*《&ruby(ディーディーディーディー){DDDD};&ruby(ちょうじげんとうおう){超次元統皇};ゼロ・パラドックス/D/D/D/D Super-Dimensional Sovereign Emperor Zero Paradox》 [#top]
 特殊召喚・ペンデュラム・効果モンスター
 星12/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000
 【Pスケール:青10/赤10】
 このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):相手のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。
 このカードを特殊召喚し、対象のカードを自分のPゾーンに置く。
 この効果で置いたカードは次のターンのエンドフェイズに破壊される。
 【モンスター効果】
 このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
 (1):自分がモンスターをP召喚した時、
 自分のPゾーンのPスケールの合計がP召喚したモンスターのレベルの合計を超えていれば発動できる。
 このカードを手札から特殊召喚し、フィールドの他のカードを全て破壊する。
 その後、このカードを自分のPゾーンに置く事ができる。
 (2):1ターンに1度、自分フィールドの他の表側表示の「DDD」モンスターが
 魔法カードの効果でフィールドから離れた場合に発動する。
 このカードの攻撃力は6000になる。

 [[PREMIUM PACK 2023>PREMIUM PACK#PP2023]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[特殊召喚>特殊召喚モンスター]]・[[ペンデュラムモンスター]]。~
 [[ペンデュラムゾーン]]から[[特殊召喚]]して[[対象]]の[[相手]]の[[ペンデュラムゾーン]]の[[カード]]を[[自分]]の[[ペンデュラムゾーン]]に移す[[効果]]、[[ペンデュラム召喚]]時に特定条件を満たした場合に自身を[[特殊召喚]]し、自身以外を[[全体除去]]する[[誘発効果]]、他の[[DDD]]が[[魔法カード]]の[[効果]]で[[フィールド]]から[[離れた>離れる]]場合に自身の[[攻撃力]]を6000にする[[誘発効果]]を持つ。~

 [[ペンデュラム効果]]は自身を[[特殊召喚]]と[[相手]]の[[ペンデュラムゾーン]]の[[カード]]を奪うもの。~
 [[相手]]が[[【ペンデュラム召喚】]]であれば間接的に[[相手]]の[[ペンデュラム召喚]]を妨害しつつ展開できるが、[[発動条件]]が完全に[[相手]]依存なのが欠点。~
 また、奪った[[カード]]の[[ペンデュラムスケール]]が噛み合わない場合は[[自分]]の[[ペンデュラム召喚]]を妨害する可能性もある。~
// [[ペンデュラムゾーン]]からの[[特殊召喚]]も[[蘇生制限]]を満たす必要があるため、現状では下記の通りこの[[特殊召喚]]に関しては[[裁定]]待ちである。~
//裁定待ちなら蘇生制限を満たす必要がある云々の文章は避けた方が良い

 (1)の[[モンスター効果]]は自己[[特殊召喚]]と[[全体除去]]。~
 [[発動条件]]は[[ペンデュラムスケール]]の合計値が[[ペンデュラム召喚]]した[[モンスター]]の合計[[レベル]]を超える場合。~
 [[ペンデュラム召喚]]は高い方の[[ペンデュラムスケール]]未満の[[レベル]]しか[[特殊召喚]]できないため、1体ならほぼ確実に満たせる。~
 [[ペンデュラム召喚]]する数が増えれば難しくなるものの、そもそもその後の[[全体除去]]により複数展開する意味は殆どなく、1体[[ペンデュラム召喚]]しこの[[効果]]を誘発することになるだろう。~

 [[特殊召喚]]すると[[全体除去]]が強制的に発生するが、自身以外の[[自分]][[フィールドのカード]]まで[[破壊]]に巻き込んでしてしまうのが欠点。~
 [[発動条件]]となった[[ペンデュラム召喚]]した[[モンスター]]及び[[ペンデュラムゾーン]]の2枚の[[カード]]も巻き込まれるため、最低でも3枚は[[自分]]の[[カード]]を失う。~
 故に、[[相手]][[フィールドのカード]]をそれ以上[[破壊]]できなければ[[ディスアドバンテージ]]は免れない。~
 一応「[[特殊召喚に成功した]]」・「[[破壊された]]」等を[[トリガー]]とする[[カード]]を[[破壊]]すれば多少は消費を取り戻せる。~
 [[相手]][[ライフ]]が3000以下の場合や、劣勢盤面での切り返しとしては有用だが、それ以外では[[特殊召喚]]そのものを控えた方が良い場面もある。~
// (2)共相性が悪く、3000の[[直接攻撃]]で勝利できる場面か、よほど盤面が悪い場合に切り返しとして狙う程度になるか。~
//特殊召喚と破壊は一連の効果だから出して全体除去するか出さないかの2択しか選べない
 [[《ペンデュラム・アンコール》]]の[[効果]]による[[ペンデュラム召喚]]を[[トリガー]]にした場合は、[[相手]][[ターン]]に[[全体除去]]が発生するので[[制圧]]に利用できる。~
 [[耐性]]を付与するのも有効で、[[モンスター]]を残すことで(2)に繋いだり、[[直接攻撃]]に繋がる。~
 [[DDD]]では[[《DDD超死偉王ダークネス・ヘル・アーマゲドン》]]が[[DDD]][[ペンデュラムモンスター]]の[[破壊]]を防げるが、[[ペンデュラム召喚]]を絡めず[[エクシーズ召喚]]する必要があるため非常に難易度が高い。~

 一連の処理後に任意で[[ペンデュラムゾーン]]に[[置ける>置く]]ものの、基本的に[[適用]]せず、そのまま[[アタッカー]]に使用することになるだろう。~
 [[相手]]の[[ペンデュラムゾーン]]の[[カード]]が何らかの理由で[[全体除去]]に耐えた場合にのみ使用する事になるか。~

 (2)は自身の[[攻撃力]]を6000にする[[効果]]。~
 上昇値は非常に大きく、(1)の後に[[発動]]できれば[[直接攻撃]]での大[[ダメージ]]も狙えはする。~
 しかしそのためには、(1)の後に[[DDD]]を展開し、更に何らかの[[魔法カード]]の使用が求められるので非常に[[重い]]。~
 [[ペンデュラム効果]]で展開した場合ならばある程度狙いやすいものの、そもそも[[ペンデュラム効果]]が[[相手]]依存な面で難しい。~
 (1)の[[破壊]]を[[耐性]]で凌いだ後、[[融合召喚]]を狙うのが有用だが、そこまで展開するなら[[攻撃力]]3000の[[モンスター]]が他にいる場合も考えられる。~
 総じて扱いが難しくおまけ程度に考えておくのがよいだろう。~

// [[全体除去]]と併用するなら[[耐性]]を付与するのが有効と言えるか。~
// 上述の通りかなり[[重い]][[コンボ]]ではあるが[[《DDD超死偉王ダークネス・ヘル・アーマゲドン》]]なら[[破壊]]から守れ、そのまま[[直接攻撃]]を狙える。~
//上に書いてあることと同じでは

 全ての[[効果]]を無視して、現状唯一の[[メインデッキ]]に入る[[デメリット]]なしの[[ペンデュラムスケール]]10である点のみに着目するのも良い。~
 [[《地獄門の契約書》]]で[[サーチ]]もでき、運が良ければ[[ペンデュラム効果]]の使用も狙えるだろう。~

-「この[[カード]]の[[効果]]」に該当するのが(1)の[[モンスター効果]]と[[ペンデュラム効果]]で2つ存在するが、どちらも正規の[[召喚]]手段として扱われる。~
類似[[カード]]の[[《ガーディアン・デスサイス》]]は「[[手札]]からの[[特殊召喚]]が正規[[召喚]]であり、[[墓地]]からの[[特殊召喚]]は[[蘇生制限]]を満たす必要がある」という[[特殊裁定]]が下されており、こちらとは[[裁定]]が異なる。~

-[[デュエル開始時にエクストラデッキに入るペンデュラムモンスター>ペンデュラムモンスター#list_extra]]と[[使用不可カード]]以外で初めて[[デメリット]]となる[[ペンデュラム効果]]や[[効果外テキスト]]を持たない[[ペンデュラムスケール]]10である。~

-「パラドックス」については[[《パラドックス・フュージョン》]]を参照。~

-[[英語名]]が[[《Ghost Meets Girl - A Masterful Mayakashi Shiranui Saga》>《逢華妖麗譚−魔妖不知火語》]]の54文字を抜いて、スペース込みで57文字と最長である。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画ARC-Vの零児が使用する[[DDD]]の1体であり、初登場は「vsアイザック」戦。~
[[通常罠]]《ゼロ・ポテンシャル》の[[効果]]で[[ドロー]]された(この時[[ドロー]][[カード]]が[[DDD]][[モンスター]]以外ならば零児は敗北していた)。~
次の零児の[[ターン]]に、[[スケール>ペンデュラムスケール]]4の《DDエクストラ・サーベイヤー》と[[スケール>ペンデュラムスケール]]9の《DDスケール・サーベイヤー》で[[レベル]]7の[[《DDD超視王ゼロ・マクスウェル》]]1体が[[ペンデュラム召喚]]された事で条件を満たし、自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]された。~
[[全体除去]][[効果]]を[[発動]]したが、[[通常罠]]《&ruby(デビルミラージュ){魔鏡の呪い};》により[[破壊]]は通らず、[[直接攻撃]]もアイザックの「リフレクターコンボ」で防がれた。~
(ただし、《魔鏡の呪い》に付随する[[除去]][[効果]]に対しては[[カウンター罠]]《ゼロ・プロテクション》を[[カウンター]]し返したことで[[破壊]]を免れ、維持に成功している)。~
返しの[[ターン]]に[[通常罠]]《ゼロ・グラヴィテーション》で《ミラーイマジン・カタディオプトリッカー7》の[[攻撃対象]]を自身から[[《DDD超視王ゼロ・マクスウェル》]]に変更しようとしたが、あちらが[[永続罠]]《鏡界断絶》によって[[除外]]されたため失敗。~
しかし、自身の[[効果]]で[[相手]]の[[ペンデュラムゾーン]]の《ミラーイマジン・セカンダリー9》を[[自分]]の[[カード]]として扱い、その[[ペンデュラム効果]]を[[発動]]。~
《ゼロ・グラヴィテーション》のもう1つの[[効果]]である「[[お互い]]の[[デッキ]]を1つとして扱う」[[効果]]であちらの[[ペンデュラム効果]]が使用でき、「リフレクターコンボ」で《ミラーイマジン・カタディオプトリッカー7》を[[弱体化]]した。~
更に、[[《DDD超視王ゼロ・マクスウェル》]]が[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]事で自身の最後の[[効果]]が[[発動]]でき、[[攻撃力]]6000となった事で[[戦闘ダメージ]]が4000を超え、零児は勝利した。~
作中のラスト[[デュエル]]である「vs遊矢」(2戦目)でも登場しており、こちらでは[[全体除去]][[効果]]が通っている。~

--漫画版における性能を[[OCG]]風に記すのならば以下の通りとなる。~
 このカードは通常召喚できず、
 自分が「DDD」モンスターをP召喚した時に自分フィールドのPスケールの合計が、
 P召喚した「DDD」モンスターのレベルの合計を超えている場合に特殊召喚できる。
 (1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
 このカード以外のフィールドのカードを全て破壊する。
 (2):1ターンに1度、相手のPゾーンに存在するカードを
 自分のカードとして扱う事ができる。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
 (3):「DDD」モンスターがフィールドを離れたターンに1度発動できる。
 このカードの攻撃力は倍になる。
 この効果は相手ターンでも発動できる。
[[OCG]]では2つ目の[[効果]]が[[ペンデュラム効果]]に変更された上で、そちらでも[[特殊召喚]]できる様に調整されている。~
なお、「[[自分]]の[[カード]]として扱う」を[[OCG]]でそのまま再現するのはルール上難しいため、[[自分]][[フィールド]]に移すという形で再現された。~
ただし[[スペルスピード]]の関係上、漫画の様に[[バトルフェイズ]]に[[発動]]することは不可能となった。~

--[[OCG]]の[[効果]]は全体的に漫画版の[[効果]]と[[デュエル]]の流れを再現できる様になっているのだが、何故か[[自己強化]]の[[トリガー]]は[[魔法カード]]の[[効果]]に限定されている。~
上記の通り、[[《DDD超視王ゼロ・マクスウェル》]]は[[永続罠]]の[[効果]]で[[フィールド]]を[[離れて>離れる]]おり、この点の再現ができていない。~

--零児はこの[[カード]]の[[特殊召喚]]方法を「超越ペンデュラム召喚」と名付けている。~

--上記[[効果]]で本来アイザックしか使えない「リフレクターコンボ」を零児が使用した際に、アイザックは「私の研究を盗むとは!」と憤慨している。~

--この[[カード]]は零児の父である零王が息子の為に作成した[[カード]]と作中で明かされている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[DD]]
-[[DDD]]

//―《DDDD超次元統皇ゼロ・パラドックス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 2023>PREMIUM PACK#PP2023]] 23PP-JP015 &size(10){([[N-Parallel]],[[Super]],[[Secret]],[[Secret RED Ver.>Secret#SESRV]])};
-[[PREMIUM PACK 2023>PREMIUM PACK#PP2023]] 23PP-JP015 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]],[[Super]],[[Secret]],[[Secret RED Ver.>Secret#SESRV]]};

**FAQ [#faq]
***ペンデュラム効果について [#faq1]
Q:[[手札]]から直接[[ペンデュラムゾーン]]に[[発動]]した《DDDD超次元統皇ゼロ・パラドックス》は[[ペンデュラム効果]]で[[特殊召喚]]できますか?~
  それとも、(1)の[[モンスター効果]]で[[特殊召喚]]された後に[[ペンデュラムゾーン]]に移動しなければ、[[ペンデュラム効果]]で[[特殊召喚]]できませんか?~
A:[[手札]]から[[ペンデュラムゾーン]]に[[発動]]した場合でも、[[ペンデュラム効果]]を[[発動]]して[[特殊召喚]]できます。(23/01/14)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《DDDD超次元統皇ゼロ・パラドックス》,モンスター,特殊召喚モンスター,ペンデュラムモンスター,効果モンスター,星12/闇属性/悪魔族/攻3000/守3000,スケール10,DD,DDD,正規の方法以外での特殊召喚不可);