*《&ruby(カオスナンバーズ){CNo.};5 &ruby(もうろうりゅう){亡朧龍}; カオス・キマイラ・ドラゴン/Number C5: Chaos Chimera Dragon》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク6/闇属性/ドラゴン族/攻   0/守   0
 レベル6モンスター×3体以上
 (1):このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×1000アップする。
 (2):このカードが攻撃を行ったダメージステップ終了時に、
 このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 このカードは相手モンスターに続けて攻撃できる。
 (3):バトルフェイズ終了時に、LPを半分払い、
 自分・相手の墓地のカードを合計2枚対象として発動できる。
 その内の1枚を持ち主のデッキの一番上に置き、
 もう1枚をこのカードの下に重ねてX素材とする。

 [[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]]で登場した[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[エクシーズ素材]]×1000の[[攻撃力]]を得る[[永続効果]]、[[エクシーズ素材]]を取り除き[[モンスター]]に[[連続攻撃]]できる[[誘発効果]]、[[バトルフェイズ]]終了時に[[ライフコスト]]を払い[[墓地]]の[[カード]]1枚を[[デッキトップ]]に置き1枚を[[エクシーズ素材]]とする[[誘発効果]]を持つ。~
 [[エクシーズ素材]]×1000の[[攻撃力]]を得る[[永続効果]]、[[エクシーズ素材]]を取り除き[[モンスター]]に[[連続攻撃]]できる[[誘発効果]]、[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に[[ライフコスト]]を払い[[墓地]]の[[カード]]1枚を[[デッキトップ]]に置き1枚を[[エクシーズ素材]]とする[[誘発効果]]を持つ。~

 [[素材>エクシーズ素材]]指定は[[レベル]]6×3体以上であり、最大で6体まで[[エクシーズ素材]]とすることができる。~
 [[【陽炎獣】]]・[[【聖刻】]]ならば比較的[[レベル]]6[[モンスター]]を並べやすく、正規での[[エクシーズ召喚]]が十分に狙える。~
 [[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]にも対応するので、[[ランク]]5中心の[[デッキ]]でも使う余地はある。~

 [[闇属性]]・[[ドラゴン族]]・[[ランク]]4の[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]や[[《竜魔人 クィーンドラグーン》]]に[[《RUM−アストラル・フォース》]]を使用しても出せる。~
 [[【ヴェルズ】]]なら、主力である[[《ヴェルズ・オピオン》]]・[[《ヴェルズ・バハムート》]]に[[《RUM−アストラル・フォース》]]を使用して出すこともできる。~
 [[《ヴェルズ・ウロボロス》]]も[[エクシーズ召喚]]に必要な[[エクシーズ素材]]が3つと多いが、[[攻撃力]]4000からの[[連続攻撃]]を狙える。~

 (1)は[[エクシーズ素材]]の数に応じた[[自己強化]]。~
 3体で[[エクシーズ召喚]]した場合や2体素材の[[エクシーズモンスター]]から[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]した場合でも、[[効果]]を使っていなければ[[攻撃力]]3000を得られる。~
 [[エクシーズ素材]]を増やせばさらに[[攻撃力]]が上昇するが、[[効果]]に対する[[耐性]]は一切ないため、[[無効]]にされれば[[攻撃力]]は0となってしまう。~

 (2)は実質[[攻撃力]]を1000下げての[[連続攻撃]]。~
 [[モンスター]]にしか[[攻撃]]できず、1度目の[[攻撃]]で高[[攻撃力]][[モンスター]]を倒せた場合におまけで低[[攻撃力]][[モンスター]]を倒せる、という認識が良いだろう。~
 [[連続攻撃]]に回数の制限はないため[[リクルーター]]による連続的な[[壁]]の展開の対策にもなるが、[[攻撃力]]は大幅に下がってしまう。~
 無暗な使用は控え、使うのは[[エクシーズ素材]]の数に余裕がある場合のみに限ったほうが良い。~

 (3)の[[効果]]は(1)と併せて更なる[[攻撃力]]アップに繋げられるが、それ以上に[[デッキトップ]]を操作する[[効果]]の利用価値が高い。~
 [[相手]]の[[墓地]]から役割の薄い、もしくは[[腐る]]と思われる[[カード]]を[[デッキトップ]]に戻せば[[ドローロック]]となる。~
 双方の[[墓地]]に[[カード]]がある限り毎[[ターン]][[ドローロック]]をかけ続けられるので、この[[カード]]を突破できない[[カード]]を[[デッキトップ]]に戻し続ければ勝利が確定する。~
 [[相手]]の[[墓地]]に戻せる[[カード]]がなくなればそれまでだが、[[相手]]の[[壁]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]すれば[[墓地]]が減らなくなるため、[[相手]]は不用意に[[モンスター]]を出す事もできなくなる。~
 この[[カード]]の[[攻撃力]]はどんどん上がっていくので、遠からず[[相手]]の[[ライフポイント]]が尽きる事になるだろう。~
 半分という[[ライフコスト]]は決して軽くないものの、[[ライフ]]がどれだけ少なくとも[[ライフコスト]]が払えなくなることはないという長所でもある。~

 総じて、状況さえ整えば[[相手]]を完封できる一方で、[[エクシーズ召喚]]の難しさと[[効果]]や[[除去]]への[[耐性]]がない点が足を引っ張っていると言える。~
 この[[カード]]を使用する場合は[[デッキ]]の主軸に据え、この[[カード]]を守り抜く万全の構えを作る必要がある。~
 [[エクシーズ召喚]]時に[[相手]]が持っているこの[[カード]]への対処手段を全て防ぎきれば、後はほぼ勝利できる。~

-(3)の[[効果]]で[[自分]]の[[カード]]を戻すと、1[[ターン]]の遅れがあるが間接的な[[サルベージ]]となる。~
また、[[エクシーズ素材]]とする[[カード]]に[[相手]]の[[墓地]]の[[カード]]を選択すれば、[[墓地]]利用に対する[[メタ]][[効果]]としても機能する。~
しかし[[ドローロック]]ほどの影響力を与えるのは難しいので、できれば[[ドローロック]]して完封できる状況でのみ出したいところである。~

-(3)の[[発動]]タイミングは「[[バトルフェイズ]]終了時」であり、[[《光の護封剣》]]などで[[攻撃]]ができない場合でも[[バトルフェイズ]]に入りさえすれば[[発動]]できる事は覚えておきたい。~
[[相手]]の[[バトルフェイズ]]終了時にも[[発動]]できるため、[[攻撃]]反応型[[罠>罠カード]]などで[[相手]]の[[攻撃]]をいなせば更なる[[ドローロック]]が掛けられる。~
-(3)の[[発動]]タイミングは「[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]」であり、[[《光の護封剣》]]などで[[攻撃]]ができない場合でも[[バトルフェイズ]]に入りさえすれば[[発動]]できる事は覚えておきたい。~
[[相手]]の[[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]にも[[発動]]できるため、[[攻撃]]反応型[[罠>罠カード]]などで[[相手]]の[[攻撃]]をいなせば更なる[[ドローロック]]が掛けられる。~

-[[《CX 冀望皇バリアン》]]がこの[[カードの効果]]をコピーした場合、自身の[[自己強化]]とコピーした[[自己強化]]双方を受けて[[攻撃力]]は[[エクシーズ素材]]の数×2000となる。~

-登場以来、長らく唯一[[《RUM−クイック・カオス》]]に対応しない[[CNo.]]となっていたが、[[PREMIUM PACK 20>PREMIUM PACK#PP20]]における[[《No.5 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴン》]]の収録により解消されることになった。~
しかし[[効果]]を見比べると、(2)に関しては[[相手]][[モンスター]]が[[戦闘破壊]][[耐性]]を持っていない限り、こちらが[[下位互換]]である。~
(3)に関しては[[効果]]自体は[[強化]]されているが、[[ライフコスト]]が[[重過ぎる>重い]]という欠点も同時に抱えてしまっており、[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]させる[[メリット]]に乏しい。~
一応、[[《No.5 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴン》]]で[[相手]][[モンスター]]を一掃し、[[《RUM−クイック・カオス》]]で[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]する事で[[攻撃力]]が1000アップしたこの[[カード]]で[[直接攻撃]]を狙うといったことはできる。~

-[[イラスト]]では、胴体の中央を覆う鎧の右側に自身のナンバーである「05」が描かれている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「ナッシュvsベクター」戦でベクターが使用。~
[[《RUM−千死蛮巧》]]の[[効果]]で、4体の[[カオスオーバーハンドレッド・ナンバーズ>オーバーハンドレッドナンバーズ]]を[[エクシーズ素材]]として[[ダイレクト・カオスエクシーズ・チェンジ>エクシーズ召喚]]された。~
その[[効果]]により、ナッシュの[[デッキ]]から[[《アクア・ジェット》]]・[[《ビッグ・ジョーズ》]]・[[《ゼウス・ブレス》>《ポセイドン・ウェーブ》]]を[[除外]]し、3回[[攻撃]]を仕掛けた。~
1回目と2回目は[[《ドリーム・シャーク》]]に防がれ、3回目の[[直接攻撃]]時には[[罠カード]]《デプス・ガードナー》により[[ダメージ]]を[[無効]]にされたが、[[効果]]で[[ドローロック]]を仕掛けた。~
次のナッシュの[[ターン]]、ベクターは[[ライフコスト]]を払ってこの[[カード]]の[[エクシーズ素材]]を取り戻す。~
しかし、それが裏目に出て[[通常魔法]]《インフィニティ・トゥース》による[[ドローロック]]の解除と《デプス・バイター》の[[ドロー]]からの[[《No.73 激瀧神アビス・スプラッシュ》]]の[[エクシーズ召喚]]に繋がってしまう。~
最終的にその[[ターン]]の[[バトルフェイズ]]にて[[攻撃]]を受けた際、[[カウンター罠]]《オーバーレイ・バーグラリ》で[[エクシーズ素材]]を奪い[[攻撃力]]5000となったが、直後に[[《RUM−クイック・カオス》]]で[[特殊召喚]]された[[《CNo.73 激瀧瀑神アビス・スープラ》]]に[[戦闘破壊]]され敗北した。~
//クイック・カオスは伏せ状態から発動しているので、前のターンから伏せてあったことになる

--アニメでは[[レアリティ]]が[[ウルトラレア>Ultra]]で、以下の[[テキスト]]だった。
 このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
 このカードの攻撃力はこのカードのエクシーズ素材の数×1000になる。
 このカードはバトルフェイズ中に以下の効果でのみ攻撃する事ができる。
 このカードのエクシーズ素材1つを取り除き、
 相手のデッキからカードを1枚ランダムに選択してゲームから除外する事で、
 このカードは1回攻撃する事ができる。
 またこの時、直接攻撃する場合、このカードの攻撃力は半分になる。
 バトルフェイズ終了時、
 このカードの効果でゲームから除外したカードを相手のデッキの一番上に置く。
 これらのカードはこのデュエル中に使用できない。
 相手のスタンバイフェイズ時に自分のライフポイントを半分払う事で、
 前の自分のターンにこのカードから取り除いたエクシーズ素材全てを
 このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。
 このカードが「No.5 亡朧竜デス・キマイラ・ドラゴン」をランクアップして
 エクシーズ召喚に成功した場合、以下の効果を得る。
 ●1ターンに1度、自分の手札1枚を
 このカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。

--[[エクシーズ召喚]]時の口上は「現れろ、CNo.5!混沌なる世界の亡者ども!今、その魂をひとつに溶かし、混濁とした世界に降臨せよ!亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン!」。~

--劇中でベクターはこの[[モンスター]]を指して「七皇四人のカオスの力で一つにさせた姿」と述べている。~
胸部の鎧の中央部分には四色の宝玉が確認でき、それぞれの色は劇中で確認できるドルベ(白)、アリト(赤)、ギラグ(緑)、メラグ(青)のオーラに対応している。~

--アニメでの[[カード名]]は《CNo.5 亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン》であり、「龍」と「カ」の間にスペースがなかった。

--アニメ[[効果]]の[[テキスト]]では、[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]前の[[No.]]が[[《No.5 亡朧竜デス・キマイラ・ドラゴン》>《No.5 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴン》]]であることが確認できるが、作中には登場せず直接この[[カード]]が[[エクシーズ召喚]]されている。~
そのため、カオス化前の詳細が不明な[[CNo.]]という異例の存在となっていた。~

--[[OCG]]の[[イラスト]]は黒い渦巻模様が目立ちにくくなり、本体の手前に煙が追加されている。


**関連カード [#card]
-[[No.]]
-[[CNo.]]

-[[《No.5 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴン》]]
-[[《CX 冀望皇バリアン》]]
-[[《No.21 氷結のレディ・ジャスティス》]]

//―《CNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]] CPL1-JP042 &size(10){[[Rare]]};
-[[トーナメントパック2018 Vol.1]] 18TP-JP108
-[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]] NCF1-JP109 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
Q:自身の[[効果]]で続けて[[攻撃]]した後の[[ダメージステップ終了時]]でも、再び続けて[[相手]][[モンスター]]に[[攻撃]]できる[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(14/05/17)

Q:(3)の[[効果]]でどちらを[[デッキの一番上]]に置き、どちらを[[エクシーズ素材]]にするかを決めるタイミングはいつになりますか?~
A:[[効果処理時]]に決めます。(14/05/17)

Q:《CNo.5 亡朧龍 カオス・キマイラ・ドラゴン》の(3)の[[効果処理時]]に[[対象]]の片方が[[墓地]]を離れている場合、どのように処理を行ないますか?~
A:ご質問の場合、[[対象]]にして[[墓地]]に残った[[カード]]は[[持ち主]]の[[デッキの一番上]]に置き、処理を終えます。(20/10/23)

Q:この[[カード]]の(3)の[[効果]]で、[[墓地]]の[[《死のメッセージ「A」》]]を[[エクシーズ素材]]にできますか?~
A:はい、[[エクシーズ素材]]にできます。(19/03/31)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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