*《&ruby(カオスナンバーズ){CNo.};105 &ruby(バーニングナックラー){BK}; &ruby(すいせい){彗星};のカエストス/Number C105: Battlin' Boxer Comet Cestus》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク5/炎属性/戦士族/攻2800/守2000
 レベル5モンスター×4
 (1):このカードが戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
 そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
 (2):このカードが「No.105 BK 流星のセスタス」をX素材としている場合、以下の効果を得る。
 ●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを破壊し、表側表示モンスターを破壊した場合、その攻撃力分のダメージを相手に与える。

 [[LORD OF THE TACHYON GALAXY]]で登場した[[炎属性]]・[[戦士族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 自身が[[戦闘破壊]]し[[墓地へ送った]]時にその[[攻撃力]]の半分の[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]、[[《No.105 BK 流星のセスタス》]]を[[エクシーズ素材]]としている場合に「[[相手]][[モンスター]]1体を[[破壊]]し、その[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与える[[起動効果]]」を得る[[効果外テキスト]]を持つ。~

 2800の[[攻撃力]]に加え、2つの[[バーン]][[効果]]を併せ持つ非常に[[火力]]の高い[[モンスター]]。~
 しかし、主力としたい(2)を使うには[[エクシーズ素材]]が[[重い]]上に[[汎用性]]の乏しい[[《No.105 BK 流星のセスタス》]]と[[RUM]]が必要なので消費がきつい。~
 全く同じ[[破壊]]+[[バーン]][[効果]]をより消費の少ない[[《No.39 希望皇ホープ》]]と[[RUM]]から出せる[[《CNo.39 希望皇ホープレイV》]]も持っているため、基本的にはあちらの方が優先されやすい。~

 こちらは[[サポートカード]]が活かせる[[【BK】]]でこそ本領を発揮する[[カード]]と言える。~
 [[《BK スイッチヒッター》]]により[[蘇生]]したり、[[《BK 拘束蛮兵リードブロー》]]と並べれば擬似的な[[耐性]]を付加したりする事も可能。~
 [[《No.105 BK 流星のセスタス》]]を直接[[墓地]]に置ければ、[[《No.79 BK 新星のカイザー》]]で[[エクシーズ素材]]にすることで出しにくさも軽減できる。~
 1[[ターン]]ラグはあるものの、[[ドラグマ]]関連なら[[《No.105 BK 流星のセスタス》]]を[[墓地へ送る]]のは容易。~

 また[[《RUM−七皇の剣》]]から出す場合は[[重さ>重い]]を無視でき、[[バーン]][[効果]]を存分に活かすことも可能。~
 ただし大抵の[[デッキ]]では[[《CNo.101 S・H・Dark Knight》]]でも十分な[[ダメージ]]を狙える。~

 [[《RUM−七皇の剣》]]に対応する唯一の[[戦士族]]なので、[[【不死武士】]]に採用しても良いだろう。~
 [[《ラヴァルバル・イグニス》]]と[[《RUM−アストラル・フォース》]]も採用しておけば、あちらからの[[エクシーズ召喚]]も狙える。~

 [[《N・As・H Knight》]]&[[《CX−N・As・Ch Knight》]]を用いて出す[[No.]]としても相性は良い部類(具体的なルートは[[《CX−N・As・Ch Knight》]]を参照)。~
 この方法の場合、[[レベル]]5を2体揃えるだけで済み、[[《カッター・シャーク》]]を用いれば[[下級モンスター]]1体で済むため必要な[[カード]]消費も少なく済む。~
 [[自壊]][[デメリット]]が回避できないためその[[ターン]]での決着が求められるが、高い[[攻撃力]]と2つの[[バーン]][[効果]]により[[オーバーハンドレッドナンバーズ]]の中でも狙いやすいと言える。~
 ただし肝心の[[【BK】]]では主要[[カード]]に[[BK]]以外を[[特殊召喚]]できない制約があるため[[ランク]]5のギミックを投入するのは難しく、こちらは[[オーバーハンドレッドナンバーズ]]寄りの[[【エクシーズ召喚】]]系列で狙う事になる。~

-[[イラスト]]では、右胸に自身のナンバーである「105」が書かれている。~

-「カエストス(Caestus)」とは「紐・帯」を意味するラテン語。~
[[セスタス>《No.105 BK 流星のセスタス》]]の語源となった言葉である。~
なお、[[英語名]]では「カエストス」ではなく「セスタス」のままである。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};に登場するバリアン七皇の1人、アリトが使用する[[オーバーハンドレッド・カオスナンバーズ>オーバーハンドレッドナンバーズ]]。~
初登場は「遊馬vsアリト」(2戦目)で、[[《RUM−バリアンズ・フォース》]]により[[《No.105 BK 流星のセスタス》]]を[[エクシーズ素材]]として[[カオスエクシーズ・チェンジ>エクシーズ召喚]]される。~
自身の[[効果]]により[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]を[[破壊]]しようとするが、[[通常罠]]《オーバー・トレーニング》によって防がれた。~
次の[[ターン]]、激しい[[カウンター]]の応酬の末、[[《ZW−荒鷲激神爪》]]を装備した[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]に[[戦闘破壊]]された。~
「ゴーシュvsアリト」戦では、[[魔法カード]][[《RUM−七皇の剣》]]で[[カオスエクシーズ・チェンジ>エクシーズ召喚]]され、[[フィニッシャー]]になっている。~
(この対戦は経過が省略されているが、[[攻撃]]シーンで自身の[[カオスオーバーレイ・ユニット>エクシーズ素材]]とゴーシュの[[フィールド]]にいた[[《H−C ガーンデーヴァ》]]がなくなっているため、[[《H−C ガーンデーヴァ》]]を[[効果破壊]]した上で[[直接攻撃]]を決めたと思われる。)~
「遊馬vsアリト」(3戦目)も[[後攻]]1[[ターン]]目から同じ方法で[[カオスエクシーズ・チェンジ>エクシーズ召喚]]され、[[《No.39 希望皇ホープ》]]を[[効果]]で[[破壊]]し、[[直接攻撃]]で[[1ターンキル]]を狙ったが、[[《ガガガガードナー》]]に防がれる。~
その後も[[《No.80 狂装覇王ラプソディ・イン・バーサーク》]]や[[《CNo.80 葬装覇王レクイエム・イン・バーサーク》]]を装備して遊馬に猛攻を加えるが、[[カウンター罠]]《エクシーズ・ピース》や[[《虹クリボー》]]によってことごとく防がれる。~
最終的には[[装備魔法]]《王者の聖外套》によって[[強化]]された[[《No.54 反骨の闘士ライオンハート》]]によって[[戦闘破壊]]され敗北した。~
その後はドン・サウザンドを介してナッシュの手に渡り、「遊馬vsナッシュ」戦でナッシュが[[通常罠]]《オーバーハンドレッド・カオス・ユニバース》で[[特殊召喚]]し、[[《CX 冀望皇バリアン》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~
[[攻撃]]名は「コメット・エクスプロージョン」。~

--所持者のアリトが[[デュエル]]に敗北した後、アストラルはこの[[カード]]を[[ランクアップ前>《No.105 BK 流星のセスタス》]]共々回収することができなかった。~
作中で語られた[[No.96>《No.96 ブラック・ミスト》]]の力を失っていた為と思われる。~
また、[[オーバーハンドレッドナンバーズ]]はイレギュラーな存在の為、元から回収できなかった可能性もある。~

--[[エクシーズ召喚]]時の口上は「遊馬vsアリト」(2戦目)では「闇を飲み込む混沌を!光を以て貫くがよい![[カオスエクシーズ・チェンジ>エクシーズ召喚]]!現れろ、《CNo.105 BK 彗星のカエストス》!」。~
「遊馬vsアリト」(3戦目)では「現れろ、CNo.105!その姿、まさに[[BK]]の絶対王者!BK 彗星のカエストス!」。~
初登場時の提供クレジット横では、「その姿、まさしく[[BK]]の絶対王者!」と紹介されており、これが再登場時における口上の元だと思われる。~

--アニメでは、[[戦闘破壊]]時に与える[[ダメージ]]は[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の[[攻撃力]]分の数値だった。~
また、[[イラスト]]の渦巻模様は薄い赤ではなく濃い赤で描かれている。~

--意外にも作中において[[戦闘破壊]]後に[[バーン]]を与える[[効果]]が発揮されたことは一度も無い。~
遊馬が防御[[カード]]により度々この[[カード]]による[[戦闘破壊]]を防いだことに加え、唯一[[戦闘破壊]]できた[[《虹クリボー》]]は自身の[[効果]]により[[除外]]されたために[[バーン]]が発生しなかった。~

--[[攻撃]]時の演出は拳で直接殴りつける場合と、拳から光線を発射する2通りが存在する。~
一方で[[効果]]で[[破壊]]する場合は背中の突起物から光線を発射する演出となっている。~

--「遊馬vsナッシュ」戦でナッシュが使用した[[通常魔法]]《カオス・クロス・バリア》、《オーバーハンドレッド・カオス・ユニバース》の[[イラスト]]に描かれている。~

--Dチーム・ゼアルの「遊馬vsアリト」戦でもアリトが使用。~
[[《RUM−バリアンズ・フォース》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]されたが、返しの遊馬のターンで《CX ズババ最強ジェネラル》に[[戦闘破壊]]された。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[No.]]
-[[CNo.]]
-[[BK]]

-[[《No.105 BK 流星のセスタス》]]

-[[オーバーハンドレッドナンバーズ]]

―[[モンスター]]を[[破壊]]してその[[攻撃力]]に応じた[[ダメージ]]を与える[[カード]]は[[《破壊輪》]]を参照。~

―[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の[[ステータス]]に依存した[[バーン]][[効果]]は[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]を参照。~

―《CNo.105 BK 彗星のカエストス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《バーニングナックル・クロスカウンター》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【BK】]]
-[[【不死武士】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[LORD OF THE TACHYON GALAXY]] LTGY-JP052 &size(10){[[Ultra]],[[Ultimate]]};
-[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]] NCF1-JP130 &size(10){[[Ultra RED Ver.>Ultra]]};
-[[デュエリストパック−爆炎のデュエリスト編−]] DP28-JP043

**FAQ [#faq]
***(2)の効果について [#faq2]
Q:[[モンスター]]を[[破壊]]し[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[攻撃力]]をどこで参照しますか?~
A:[[フィールド]]になります。(13/02/16)

//Q:[[セット]]された[[モンスター]]を[[破壊]]した場合、[[ダメージ]]はどうなりますか?~
//A:[[破壊]]はできますが、[[ダメージ]]は与えられません。(13/02/16)
//エラッタにより明確になったのでCO

Q:この[[カード]]の[[エクシーズ素材]]が[[《No.105 BK 流星のセスタス》]]のみの場合でも2つ目の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]できます。(13/02/16)

Q:[[《No.105 BK 流星のセスタス》]]を取り除いて[[発動]]した場合も、[[破壊]]して[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:その場合でもこの[[カードの効果]]は[[適用]]されます。(13/02/20)

Q:[[モンスター]]を[[破壊]]する処理と[[ダメージ]]を与える処理は同時に行う扱いですか?~
A:はい、同時に行う扱いになります。(13/03/11)

Q:[[《スキルドレイン》]]が[[適用]]されている状態で、この[[モンスター]]の追加[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[効果]]は[[無効]]になりますが[[発動]]する事はできます。(13/04/06)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《CNo.105 BK 彗星のカエストス》,モンスター,エクシーズモンスター,効果モンスター,ランク5/炎属性/戦士族/攻2800/守2000,CNo.,No.,BK,);