*《アース・グラビティ/Terra Firma Gravity》 [#top]
 通常罠
 このカードは相手ターンのバトルフェイズにしか発動できない。
 攻撃可能なレベル4以下のモンスターは、
 自分フィールド上に表側表示で存在する「E・HERO ジ・アース」を攻撃しなければならない。

 [[PREMIUM PACK10>PREMIUM PACK#PP10]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[攻撃]]可能な[[下級モンスター]]を[[《E・HERO ジ・アース》]]に強制[[攻撃]]させる[[効果]]を持つ。

 [[《立ちはだかる強敵》]]に対して[[相手]]は[[レベル]]4以下、[[自分]]は[[《E・HERO ジ・アース》]]限定と厳しい縛りが加わっており、ほぼ完全な[[下位互換]]である。~
 [[レベル]]を持たない[[エクシーズモンスター]]や[[リンクモンスター]]に対して無力なのはもちろん、例えそれらを使わない場合でも[[相手]]が[[下級モンスター]]を残して[[バトルフェイズ]]を迎えるような機会自体が少ない。~
 一応[[《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》]]で[[サーチ]]できる利点はあるものの、奇襲的に[[発動]]しなければならないこの[[カード]]と相性が悪く、殆ど優位点にならない。~

 強いて長じている点を挙げると、[[相手]]の[[バトルフェイズ]]であればいつでも[[発動]]できるため、[[《立ちはだかる強敵》]]よりは[[無効]]化や[[除去]]に強い。~
// [[相手]][[バトルフェイズ]]中に別の[[カード]]で[[相手]][[フィールド]]に[[攻撃表示]]の[[下級モンスター]]を多数[[特殊召喚]]し、この[[カード]]で強制[[自爆特攻]]させるという流れなら何とか意味は見出せなくはないだろう。~
//具体的にバトルフェイズ中の多数の特殊召喚をどんなカードで行うのかが不明なのでCO
 しかしそもそも[[《E・HERO ジ・アース》]]が[[攻撃力]]が高いわけでもなければこのような戦術と特別相性の良い[[効果]]を持つ訳でもなく、[[《E・HERO ジ・アース》]]を使う場合ですら採用は難しいだろう。~

-特に記載されていないが、当然ながら[[自分]][[フィールド]]上に[[《E・HERO ジ・アース》]]が存在しなければ[[発動]]できない。~
--処理は[[《立ちはだかる強敵》]]に似ているが、[[発動]]時に[[《E・HERO ジ・アース》]]を[[対象]]にとる処理はない。~
強制[[攻撃]]の[[攻撃対象]]は[[《E・HERO ジ・アース》]]であればよいので、[[自分]][[フィールド]]に[[《E・HERO ジ・アース》]]が複数存在する場合、[[相手]]はその中から任意のものを[[攻撃]]できる。~

--[[《立ちはだかる強敵》]]と同様に、[[適用]]期間に[[《E・HERO ジ・アース》]]の存在が関与しないため、[[《E・HERO ジ・アース》]]が[[自分]][[フィールド]]に存在しなくなっても[[効果]]は持続する。~
全ての[[《E・HERO ジ・アース》]]が[[フィールド]]を[[離れた>離れる]]場合、または[[裏側守備表示]]になった場合は[[レベル]]4以下の[[相手]][[モンスター]]は[[攻撃]]自体ができなくなる。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXの「十代vs三沢」(1戦目)で十代が使用。~
[[融合召喚]]を行う[[罠カード]]《スピリッツ・フュージョン》で[[《E・HERO ジ・アース》]]を三沢の[[バトルフェイズ]]中に[[融合召喚]]し、更にこの[[カード]]を[[発動]]。~
[[守備表示]]となっていた[[《きつね火》]]と[[《リグラス・リーパー》]]を[[攻撃表示]]にした上、[[《E・HERO ジ・アース》]]への[[自爆特攻]]を強要して勝負を決めた。~
また、「十代vs紅葉」戦で紅葉の[[手札]]にこの[[カード]]が入っていた。~
しかし、[[《E・HERO ジ・アース》]]が場に出ておらず、出した直後に勝負を決めたために使用されることはなかった。~

--漫画では[[発動]]タイミングが定められておらず、[[レベル]]4以下の[[守備表示]][[モンスター]]を強制的に[[攻撃表示]]に変更する[[効果]]も存在した。~
このため、「十代vs万丈目」(2戦目)では[[エンドフェイズ]]時に[[発動]]されている。~
また、[[発動]]後に新たに[[特殊召喚]]された[[モンスター]]に対しては[[効果]]が[[適用]]されず、[[ダメージ計算]]をすべて同時に行う仕様だった。~

**関連カード [#card]
-[[《E・HERO ジ・アース》]]
-[[「攻撃可能なモンスターは攻撃しなければならない」カード>攻撃宣言#card17]]~

-[[サポートカード]]

―類似[[効果]]
-[[《ヴォルカニック・デビル》]]
-[[《E−HERO マリシャス・デビル》]]
//-[[《アース・グラビティ》]]
-[[《アマゾネスの弩弓隊》]]
-[[《立ちはだかる強敵》]]

―重力に関するカード
-[[《グラビティ・ボール》]]

-[[《グラヴィティ・ベヒモス》]]

-[[《オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン》]]

-[[《グラヴィティ・ウォリアー》]]

-[[《重力砲》]]
-[[《重力の斧−グラール》]]
-[[《ブラック・ホール》]]

//-[[《アース・グラビティ》]]
-[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]
-[[《重力解除》]]
-[[《重力崩壊》]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 10>PREMIUM PACK#PP10]] PP10-JP010 &size(10){[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]の[[発動]]後に[[フィールド]]に出た[[モンスター]]も[[攻撃]]しなければなりませんか?~
A:はい、[[攻撃]]をしなければなりません。(11/07/07)~

Q:この[[カード]]が[[適用]]された状態で、[[自分]][[フィールド]]に[[《E・HERO ジ・アース》]]が存在しなくなりました。~
  [[相手]]はその[[バトルフェイズ]]中に、[[《E・HERO ジ・アース》]]以外の[[モンスター]]を[[攻撃]]したり、[[直接攻撃]]を行ったりできますか?~
A:ご質問の場合、[[レベル]]4以下の[[モンスター]]は[[攻撃]]をすることができなくなります。(24/03/01)~
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