*《おとぼけオポッサム/Playful Possum》 [#top]
 効果モンスター
 星2/地属性/獣族/攻 800/守 600
 自分のメインフェイズ時、このカードの攻撃力よりも高い攻撃力を持つモンスターが
 相手フィールド上に表側表示で存在する場合、
 フィールド上に存在するこのカードを破壊する事ができる。
 また、自分のスタンバイフェイズ時、このカードの効果で破壊されたこのカードを
 墓地から特殊召喚する事ができる。

 [[DUELIST REVOLUTION]]で登場した[[地属性]]・[[獣族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[フィールド]]の自身を[[破壊]]する[[起動効果]]、自身の[[効果]]で[[破壊]]された場合に[[スタンバイフェイズ]]に[[自己再生]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 [[自壊]][[効果]]は[[《森の番人グリーン・バブーン》]]や[[機皇帝]]、[[《連鎖旋風》]]のような、[[破壊]]を[[トリガー]]とする[[カード]]との[[シナジー]]がある。~
 上記の使い方以外では[[腐って>腐る]]しまう場合が多いので、[[シナジー]]する[[カード]]は多めに入れたい。~
 幸い、[[発動条件]]は緩いのでこれらの下準備が整っていれば簡単に[[発動]]できる。~

 [[自壊]]した場合、[[スタンバイフェイズ]]に[[自己再生]]できる。~
 「次の[[スタンバイフェイズ]]」等の指定がないため、都合の良いタイミングで[[自己再生]]できるのが利点。~
 [[シンクロ召喚]]や[[リリース]]に役立つ上、再び[[自壊]]を狙うこともできる。~
 [[相手]][[フィールド]]の条件さえ満たしていれば、何度でも[[自己再生]]・[[自壊]]ができるので、上記の[[カード]]を用いる[[デッキ]]では非常に有効。~
 [[《補給部隊》]]と組み合わせれば、[[相手]][[フィールド]]に[[攻撃力]]800より上の[[モンスター]]がいる限り毎[[ターン]]の[[ドロー]]ができる。~
 [[《補給部隊》]]と組み合わせれば、[[相手]][[フィールド]]に[[攻撃力]]800超過の[[モンスター]]がいる限り毎[[ターン]]の[[ドロー]]ができる。~
 [[《チェーンドッグ》]]を[[自己再生]]させる布石としても使いやすく、[[墓地]]に[[《チェーンドッグ》]]が複数ある場合、この[[カード]]の[[自壊]]で複数体を[[自己再生]]可能。~

-[[獣族]]関連で[[相手]]に[[送りつけ]]られる[[モンスター]]に[[《素早いムササビ》]]がいるが、残念ながら[[攻撃力]]は同じ800で、条件を満たせない。~

-「オポッサム(Opossum)」とは、南北アメリカ大陸に生息する動物。~
カンガルーやコアラなどと同じ「有袋類」であり、腹に育児嚢(いくじのう)と呼ばれる袋を持つ。~
また、[[効果]]名に見られる通り、敵前で擬死行動、すなわち死んだふりを行うことでも知られている。~
[[攻撃力]]に関する[[発動条件]]で外敵を前にしたシチュエーションを、[[自壊]]するが任意に[[自己再生]]できる[[効果]]で死んだふりという行為を表しているのだろう。~

--[[英語名]]の「Possum(ポッサム)」はオーストラリアに生息する有袋類であるが、こちらはオポッサムよりもカンガルーに近い生物で、死んだふりもしない。~
ただし、米国ではオポッサムを「ポッサム」と呼ぶ事もあるため、誤用というわけではない。~
両方とも「お」から始まる日本語名に対応して、両方を「P」から始めるためのネーミングであろう。~
逆にオーストラリアではポッサムが「オポッサム」と呼ばれることもあり、両者はかなり混同されている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsアンドレ」(1戦目)においてアンドレが使用。~
遊星の[[フィールド]]に[[《マックス・ウォリアー》]]が存在することにより、自身の[[効果]]によって[[破壊]]され、[[《森の番人グリーン・バブーン》]]を[[特殊召喚]]する[[トリガー]]となった。~
さらに次のアンドレの[[スタンバイフェイズ]]に[[自己再生]]し、[[《百獣王 ベヒーモス》]]の[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]された。~
[[自壊]]の[[効果]]名は「フェイク・ダイ」。~

--「フェイク・ダイ(Fake-Die)」とは、仮死(死んだふり)という意味である。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE6>ゲーム付属カード#TF6]]では、[[自己再生]][[効果]]名も「フェイク・ダイ」である。~
また、CPUは理由もなく毎[[ターン]]この[[カード]]を[[自壊]]させる。~

**関連カード [#card]
-[[《邪神イレイザー》]]

-[[《スターダスト・ドラゴン》]]

―有袋類モチーフの[[モンスター]]については[[《デス・コアラ》>《デス・コアラ》#card]]を参照。~

//―《おとぼけオポッサム》の姿が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【バブーン】]]
-[[【機皇】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[DUELIST REVOLUTION]] DREV-JP007

**FAQ [#faq]
Q:自身を[[破壊]]する[[効果処理時]]にこの[[カード]]より[[攻撃力]]が高い[[相手]][[モンスター]]が[[表側表示]]で存在しなくなった場合、[[破壊]]する[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]されず[[破壊]]されません。(10/04/17)

Q:自身を[[破壊]]する[[効果処理時]]にこの[[カード]]が[[裏側表示]]になった場合、[[破壊]]する[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]されず[[破壊]]されません。(10/08/28)

Q:[[自己再生]]する[[効果]]は次の[[ターン]]で使用しなくても、更に次の[[ターン]]で使用することはできますか?~
A:可能です。(10/04/17)

Q:自身の[[効果]]で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]後にこの[[カード]]が[[除外]]され、その後に[[《異次元からの埋葬》]]などで[[墓地]]に戻した場合、[[自分]]の[[スタンバイフェイズ]]に[[墓地]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(10/05/06)~

//Q:自身の[[効果]]で[[破壊]]されたこの[[カード]]が[[墓地]]に存在します。~
//  [[スタンバイフェイズ]]に[[蘇生]]する[[効果]]に対して[[《王宮の弾圧》]]を[[発動]]された場合、同一[[ターン]]及び次の[[ターン]]以降に再び[[蘇生]]する[[効果]]を[[発動]]できますか?~
//A:はい、可能です。(12/10/18)
//Q:自身の[[効果]]で[[破壊]]されたこの[[カード]]が[[墓地]]に存在します。~
//  [[スタンバイフェイズ]]に[[蘇生]]する[[効果]]に対して[[《神の警告》]]を[[発動]]された場合、同一[[ターン]]及び次の[[ターン]]以降に再び[[蘇生]]する[[効果]]を[[発動]]できますか?~
//A:はい、可能です。(12/10/18)
//黄泉ガエル等と同じく誘発効果への裁定変更で同一ターンに再発動不可能のためCO


//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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