*《&ruby(ディーディー){DD};ケルベロス/D/D Cerberus》 [#top]
 ペンデュラム・効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守 600
 【Pスケール:青6/赤6】
 (1):1ターンに1度、自分フィールドの「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターのレベルを4にし、攻撃力・守備力を400アップする。
 【モンスター効果】
 (1):このカードが手札からP召喚に成功した時、
 「DDケルベロス」以外の「DD」モンスターが自分フィールドに存在する場合に
 自分の墓地の永続魔法カード1枚を対象として発動できる。
 そのカードを手札に加える。

 [[週刊少年ジャンプ(2014年36号) 付属カード>書籍付属カード#WJ]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級>下級モンスター]][[ペンデュラムモンスター]]。~
 [[手札]]から[[ペンデュラム召喚に成功した]]時に[[永続魔法]]を[[サルベージ]]できる[[誘発効果]]と、[[DD]][[モンスター]]1体の[[レベル]]を4にし、[[ステータス]]を[[強化]]する[[ペンデュラム効果]]を持つ。~

 [[ペンデュラムスケール]]は6と、[[下級モンスター]]から[[最上級モンスター]]までを擁する[[DD]]では活用しにくい値である。~
 この[[カード]]を[[ペンデュラムゾーン]]に置くよりは[[モンスター]]として使用し、[[ペンデュラム召喚]]で繰り返し[[特殊召喚]]して、[[アタッカー]]や[[エクシーズ素材]]などに活用した方が良いだろう。~

 [[ペンデュラム効果]]は[[DD]][[モンスター]]の[[レベル]]変更と[[ステータス]]を[[強化]]する[[効果]]。~
 [[強化]]値は微弱だが、状況によっては有効打になる。~
 [[レベル]]変更[[効果]]は、[[《DDナイト・ハウリング》]]と相性が良く、あちらの[[効果]]を[[発動]]した後でこの[[効果]]を使用することで、[[シンクロ召喚]]先のパターンを増やしたり、[[《DDリリス》]]を[[蘇生]]させていた場合は[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]を出したりすることができる。~
 他にも[[《DD魔導賢者ニコラ》]]の[[ペンデュラム効果]]の[[対象]]外な[[モンスター]]を無理やり[[対象]]内にすることもできる。~
 [[レベル]]4の[[DD]]は数が少ないため、[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]の展開を補助する手段としても有用である。~

 [[モンスター効果]]は自身が[[ペンデュラム召喚に成功した]]時に[[永続魔法]]を[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 [[サルベージ]]できる[[永続魔法]]に制限はないが、[[効果]]を[[発動]]するためには他に[[DD]][[モンスター]]を要求する関係上、主に[[【DD】]]で特に重要となる[[契約書]]を[[サルベージ]]することになる。~
 [[エクストラデッキ]]からの[[ペンデュラム召喚]]では[[効果]]は[[発動]]しないため、[[エクストラデッキ]]に行った場合は[[《DDリリス》]]で[[サルベージ]]する必要がある。~

-この[[カード]]が登場した時点では[[レベル]]を持つ[[DD]][[モンスター]]がこの[[カード]]のみだったので、[[ペンデュラム効果]]はほぼ意味がなかった。~
こういった扱いがされるのは[[《マジシャン・オブ・ブラックカオス》]]など初期の頃は多少見られたが、現在では珍しい。~

-封入されていた袋では「次元を超えし地獄の狂犬!!」と評されている。~

-ケルベロスについては[[《フレイム・ケルベロス》]]を参照。~
神話において兄弟関係にあるためか、[[ステータス]]の攻守を入れ替えたものが[[《DDオルトロス》]]の数値となっている。

--「人間の胴体、首(が本来ならある位置)から右腕にかけて複数の犬の首、左腕(に当たる部位)が尻尾」というデザインも[[《DDオルトロス》]]と一致する。~
犬の首が3つであるのは、モチーフ由来である。

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「遊矢vs零児」(1戦目)にて零児が使用。~
[[《地獄門の契約書》]]で[[サーチ]]された後、[[《魔神王の契約書》]]で[[手札]]から[[《DDリリス》]]と共に[[《DDD烈火王テムジン》]]の[[融合素材]]となった。~
その後[[《DDD疾風王アレクサンダー》]]の[[効果]]で[[蘇生]]され、再び[[《DDリリス》]]と共に今度は[[《DDD怒濤王シーザー》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~
「零児vsバレット」戦でも[[《DDリリス》]]と共に[[《DDD烈火王テムジン》]]の[[融合素材]]となっている。~
「遊矢&零児vs零王」戦では[[《DD魔導賢者コペルニクス》]]と共に[[ペンデュラムゾーン]]に置かれ、[[ペンデュラム召喚]]につなげた。~
零児が過去に融合次元へ飛んだ際の回想シーンでも[[召喚]]し、[[《古代の機械兵士》]]を[[攻撃]]している。~

--零児の[[融合召喚]]時の口上では「牙むく地獄の番犬」と称されている。~

--零児が使用した[[DD]]の[[ペンデュラムモンスター]]と[[イラスト]]欄の幅が違っていたことから、初登場時は[[ペンデュラムモンスター]]ではなかったと思われる。~
後の「零児vsバレット」戦では[[ペンデュラムモンスター]]になっていた。~
本編より3年前、[[ペンデュラム召喚]]が生まれる前の零児の回想で、子供時代の零児が[[召喚]]している。~
回想シーンでも[[カード]]は写されず当初の[[効果]]は不明だが、データ放送では[[ペンデュラム効果]]が[[効果]]として書かれていた事、[[OCG]]の[[モンスター効果]]が[[ペンデュラム召喚]]に関わる事から、元の[[モンスター効果]]である可能性がある。~
また、[[レアリティ]]は[[ノーマル>Normal]]であり、[[OCG]]仕様になった後も変わっていない。~
なお、「遊矢&零児vs零王」戦では枠が[[ストラクチャーデッキ−ペンデュラム・ドミネーション−]]と同じ仕様となっており、[[OCG]]仕様に2度変わった珍しい[[カード]]でもある。~

--ARC-V 最強デュエリスト遊矢!!の「遊矢vs零児」戦でも零児が使用。~
[[《DD魔導賢者ガリレイ》]]と[[《DD魔導賢者ケプラー》]]から、[[《DDナイト・ハウリング》]]と[[《DDバフォメット》]]と共に[[ペンデュラム召喚]]される。~
その後[[《DDバフォメット》]]と共に[[《DDD怒濤王シーザー》]]の[[エクシーズ素材]]となった 。~

//-コナミのゲーム作品において―~
-コナミのゲーム作品において―~
クロスデュエルにおいては以下のオリジナルの[[フレイバー・テキスト]]が存在する。~
 異次元の門を守る三つ首の番犬。
 凶暴かつ残忍な姿態で牙を剥き、何人の侵入も許さない。

**関連カード [#card]
-[[DD]]

―《DDケルベロス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《DDDの人事権》]]
-[[《DDリビルド》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【DD】]]

**収録パック等 [#pack] 
-[[週刊少年ジャンプ(2014年36号) 付属カード>書籍付属カード#WJ]] WJMP-JP023 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−ペンデュラム・ドミネーション−]] SD30-JP007

**FAQ [#faq]
Q:[[モンスター効果]]は、[[効果処理時]]に《DDケルベロス》以外の[[DD]]が[[自分]][[フィールド]]上に存在しなくなった場合も[[適用]]されますか?~
A:はい、適用されます。(14/08/04)

Q:[[ペンデュラム効果]]で[[レベル]]4の[[DD]][[モンスター]]を[[対象]]にして[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(14/08/04)

Q:[[ペンデュラム効果]]の[[効果処理時]]に[[対象]]に選択した[[モンスター]]が他の[[効果]]によって[[レベル]]4になった場合、[[攻撃力]]・[[守備力]]をアップする[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]されません。(14/08/04)

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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