い、[[自爆特攻]]から[[発動]]可能な点などが差別化点となるだろう。~

-[[カード名]]の由来は、ボクシングにおいてノックダウンされた選手に起き上がる余裕を与えるために秒を数える「ベイルアウト(Bailout)」か。~
[[英語名]]は「覆い隠す」デザインの防具を意識してか「Veil(ヴェール)」となっており、ボクシングとは関係なくなっている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「遊馬vsアリト」(3戦目)でアリトが使用。~
[[《H−C エクスカリバー》]]の[[《CNo.105 BK 彗星のカエストス》]]への[[攻撃]]で発生した[[戦闘ダメージ]]を0にして[[特殊召喚]]された。~
次のアリトの[[ターン]]に、[[通常召喚]]された[[《BK ヘッドギア》]]と共に[[《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~

--アニメでは、受ける[[戦闘ダメージ]]を0にして[[特殊召喚]]する[[効果]]だった。~
前述の通り、[[コンボ]]に使えるようになった一方で、致死量の[[戦闘ダメージ]]を回避できなくなったため、[[OCG]]化にあたりやや[[弱体化]]したと言える。~

--[[イラスト]]では左腕の部品の形状が一部隠れてしまっているが、アニメでは右腕のパーツと左腕のパーツがちょうど噛み合う形となっている。~
両腕の半円形パーツを組み合わせて円状の盾とし、戦闘の爆風の中から現れる演出がなされている。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスでは20/12/10に実装され、高い防御性能は勿論《カイトロイド》等と違い[[ダメージ]]は一度受けるため、[[ダメージ]]を[[トリガー]]とする[[スキル>スピードデュエル]]との相性の良さからすぐさま注目された。~
特に[[【召喚獣】]]では、この[[カード]]と[[スキル>スピードデュエル]]で[[サーチ]]した[[《召喚師アレイスター》]]で[[《恐牙狼 ダイヤウルフ》]]を[[エクシーズ召喚]]して[[相手]]の[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]、その後[[《召喚獣プルガトリオ》]]を[[融合召喚]]してワンショットキルを狙うという動きが強力であった。~
そうした事もあってか、登場から1か月も経たない21/01/05に[[デュエル]]を停滞させるという理由でLIMIT3に指定され、同じくLIMIT3である[[《召喚師アレイスター》]]・[[《召喚魔術》]]との併用が難しくなった。~
同改訂で動きがあるのはこの[[カード]]のみであり、運営側も速やかに規制の必要性があると判断したようだ。~

**関連カード [#card]
-[[BK]]

-[[《フリッグのリンゴ》]]
-[[《ガード・ペンギン》]]
-[[《ダメージ・メイジ》]]

-[[《トラゴエディア》]]

-[[《DDD反骨王レオニダス》]]

//―《BK ベイル》の姿が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【BK】]]
-[[【調理師エクゾ】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PRIMAL ORIGIN]] PRIO-JP009

**FAQ [#faq]
Q:[[特殊召喚]]の処理と[[回復]]の処理は同時に行いますか?それとも[[特殊召喚]]の処理の後に[[回復]]を行いますか?~
A:同時に行います。(14/02/15)~

Q:1度の[[戦闘ダメージ]]で複数の《BK ベイル》の[[効果]]を[[発動]]する事はできますか?~
A:いいえ、できません。(14/02/15)~
//以上DBより

Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[カード]]が存在しない時に[[戦闘ダメージ]]を受けた時に[[手札]]のこの[[カード]]と[[《冥府の使者ゴーズ》]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]する事ができますか?~
A:いいえ、[[特殊召喚]]する[[効果]]を[[発動]]できるのはどちらか1体のみになります。(14/02/20)

Q:1度の[[戦闘ダメージ]]で[[手札]]の《BK ベイル》と[[墓地]]の[[《H・C サウザンド・ブレード》]]を[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:[[チェーン]]1の[[発動]]を[[《H・C サウザンド・ブレード》]]、[[チェーン]]2を《BK ベイル》とする事で、どちらの[[モンスター効果]]も[[発動]]できます。(14/04/27)


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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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