*《ご&ruby(いんきょ){隠居};の&ruby(もうどくやく){猛毒薬};/Poison of the Old Man》 [#top]
 速攻魔法
 (1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
 ●自分は1200LP回復する。
 ●相手に800ダメージを与える。

 [[ユニオンの降臨]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[ライフ回復]]と[[バーン]]のどちらかを選択できる[[効果]]を持つ。~

 [[発動条件]]や[[コスト]]、[[デメリット]]のない[[魔法・罠カード]]としては、[[回復]]値・[[ダメージ]]値共に最も高い。~
 [[速攻魔法]]という点を活かして[[【チェーンバーン】]]で採用されるほか、[[【フルバーン】]]でも主力の1枚である。~
 逆に[[《連弾の魔術師》]]の[[トリガー]]となる[[通常魔法]]ではないため、[[【連弾バーン】]]では敬遠される。~
 [[フリーチェーン]]で大きな[[ライフ回復]]ができる事から[[【アロマ】]]では積極的に採用していきたい。~
 この他[[エキストラターン]]でのダメ押しの[[火力]]として活躍する事もある。~

-かつては、[[【MCV】]]でも活躍していた。~
また、[[ライフ回復]]で[[相手]]の自滅を招ける可能性がある事から、[[【ドグマブレード】]]の[[1ターンキル]]対策としても注目された。~

-登場後、[[ライフ回復]]・[[バーン]][[効果]]を持つ[[カード]]の指標となっている。~
この[[カード]]より[[アドバンテージ]]が稼ぎにくいと判断されると、採用を見送られる事が多い。

-2015年の[[デュエリストエントリーデッキVS]] までの[[スターターデッキ>STARTER DECK]]に3度収録されていた。~
[[ライフ回復]]・[[効果ダメージ]]を理解してもらうための[[カード]]として選ばれた思われる。~
とはいえ[[ビートダウン]]志向の[[スターターデッキ>STARTER DECK]]にこのような[[バーン]]・[[回復]][[カード]]を投入しても[[カード・アドバンテージ]]を損するだけである。~
「[[ライフ・アドバンテージ]]より[[カード・アドバンテージ]]の方が重要」という点に気づいてこの[[カード]]を[[デッキ]]から抜くことができれば、初心者は脱したと言えるだろう。~
--こうした現状を公式も意識したのか2016年以降の再録は無く[[絶版]]となっている。~

-「隠居」とは、戸主が家督を他の者に譲ったり、それまであった立場などを他人に譲って、自らは悠々自適の生活を送ることなどを指す。~
「ご隠居」とは隠居した人への敬称に相当するが、日本では過去の律令などで高齢にならないと行えなかったことから、概ね老人のことを指すことが多い。~

--英語名では単に「老人」と訳されている。~

-[[イラスト]]では老人が紫と緑の薬品を調合している。~
混ぜた薬が猛毒薬ということなのだろうが、[[神が治療>《治療の神 ディアン・ケト》]]するよりも[[回復]]できる。~
毒も少量なら、薬になるということか。~
あるいは緑色・紫色の液体のどちらかのみが猛毒なのだろうか。~

-マスターガイド内の[[詰めデュエル]]に、この[[カード]]を使った問題がある。~
解答には、この[[カードの発動]]に[[チェーン]]して[[《連続魔法》]]を使用して[[ライフ回復]]し、[[《力の代行者 マーズ》]]の[[効果]]を使って[[攻撃]]するとある。~
しかし、[[《連続魔法》]]は[[通常魔法]]のみが対象で、[[速攻魔法]]であるこの[[カード]]には[[発動]]できず、必要な[[ライフポイント]]が足りなくなってしまう。~
そのため、この[[詰めデュエル]]を解くことは不可能になっている。~
改訂版では、《ご隠居の猛毒薬》が[[《盗人ゴブリン》]]に変更されている。


-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vs鷹栖」戦において、遊星の[[デッキ]]に投入されているのが確認できる。~
また、「遊星vsシェリー」戦においてシェリーが使用した[[カウンター罠]]《チェーン・クローズ》の[[イラスト]]に登場している。

--Dチーム・ゼアルの「遊馬vs徳之助」戦において、遊馬が使用。~
[[先攻]]1[[ターン]]目で[[発動]]し、[[《アチャチャアーチャー》]]とともに徳之助に[[効果ダメージ]]を与えた。

-コナミのゲーム作品において―~
基本的にCPUは[[回復]]を選択するが、[[デッキ]]が[[バーン]]に特化している場合に限り[[ダメージ]]を選択する。


--「デュエルリンクス」では、原作におけるモクバの「[[毒入りのご馳走>《ハングリーバーガー》]]」をイメージした[[デッキ]]にこの[[カード]]が投入されている。~
--『デュエルリンクス』では初期[[ライフ]]が4000という環境もあり、[[バーン]]での[[ダメージ]]値は元の半分である400に変更されている。~
また、原作におけるモクバの「[[毒入りのご馳走>《ハングリーバーガー》]]」をイメージした[[デッキ]]にこの[[カード]]が投入されている。~
他のカード達は[[《牛魔人》]]や[[《キラー・トマト》]]といったハンバーガーの材料をイメージしたチョイスであり、こちらはまさに「毒」部分を担当しているのだろう。~
[[回復]]の部分はモクバが持っていた解毒剤をイメージしたものだろうか。~
ちなみにモクバのゲームはロシアンルーレット方式であり、全てが[[毒>バーン]]ではない事もこの[[カード]]の[[効果]]と合致はしている。~

**関連カード [#card]

―類似[[効果]]
-[[効果ダメージを与える魔法カード>《火の粉》#card]]~

-[[ノーコストでライフ回復を行う魔法カード>《モウヤンのカレー》#list]]~

―[[イラスト]]関連
-[[《ご隠居の大釜》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ユニオンの降臨]] 302-033
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP088
-[[STARTER DECK(2011)]] YSD6-JP029
-[[スターターデッキ(2014)]] ST14-JP030
-[[デュエリストエントリーデッキVS]] VS15-JPS18

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

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//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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