*《&ruby(シャイニングナンバーズ){SNo.};0 ホープ・ゼアル/Number S0: Utopic ZEXAL》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター(禁止カード)
 ランク0/光属性/戦士族/攻   ?/守   ?
 同じランクの「No.」Xモンスター×3
 ルール上、このカードのランクは1として扱う。
 このカードは手札の「RUM」通常魔法カード1枚を捨て、
 自分フィールドの「希望皇ホープ」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
 (1):このカードのX召喚は無効化されない。
 (2):このカードのX召喚成功時には、相手は効果を発動できない。
 (3):このカードの攻撃力・守備力はこのカードのX素材の数×1000アップする。
 (4):相手ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 このターン相手は効果を発動できない。

 [[20th レジェンダリー・コレクション>V JUMP EDITION#VP15A]]で登場した[[光属性]]・[[戦士族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[ランク]]1として扱い、[[RUM]][[通常魔法]]を[[手札コスト]]に[[希望皇ホープ]]に重ねられる[[効果外テキスト]]、自身の[[エクシーズ召喚]]を[[無効]]にされない[[分類の無い効果>分類されない効果]]、[[エクシーズ召喚]]時に[[相手]]の[[効果の発動]]を封じる[[永続効果]]、自身の[[エクシーズ素材]]の数に比例した[[自己強化]]の[[永続効果]]、[[相手]][[ターン]]に[[相手]]の[[効果の発動]]を封じる[[誘発即時効果]]を持つ。~
 [[ランク]]1として扱い、[[RUM]][[通常魔法]]を[[手札コスト]]に[[希望皇ホープ]]に重ねられる[[効果外テキスト]]、自身の[[エクシーズ召喚]]を[[無効]]にされない[[分類されない効果]]、[[エクシーズ召喚]]時に[[相手]]の[[効果の発動]]を封じる[[永続効果]]、自身の[[エクシーズ素材]]の数に比例した[[自己強化]]の[[永続効果]]、[[相手]][[ターン]]に[[相手]]の[[効果の発動]]を封じる[[誘発即時効果]]を持つ。~

 真っ当な方法で正規の[[エクシーズ素材]]を並べるのはかなりの負担がかかる。~
 ただし、何らかの[[効果]]で[[エクストラデッキ]]や[[墓地]]から[[No.]]を[[特殊召喚]]するのならば緩和できる。~
 中でも[[【ヌメロン】]]では、[[《ヌメロン・ダイレクト》]]により[[ランク]]1[[No.]]を4体まで展開できるため、容易に[[エクシーズ召喚]]可能。~
 あちらは[[フィールド魔法]]の[[《ヌメロン・ネットワーク》]]で[[デッキ]]から[[適用]]できるため、実質的に[[フィールド魔法]]の[[サーチ]][[カード]]1枚からこの[[カード]]を出せる。~
 [[墓地]]に[[蘇生制限]]を満たした同[[ランク]][[No.]]3体が存在すれば[[《輝望道》]]でも出せるが、相応の準備が必要なので狙えれば狙うくらいのつもりで良い。~

 それ以外の[[デッキ]]では[[通常魔法]]の[[RUM]]を[[コスト]]に[[希望皇ホープ]]に重ねて出すのが良い。~
 [[希望皇ホープ]]は[[ランク]]4や[[ランク]]1を扱う[[デッキ]]では[[エクシーズ召喚]]しやすいので、[[通常魔法]]の[[RUM]]を採用する[[デッキ]]では無理なく採用できる。~
 [[ランク]]4[[希望皇ホープ]]と[[《RUM−アストラル・フォース》]]を使う場合は[[《No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》]]との使い分けも可能。~
 [[【希望皇ホープ】]]はもちろんの事、[[《RUM−リミテッド・バリアンズ・フォース》]]と相性の良い[[【紋章獣】]]、[[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]を使用する[[【金華猫】]]は特に相性が良いと言える。~

 4つの[[効果]]を持つが、注目すべきは(4)の[[効果]]であり、[[相手]][[ターン]]の[[効果の発動]]を封じ、反撃の一切を封じることができる。~
 [[ドローフェイズ]]か[[スタンバイフェイズ]]で[[発動]]した場合、それに直接[[チェーン]]されない限りほぼ1[[ターン]]の間は安全が約束される。~
 特に[[モンスター効果]]を基本とする[[デッキ]][[相手]]にこの[[効果]]を通せれば展開自体を大きく制限できるため、次の[[自分]]の[[ターン]]で一気に勝負を決めやすくなる。~
 ただ、[[《サイバー・ドラゴン》]]や[[《フォトン・スラッシャー》]]等の[[条件による特殊召喚]]は防げないため、この[[カード]]を[[戦闘破壊]]する[[モンスター]]を出されることもある。~
 [[永続効果]]は防げないため[[《コアキメイル・パワーハンド》]]によって[[効果]]を[[無効]]にされると、[[攻撃力]]・[[守備力]]が0になってしまうため[[戦闘破壊]]されてしまう。~
 また、[[《光神機−桜火》]]などの[[デメリット]]の[[誘発効果]]も封じてしまう可能性も起こり得る。~

 [[ステータス]]は[[エクシーズ素材]]の数×1000ポイントと上げ下げの幅が大きいので、(4)の[[効果]]を使うと[[戦闘破壊]]されやすくなる。~
 状況次第では使い切りの[[ロック]][[カード]]と割り切ってしまうのも手か。~
 [[【希望皇ホープ】]]ならば、[[《No.39 希望皇ホープ》]]⇒[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]か[[《SNo.39 希望皇ホープONE》]]⇒この[[カード]]と繋げることで[[エクシーズ素材]]が4つの状態で[[エクシーズ召喚]]できる。~
 こうなると1度[[効果]]を[[発動]]しても攻守3000と高い[[ステータス]]を保てるため、場持ちが格段に良くなる。~
 [[【金華猫】]]では[[攻撃力]]を半減させられる[[《ゴーストリック・デュラハン》]]と並べられれば[[戦闘破壊]]をより困難にできる。~

 (1)と(2)の[[効果]]により[[魔法・罠カード]]にも[[耐性]]はある。~
 しかし[[フリーチェーン]]や[[攻撃]]反応型には無力であり、(4)の[[効果]]も[[カード]]の[[セット]]までは防げないため、その意味でも[[伏せカード]]には気を付けたい。~
 中でも[[《禁じられた聖杯》]]は[[ドロー]]直後に(4)の[[効果]]に[[チェーン]][[発動]]されることもあり得るので天敵である。~

 [[《No.92 偽骸神龍 Heart−eartH Dragon》]]と並べた場合、[[相手]]は新たに[[カード]]を出してもその[[エンドフェイズ]]に全て[[除外]]され、結果的に何もできなくなる。~
 並べるのはかなり難しいが、[[レベル]]1軸で[[《No.39 希望皇ホープ・ルーツ》]]と[[《No.93 希望皇ホープ・カイザー》]]を並べ、呼び出した[[《No.53 偽骸神 Heart−eartH》]]を[[相手]][[ターン]]に[[破壊]]することで達成できる。~
 [[ランダム]]性が強くなるが、[[《No.78 ナンバーズ・アーカイブ》]]で直接[[《No.92 偽骸神龍 Heart−eartH Dragon》]]を出すのも良いだろう。~
// [[《No.93 希望皇ホープ・カイザー》]]で[[《No.53 偽骸神 Heart−eartH》]]を展開し、[[RUM]]を捨ててこの[[カード]]を重ねた後、[[相手]][[ターン]]に[[《No.53 偽骸神 Heart−eartH》]]を[[破壊]]すれば達成できる。~
//効果発動後はそのターン特殊召喚できない。

-[[モンスター効果]]に依存している[[【フルモンスター】]]では脅威になる[[カード]]である。~
類似[[効果]]を持つ[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]とは違い、[[発動]]のタイミングから[[《エフェクト・ヴェーラー》]]で防げないのも後押ししている。~
しかし、[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]や[[《サタンクロース》]]までは防げないので注意したい。~

-[[《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》]]同様、[[腐った>腐る]][[《RUM−七皇の剣》]]を[[コスト]]に使うことも考えられる。~

-登場当初からその[[制圧]]力は一部で注目されていたが、正規の[[エクシーズ素材]]は重く、当時はほぼこちらでの[[特殊召喚]]は期待できなかった。~
[[RUM]]を使う方法ならば[[ランク]]4または1を出せる[[デッキ]]で可能だが、肝心の[[RUM]]の[[サーチ]]手段が安定していなかったため、[[環境]]では特に目立たなかった。~
--しかし、その[[制圧]]力は際立ったものがあり、海外ではこの[[カード]]との[[コンボ]]で利用されていた[[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]が[[禁止カード]]に指定されていた。~
そして、第11期に[[《ヌメロン・ダイレクト》]]により正規手段で簡単に出せる[[【ヌメロン】]]が登場。~
[[環境]]では一勢力程度の活躍であったのだが、あまりにも簡単に[[制圧]]が可能な点を危険視されたためか、[[20/10/01>リミットレギュレーション/2020年10月1日]]にて一発で[[禁止カード]]となった。~
[[TCG]]でも後を追う様に[[21/03/15>海外の禁止・制限カード/2021年3月15日]]にて[[禁止カード]]となり、代わりに上記の[[《RUM−アージェント・カオス・フォース》]]は[[制限解除]]となっている。~

--この手の自力で[[ランクアップ>エクシーズ召喚]]可能な[[エクシーズモンスター]]は、その殆どがそちらを前提としてデザインされており、正規手段での[[エクシーズ召喚]]は現実性が薄い。~
この[[カード]]も長らく正規の[[エクシーズ素材]]はほぼ無視されていたのだが、上述の通り[[【ヌメロン】]]の登場により状況が一変した。~
//ほぼオマケに近かった正規素材が結局は[[禁止カード]]にまで至った原因にもなるという非常に稀な事例である。~

--この[[カード]]の存在により、アニメでは[[通常魔法]]だった[[《RUM−幻影騎士団ラウンチ》]]と[[《RUM−光波昇華》]]が、[[OCG]]化に伴って[[速攻魔法]]に変更されている。~
[[RUM]]の[[サーチ]][[カード]]にも、[[《RR−ワイズ・ストリクス》]]や[[《傀儡葬儀−パペット・パレード》]]の様に[[手札]]ではなく[[フィールド]]に直接[[セット]]する[[カード]]が多い。~

---そしてこの[[カード]]の禁止から3か月後に、緩い条件で[[RUM]][[通常魔法]]を[[手札]]に[[サーチ]]できる[[《ZS−昇華賢者》]]や[[《ゼアル・コンストラクション》]]が登場。~
これを見る限り、この[[カード]]の禁止化は今後の[[RUM]]の[[サーチ]]の妨げになると判断された点もあると思われる。~

-[[RUM]]を[[召喚条件]]とする割には元よりも[[ランク]]が下がっている。~
//なお、原作においては[[RUM]]とは関連が無い[[カード]]である。~
なお、原作においては[[カード名]]こそ[[RUM]]ではないものの「ランクアップマジック」と称され[[ランク]]を上げる[[効果]]を持つ[[《輝望道》]]で[[エクシーズ召喚]]されている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画ZEXALの「遊馬&凌牙&カイトvs e・ラー」戦で遊馬が使用。~
[[《輝望道》]]の[[効果]]により、[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]と、「SNo.」扱いとなり[[ランク]]が1つ上がった[[《No.37 希望織竜スパイダー・シャーク》]]・[[《No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー》]]で[[エクシーズ召喚]]される。~
自身の[[効果]]で[[攻撃力]]9500となり、e・ラーの[[《絶望神アンチホープ》]]を[[戦闘破壊]]して[[デュエル]]に勝利した。~
[[攻撃]]名は「ホープ剣ゼアルスラッシュ」。~

--漫画版では自身の[[エクシーズ素材]]になっている[[モンスター]]の[[ランク]]の合計×500が[[攻撃力]]となる[[効果]]だった。~
また、出した[[ターン]]で決着が着いたため、[[OCG]]での(4)に相当する[[効果]]があったのかは不明。~

--e・ラーは「[[《絶望神アンチホープ》]]が存在する限り[[エクシーズ召喚]]を行えない」と発言しているが、遊馬は「この[[カード]]が[[エクシーズ召喚]]される時に[[相手]]は[[カードの効果]]を[[発動]]できない」と述べた上で[[エクシーズ召喚]]している。~
[[OCG]]では[[永続効果]]による[[エクシーズ召喚]]封じに対し上述の理屈は成立しないが、細かいルールが異なる漫画世界では可能なのだと思われる。~
あるいは[[テキスト]]が描写されていない[[《絶望神アンチホープ》]]の正式な[[効果]]が、「[[エクシーズ召喚]]を[[無効]]にして[[破壊]]する」といった類の[[効果]]だった可能性もある。~

--作中では遊馬とアストラルが合体した「ZEXAL」が3体の「SNo.」の力を吸収して[[イラスト]]の姿へと直接変化している。~
手にしている剣は[[攻撃力]]が上昇すると大きさもそれに比例して増すようである。~
また演出の問題からか、装着していたはずのデュエルディスクがどこかに消えてしまっている。~

--明言はされていないが、[[召喚]]前の言動からこの[[カード]]には八雲の力も含まれているようであり、剣の装飾や手の甲の模様の類似性からすると、この[[カード]]は[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]が書き変えられて誕生した可能性がある。~
また、[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]を連想させる意匠は[[《No.93 希望皇ホープ・カイザー》]]にも見られるため、この[[カード]]が更に書き変えられて[[《No.93 希望皇ホープ・カイザー》]]になったとも考えられる。~

--[[攻撃]]時には「受けよ縦横無尽なる希望の力を!! これが新たな時代の天地開闢!! ホープ剣ゼアルスラッシュ!!!」という口上を述べている。~

---「縦横無尽」「[[天地開闢>《天地開闢》]]」というフレーズは、ZEXAL初期OP及びZEXALII最終回EDに使われた楽曲『[[マスターピース>《マスター・ピース》]]』の歌詞に登場するフレーズであり、アニメにおける「No.0」である[[《FNo.0 未来皇ホープ》]]の口上にも登場している。~

--漫画・アニメで遊馬が使用した[[カード]]では、[[OCG]]において初めて[[禁止カード]]指定を受けた[[カード]]でもある。~
(使用前に禁止経験のある[[《死者蘇生》]]や、使用はされなかったが所持はされていた[[《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》]]等の例はあった。)~
//---漫画版とアニメ版の違いはあれど、主人公の切り札が[[ラスボスのカードを中心としたデッキ>【ヌメロン】]]が原因で禁止に至ったのは何とも皮肉な話である。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[No.]]
-[[ホープ]]

-[[RUM]]([[手札コスト]]にできる[[通常魔法]]の[[RUM]]については[[こちら>RUM#card]]参照)
-[[希望皇ホープ]]

-[[エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるカード>エクシーズ召喚#kasane]]

//-[[《SNo.0 ホープ・ゼアル》]]
-[[《FNo.0 未来皇ホープ》]]
-[[《No.99 希望皇龍ホープドラグーン》]]

//―《SNo.0 ホープ・ゼアル》の姿が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【希望皇ホープ】]]
-[[【金華猫】(RUM型)>【金華猫】#rum]]
-[[【ヌメロン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[20th レジェンダリー・コレクション>V JUMP EDITION#VP15A]] VP15A-JP004 &size(10){[[Secret]]};
-[[No. COMPLETE FILE −PIECE OF MEMORIES−]] NCF1-JP138 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
***(4)の効果について [#faq4]
Q:この[[カード]]の(4)の[[効果]]を[[発動]]した[[ターン]]、[[相手]]は[[手札]]から[[ペンデュラムモンスター]]を[[ペンデュラムゾーン]]へ置くことはできますか?~
A:いいえ、できません。(15/06/21)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《SNo.0 ホープ・ゼアル》,モンスター,エクシーズモンスター,効果モンスター,ランク1/光属性/戦士族/攻?/守?,No.,ホープ);