*《&ruby(エレメンタルヒーロー){E・HERO}; フレイム・ウィングマン−フレイム・シュート/Elemental HERO Flame Wingman - Infernal Rage》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星8/風属性/戦士族/攻2100/守1200
 属性が異なる「E・HERO」モンスター×2
 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 自分のデッキ・墓地から「フェイバリット」カード1枚を選んで手札に加える。
 (2):通常モンスターを素材として融合召喚したこのカードをリリースして発動できる。
 デッキ・EXデッキからレベル7以下の通常召喚できない「E・HERO」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

 [[ザ・ヴァリュアブル・ブックEX3 付属カード>書籍付属カード#VX03]]で登場した[[風属性]]・[[戦士族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合召喚]]でのみ[[特殊召喚]]できる[[召喚条件]]、[[特殊召喚に成功した]]場合に[[フェイバリット]]を[[サーチ]]・[[サルベージ]]する[[誘発効果]]、自身を[[リリース]]する事で[[デッキ]]・[[エクストラデッキ]]から[[レベル]]7以下の[[E・HERO]][[特殊召喚モンスター]]を[[召喚条件]]無視で[[特殊召喚]]する[[起動効果]]を持つ。~

 [[融合素材]]の[[縛り]]自体は[[属性]]の異なる[[E・HERO]]2体と緩い。~
 [[《E・HERO サンライザー》]]に近いが[[E・HERO]]指定である分若干[[重く>重い]]、[[汎用性]]の高い他の[[HERO]]が使えない点は注意。~
 とはいえ、[[D−HERO]]・[[V・HERO]]は[[闇属性]]のみ、[[M・HERO]]は[[融合モンスター]]のみのため、いずれにせよ複数の[[属性]]を起用するには[[E・HERO]]中心になる。~
 他の[[HERO]]を[[サーチ]]可能な[[《E・HERO エアーマン》]]であれば、[[風属性]]以外を[[サーチ]]するだけで良く、[[通常モンスター]][[サーチ]]により(2)も安定して準備できる。~
 [[《融合》]]を[[サーチ]]できる[[《E・HERO ブレイズマン》]]も、[[炎属性]]以外の[[HERO]]がいれば即座に条件が整うため、主にこの2体のいずれかを軸に、その他の[[属性]]を合わせる形となるだろう。~
 [[《E・HERO シャドー・ミスト》]]は[[E・HERO]]には少ない[[闇属性]]のため[[属性]]分けしやすく、[[融合素材]]時に[[サーチ]]ができて相性も良い。~
 同様に[[《E・HERO ソリッドマン》]]や[[《E・HERO リキッドマン》]]も上記の[[サーチ]]起点2種とは異なる[[属性]]で扱いやすい[[効果]]を持つ。~

 また、(2)を[[発動]]するためには[[通常モンスター]]を[[融合素材]]に含む必要がある(該当する[[モンスター]]は[[こちら>《E・HERO グランドマン》#list]])。~
 [[風属性]]の[[《E・HERO フェザーマン》]]以外ならば、[[《E・HERO エアーマン》]]から[[サーチ]]すれば条件が整う。~
 [[《E・HERO ネオス》]]は[[サポートカード]]が豊富であり、[[融合召喚]]先の選択肢も幅広いが、[[最上級モンスター]]であり、サポートを活かす構築で無ければ[[重い]]。~
 [[下級モンスター]]であれば、[[召喚]]から[[シンクロ素材]]・[[エクシーズ素材]]・[[リンク素材]]としての活用を狙える点で[[事故]]率は下げられる。~
 いずれにせよ[[通常モンスター]]自体は単体で機能しないため、速やかに[[融合素材]]にする、[[通常モンスター]]用の[[サポートカード]]を駆使する等、構築段階から意識したい。~

 (1)は[[フェイバリット]]の[[サーチ]]・[[サルベージ]]。~
 [[《フェイバリット・ヒーロー》]]を[[装備]]すれば大きな[[強化]]と[[連続攻撃]]、[[フィールド魔法]]の[[発動]]が可能となる。~
 基本的には(2)で呼び出した[[モンスター]]に[[装備]]して大きく攻め込む目的で使うことになるだろう。~
 [[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]等は(2)で[[特殊召喚]]可能で[[戦闘]]に関する[[効果]]を持つため、非常に相性が良い。~
 また、[[《フェイバリット・ヒーロー》]]は[[バトルフェイズ]]ではあるがあらゆる[[フィールド魔法]]に対応するため、間接的に[[フィールド魔法]][[サーチ]]としても活用でき、戦術の幅を大きく拡大できる。~

 [[《フェイバリット・コンタクト》]]は[[罠カード]]故に多少遅いものの、この[[カード]]の[[融合素材]]とした[[墓地]]・[[除外]]状態の[[モンスター]]を利用して更なる(疑似)[[融合召喚]]が可能となる。~
 (2)で[[《E・HERO サンライザー》]]を出せば、あちらで[[サーチ]]した[[《ミラクル・フュージョン》]]の[[墓地融合]]から更に繋ぐことができるため、布陣を大きく増強できる。~
 自身の[[融合素材]]に[[《E・HERO ネオス》]]を含めていた場合、[[《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》]]の[[融合素材]]が揃っているため、[[相手]][[ターン]]に[[特殊召喚]]することであちらの[[除去]]による妨害を行える。~
 (2)を使用したこの[[カード]]自身も[[墓地へ送られて>墓地へ送られた]]いるため、無駄が無い。~

 [[《ハネクリボー LV6》]]を[[サーチ]]すれば[[フィールド]]のこの[[カード]]を[[除外]]する事であちらを即座に[[特殊召喚]]できる。~
 対[[モンスター]]では高い[[制圧]]力を持つので[[制圧]]盤面を作りたい場合に重宝するが、反面[[魔法・罠カード]]に弱いため[[相手]]次第で[[サーチ]]するか否かを判断したい。~
 なお、(2)が使用できる場合は1体目をそちらで[[特殊召喚]]し、[[リリース]]されて[[墓地へ送られた]]この[[カード]]を[[コスト]]に[[サーチ]]した2体目を[[特殊召喚]]する事もできる。~

 (2)は[[レベル]]7以下の[[E・HERO]][[特殊召喚モンスター]]の[[特殊召喚]]。~
 [[エクストラデッキ]]からも選べるため[[メインデッキ]]に[[特殊召喚モンスター]]を採用せずとも[[融合モンスター]]を呼び出せる。~
 主軸として起用されやすい[[属性]]指定[[融合モンスター]]等はほとんどが[[レベル]]8であり、この[[効果]]で呼び出せる大半は[[融合素材]]に特定の[[E・HERO]]を指名しているものである。~
 それらの多くは[[《沼地の魔神王》]]や[[《融合識別》]]による補助を必要として運用されていたため、それらを容易に呼び出せる点は先述の幅が広がるだろう。~
 [[属性]]を指定するものは[[《E・HERO ノヴァマスター》]]を除く5種は[[フィールド]]では[[攻撃力]]変動しか持たないため、それ以外の[[効果]]を持つものを活用していくと良い。~

 [[《ミラクル・フュージョン》]]を[[サーチ]]可能な[[《E・HERO サンライザー》]]も対応しており、[[墓地リソース]]次第では主力となる[[レベル]]8以上の[[融合モンスター]]の展開へと繋げられる。~
 あちらはこの[[カード]]と[[融合素材]]の[[縛り]]が似ているため、[[融合召喚]]ギミックを共有しやすい点も[[シナジー]]する。~
 無理にこちらを狙わず[[通常モンスター]]の数は控え、普段はあちらを狙いこちらは上振れとして割り切るのも手か。~
 [[《沼地の魔神王》]]等を[[墓地]]に用意できていれば、この[[カード]]に使った[[通常モンスター]]を指名する[[融合モンスター]]を[[墓地融合]]し大きく戦力を稼げる。~

 ただし、[[通常モンスター]]が必要という制約があるため、状況次第では無理にこの[[効果]]を狙わず(1)の[[サーチ]]のみを目的とするのも選択肢となる。~
 逆に[[通常モンスター]]を採用する型の場合、それらの[[カード名]]を指定する[[融合モンスター]]の多くが(2)に対応し、この[[カード]]を経由することで[[融合素材]]を揃えるハードルを下げられる。~
 さらに(1)により[[《フェイバリット・ヒーロー》]]を[[サーチ]]しておけば、[[ステータス]]の低さをフォローすることもできる。~

-[[デュアルモンスター>デュアル]]の[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]は[[フィールド]]・[[墓地]]から[[融合素材]]にした場合に(2)を使える。~
当然ながら、[[再度召喚]]していたり、[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]等に[[効果を無効]]にされている場合は[[効果モンスター]]扱いになるため(2)は使えなくなる。~
[[【光デュアル】>【E・HEROビート】#NeosAlius]]では元々[[再度召喚]]する意味が無いため、前者に関しては特に気に留めることもないだろう。~

-(2)で[[特殊召喚]]できる[[メインデッキ]]の[[モンスター]]は[[《E・HERO バブルマン・ネオ》]]・[[《E・HERO ブルーメ》]]・[[《ハネクリボー LV6》]]が該当する。~
[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]については[[こちら>《インスタント・コンタクト》#list]]を参照。~

-[[特殊召喚]]可能な[[モンスター]]の内、(1)で[[サーチ]]可能な[[《フェイバリット・ヒーロー》]]を[[装備]]した場合の最高[[攻撃力]]は、[[《E・HERO マッドボールマン》]]の4900。~
ただし、[[自己強化]]を持つ[[《E・HERO フレア・ネオス》]]も[[《フェイバリット・ヒーロー》]]の存在により[[魔法&罠ゾーン]]が1枚埋まるため、最低でも4900打点が確保される。~
[[《フェイバリット・ヒーロー》]]の(2)で[[フィールド魔法]]を用意するだけでも、他の[[魔法・罠カード]]が存在する状態となり更に[[強化]]が加算されるため、実戦ではこちらの方が打点が高い事が殆どだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
[[カード名]]の「フレイム・シュート」はアニメGXにおける[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]の[[攻撃]]名。~
アニメGX当初の[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]は[[レベル]]8であり、この[[カード]]と構図こそ違うが腕から炎を吹いた(「フレイム・シュート」の)ポーズの[[イラスト]]だった。~

--主人公の十代は[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]のことを「マイ[[フェイバリット]][[カード]]」と呼んでおり、(1)の[[効果]]はこれを意識したのだろう。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[E・HERO]]
-[[HERO]]
-[[ウィングマン]]

-[[フェイバリット]]

-[[必殺技カード]]
-[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【HEROユベル】>【ユベル】#HERO]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ザ・ヴァリュアブル・ブックEX3 付属カード>書籍付属カード#VX03]] VX03-JP001 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《E・HERO フレイム・ウィングマン−フレイム・シュート》,モンスター,融合モンスター,効果モンスター,星8/風属性/戦士族/攻2100/守1200,E・HERO,HERO,ウィングマン,正規の方法以外での特殊召喚不可);