*《&ruby(カオスナンバーズ){CNo.};103 &ruby(しんそうれいじょう){神葬零嬢};ラグナ・インフィニティ/Number C103: Ragnafinity》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク5/水属性/天使族/攻2800/守2400
 レベル5モンスター×3
 (1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
 元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターの攻撃力とその元々の攻撃力の差分のダメージを相手に与え、そのモンスターを除外する。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
 (2):X素材を持っているこのカードが破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
 このカードを特殊召喚する。
 この効果は自分の墓地に「No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ」が存在する場合に発動と処理ができる。

 [[PRIMAL ORIGIN]]で登場した[[水属性]]・[[天使族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[相手]][[モンスター]]の変化している[[攻撃力]]の差分の[[ダメージ]]を与えて[[除外]]する[[誘発即時効果]]、特定条件下で[[自己再生]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 (1)は[[《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]の[[効果]]の[[ドロー]]が[[バーン]]に、[[破壊]]が[[除外]]に変わったもの。~
 また、[[攻撃表示]]限定だったあちらと異なりこちらは[[守備表示]][[モンスター]]も[[対象]]にできる。~
 [[破壊]]から[[除外]]に変わった点は強化されているが、[[カード・アドバンテージ]]が重視されるこのゲームでは[[バーン]]よりも[[ドロー]]の方が一般的に使いやすい。~
 そのため、確実に[[アドバンテージ]]が得られる[[《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]の方が使いやすい場面が多いが、[[破壊]][[耐性]]を持つものも多いので一長一短か。~

 (2)は[[エクシーズ素材]]を持っている自身が[[破壊された]]時に[[自己再生]]できる[[効果]]。~
 [[蘇生]]の条件となる[[《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]は[[墓地]]にあれば良く、直接[[エクシーズ素材]]にする必要はない。~
 [[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]と異なり[[自己再生]]後に追加[[攻撃]]できるが、[[エクシーズ素材]]がなくても使用できる[[効果]]がないため、[[自己再生]]後は[[バニラ]]となってしまう。~

 [[《RUM−七皇の剣》]]にも対応してはいるが、前半の[[効果]]を一度でも[[発動]]すると[[自己再生]]ができなくなるため相性は良くない。~
 そもそも[[《RUM−七皇の剣》]]を使用するのならば、同[[ランク]]・同[[属性]]で同じ[[自己再生]][[効果]]を持ち、こちらよりも[[汎用性]]の高い[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]を使用した方が良い。~
 こちらを優先するのは、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を変動させる[[カード]]や、[[《原始生命態ニビル》]]のような[[攻撃力]]を変動する[[効果]]を持った[[モンスター]]を[[送りつけ]]る[[カード]]と併用するなど、何らかの[[コンボ]]を意識しない限りは難しい。~

 この[[カード]]を中心として構築するよりは、元々[[相手]]の[[攻撃力]]を変動させる[[デッキ]]に、[[《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]を組み込んだ方が力を発揮できる。~
 [[《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]を直接[[エクシーズ素材]]にする必要はないので、[[相手]][[モンスター]][[弱体化]]の[[効果]]を持つ[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]等から[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]するようにしたい。~
 また、[[ランク]]1の[[《ゴーストリック・デュラハン》]]で[[攻撃力]]を半減した後に[[《ゴーストリックの駄天使》]]に繋げ、[[《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]を使用する手もある。~
 [[ランク]]1と[[RUM]]の組み合わせは[[《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》]]の存在から元々相性が良いので[[手札事故]]の心配は低い。~

 [[《N・As・H Knight》]]&[[《CX−N・As・Ch Knight》]]を用いて出す[[No.]]としても相性は良い部類(具体的なルートは[[《CX−N・As・Ch Knight》]]を参照)。~
 [[相手]][[フィールド]]に[[水属性]]がいる状況で[[《アビス・シャーク》]]&[[《クリスタル・シャーク》]]の[[コンボ]]で出せば、後者の[[弱体化]]により[[効果]][[対象]]も同時に用意できる。~
 同じ[[水属性]]なので[[《アビス・シャーク》]]の制約が発生しても問題なく、[[《CX−N・As・Ch Knight》]]の[[自壊]][[デメリット]]も(2)の[[自己再生]]で帳消しにできる点でも噛み合う。~

-(1)の[[バーン]]と[[除外]]はタイミングは同時だが、文章の前に相当する[[バーン]]の処理が行われなければ後の[[除外]]の処理も行われない([[一連の効果]]参照)。~
従って、[[効果処理時]]に[[対象]][[モンスター]]の[[攻撃力]]が[[元々の攻撃力]]と一致している場合、[[裏側表示]]になって[[攻撃力]]が参照できない場合、[[カードの効果]]で[[効果ダメージ]]を受けない状態でいる場合などには[[除外]]もできない。~
逆に、[[効果を受けない]][[モンスター]]を[[対象]]とした場合、[[除外]]はされないが[[バーン]]を行う事は可能である。~

--因みに、進化前の[[《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]は[[効果処理時]]に[[対象]][[モンスター]]の[[攻撃力]]が[[元々の攻撃力]]と一致していても[[除去]]できる。~
これは、あちらは「その[[モンスター]]を[[破壊]]し」と[[破壊]]先が[[対象]][[モンスター]]であるという条件以外が無いのに対し、こちらは上記の通り[[バーン]]を[[適用]]する必要があるからである。~

--旧[[テキスト]]の(1)は下記の通り[[裁定]]が読み取りにくく、[[元々の攻撃力]]と一致する[[モンスター]]も[[対象]]にできるような文体であったりしたため、発売直後は混乱が生じた。~
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
 相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
 選択したモンスターの攻撃力と、
 その元々の攻撃力の差分のダメージを相手ライフに与え、
 そのモンスターをゲームから除外する。

-[[イラスト]]では、腰の右側に自身のナンバーである「103」が描かれている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};に登場するバリアン七皇の1人、メラグが使用する[[オーバーハンドレッド・カオスナンバーズ>オーバーハンドレッドナンバーズ]]。~
初出は「鉄男vsメラグ」戦だが、経過が省略されていたので詳細は不明だった。~
「ドルべvsメラグvsベクター」戦で[[モンスター効果]]などの詳細が判明。~
[[《RUM−七皇の剣》]]によって[[特殊召喚]]され、[[通常魔法]]《&ruby(ディストーション・クリスタル){魔水晶};》と《&ruby(ゼロ・ブレード){氷結の刃};》との[[コンボ]]による二重の策でベクターを追い詰めたが、どちらもかわされる。~
(この際、ドン・サウザンドの入れ知恵が無ければ[[相打ち]]には持ち込めるところまでは追いつめていた。)~
その後も[[戦闘]]による決着を試みるもベクターに防がれ、最終的には[[《CNo.43 魂魄傀儡鬼神カオス・マリオネッター》]]に[[戦闘破壊]]され敗北し、[[デュエル]]後はベクターが吸収した。~
「ナッシュvsベクター」戦では、ベクターの[[通常魔法]]《カオス狂宴》の[[効果]]で[[効果]]が[[無効]]になった状態で[[エクストラデッキ]]から[[特殊召喚]]され、[[直接攻撃]]を決める。~
更に[[通常罠]]《エクシーズ・ディスチャージ》の[[効果]]でナッシュに[[コントロール]]が移った後、[[通常罠]]《トリック・バスター》で[[破壊された]]。~
最終的に[[《RUM−千死蛮巧》]]の[[効果]]によって[[蘇生]]されて[[レベル]]6扱いとなり、[[《CNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴン》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~
その後はドン・サウザンドを介してナッシュの手に渡り、「遊馬vsナッシュ」戦でナッシュが[[通常罠]]《七皇の双璧》で[[特殊召喚]]し、[[《CX 冀望皇バリアン》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~
[[効果]]名は「ガイダンス・トゥ・パーガトリィ」。~

--[[エクシーズ召喚]]時の口上は「現れなさい、CNo.103!時をも凍らす無限の力が今、よみがえる。神葬零嬢ラグナ・インフィニティ!」。~

--アニメでは[[ダメージ]][[効果]]は[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]が変化した時に[[発動]]する[[効果]]であり、[[除外]]する[[効果]]はなかった。~
また、[[特殊召喚]][[効果]]は[[《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]を[[エクシーズ素材]]にする必要があり、この[[カード]]が[[カードの効果]]で[[破壊された]]時に[[《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]を[[蘇生]]する[[効果]]だった。~
また、[[イラスト]]は[[OCG]]に比べ、背景の紫色の渦巻模様の色合いが濃い。~

--[[効果]]名にある「パーガトリィ」は、カトリックにおける「[[煉獄]]」を意味する。~
[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]の[[効果]]名にある「リンボ(辺獄)」と同じように、バリアン世界のことを指していると思われる。~

--メラグが使用する[[デッキ]]は[[水属性]]・[[鳥獣族]]の[[モンスター]]を中心としたものなのだが、この[[カード]]は[[水属性]]・[[天使族]]である。~
--メラグが使用する[[デッキ]]は[[水属性]]・[[鳥獣族]]の[[モンスター]]を中心としたものなのだが、この[[カード]]と[[《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]は[[水属性]]・[[天使族]]である。~
「ドルべvsメラグvsベクター」戦ではこれが幸いし、[[天使族]]の[[攻撃力]]を[[強化]]するドルベの[[カウンター罠]]《&ruby(セイント・シールド){白き盾};》の[[効果]]を受けている。~
ちなみにドルベの[[デッキ]]は[[天使族]]の[[【光天使】]]なので、彼の使用する[[種族]]サポートと偶々合致した結果となる。~

--「遊馬vsナッシュ」戦でナッシュが使用した[[通常罠]]《七皇の双璧》、《オーバーハンドレッド・カオス・ユニバース》の[[イラスト]]に描かれている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[No.]]
-[[CNo.]]

-[[《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》]]

-[[オーバーハンドレッドナンバーズ]]

―類似[[効果]]
-[[《No.33 先史遺産−超兵器マシュ=マック》]]

//-[[《セイクリッド・プレアデス》]]

//―《CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PRIMAL ORIGIN]] PRIO-JP043 &size(10){[[Super]]};
-[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]] NCF1-JP128 &size(10){[[Ultra RED Ver.>Ultra]]};

**FAQ [#faq]
Q:(1)の[[効果]]を[[ダメージステップ]]時に[[発動]]できますか?~
A:いいえ、できません。(14/02/15)

//Q:[[攻撃力]]の変化していない[[モンスター]]を選択できますか?~
//  選択可能な場合、[[相手]]に[[効果ダメージ]]を与えられなくてもその[[モンスター]]を[[除外]]する事はできますか?~
//A:いいえ、選択して[[発動]]することができません。(14/02/17)
//A:はい、できます。この場合[[除外]]のみを行います。(14/02/15)

Q:[[効果の対象]]にした[[モンスター]]の[[攻撃力]]が[[効果処理時]]に[[元々の攻撃力]]に戻っていた場合、その[[モンスター]]を[[除外]]する事はできますか?~
A:[[相手]][[ライフ]]に[[ダメージ]]を与えられなかった場合、その[[モンスター]]は[[除外]]されません。(14/02/17)

Q:[[ダメージ]]と[[除外]]は同時扱いですか?~
A:同時扱いです。(14/02/15)


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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