*《アルカナフォース&ruby(フォーティーン){ＸＩＶ};−&ruby(テンパランス){ＴＥＭＰＥＲＡＮＣＥ};/Arcana Force XIV - Temperance》 [#top]
効果モンスター
星６/光属性/天使族/攻2400/守2400
戦闘ダメージ計算時、このカードを手札から捨てて発動できる。
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは０になる。
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時
コイントスを１回行い、その裏表によって以下の効果を得る。
●表：このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分が受ける戦闘ダメージは半分になる。
●裏：このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手が受ける戦闘ダメージは半分になる。
[[LIGHT OF DESTRUCTION]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[上級モンスター]]。~
[[ダメージ計算時]]に自身を[[手札]]から[[捨てる]]事でその[[戦闘ダメージ]]を０にする[[誘発即時効果]]、[[コイントス]]を行い、表ならば「[[自分]]が受ける[[戦闘ダメージ]]を半分にする[[永続効果]]」を、裏ならば「[[相手]]が受ける[[戦闘ダメージ]]を半分にする[[永続効果]]」を得る[[誘発効果]]を持つ。~
[[手札誘発]]の[[効果]]は１度しか防げないので、[[《速攻のかかし》]]等を始めとした[[モンスター]]達に性能は劣るように見える。~
しかしこの[[カード]]は[[攻撃]]を行う側を指定していないため、[[《オネスト》]]などの[[コンバットトリック]]による不意な返り討ちや、[[《ディメンション・ウォール》]]の[[効果]]による[[戦闘ダメージ]]も０にできる点が[[メリット]]である。~
また[[コイントス]]を行う事から[[《デスペラード・リボルバー・ドラゴン》]]で[[サーチ]]できるメリットがあり、あちらが[[除去]]された場合に機能する防御要員として採用するのも手。~
表の[[効果]]は、[[自分]]が受ける[[戦闘ダメージ]]が半分になる[[メリット]][[効果]]。~
手軽な攻守変動が増えた現在では役立つ[[効果]]ではあるのだが、[[除去]]されて[[適用]]できない場面も少なくない。~
一応、[[戦闘破壊]]される場合でも[[ダメージ]]を軽減できる。~
他には半分という事を活かして[[戦闘ダメージ]]を受ける必要がある戦術の[[リクルーター]]の[[自爆特攻]]に活かす事もできるが、安定しないため扱いは難しい。~
[[《アストラルバリア》]]などで[[直接攻撃]]に変えたり、[[《安全地帯》]]などで[[耐性]]を付与すればこの[[効果]]を活かせる機会もある。~
裏の[[効果]]は、[[相手]]が受ける[[戦闘ダメージ]]が半分になる[[デメリット]][[効果]]。~
この[[カード]]自体がそれなりの[[ステータス]]を持つ事もあり、[[蘇生]]などで[[アタッカー]]として活用しにくくなる。~
[[【アルカナフォース】]]も[[バーン]][[効果]]などを使わない純粋な[[ビートダウン]]なので[[ダメージ]]レースでは不利になる。~
[[《トランスターン》]]で[[《アテナ》]]などに変えてしまうのも手だろう。~
総合的に見れば全体的に中途半端であるため、[[【アルカナフォース】]]以外で採用するのならば、[[属性]]や[[種族]]サポートで上手く活用していきたい。~
-ほぼ同じ[[効果]]を持つ[[《クリボー》]]との最大の違いは、[[フィールド]]に出しても他の[[上級モンスター]]に比しても遜色のない[[攻撃力]]・[[守備力]]を誇る点。~
当然、[[上級モンスター]]であるが故に[[通常召喚]]・[[特殊召喚]]には他の[[カード]]を要する。~
[[《クリボー》]]の場合、[[《クリボーを呼ぶ笛》]]、[[《増殖》]]等の[[サポートカード]]を使用できる。~
ただし、前述した通り、[[効果]]の面においては[[自分]]の[[ターン]]でも[[発動]]可能なこの[[カード]]の方が優れる。~
いずれにしても、[[自分]]の[[デッキ]]の性質や[[相手]]の[[デッキ]]との相性を考慮した上で、どちらを採用するのか決めれば良いだろう。~
[[【儀式天魔神】]]であれば、[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[《クリボー》]]と[[光属性]]・[[天使族]]のこの[[カード]]を両方採用するという選択肢もある。~
-「ＴＥＭＰＥＲＡＮＣＥ（節制）」はタロットにおける大アルカナの14番目の[[カード]]。~
正位置は「調和」「自制」「節度」「献身」を表し、逆位置は「浪費」「消耗」「生活の乱れ」を表す。~
--[[OCG]]化されている[[アルカナフォース]]の中で、唯一[[カード名]]に「ＴＨＥ」がついていない（未[[OCG]]化[[カード]]である《アルカナフォースＶＩＩＩ_ＳＴＲＥＮＧＴＨ》にも付いていない）。~
これは大アルカナの「ＴＥＭＰＥＲＡＮＣＥ」に「ＴＨＥ」がついていないためなのだが、アニメでの２度目の登場時では何故か「ザ・テンパランス」と呼ばれていた。~
--この[[カード]]の登場パックでの[[カードナンバー]]は「LODT-JP014」だが、この「14」という数字はタロットにおける大アルカナの「ＴＥＭＰＥＲＡＮＣＥ」の番号と同じである。~
[[OCG]]化されている[[アルカナフォース]]で、[[カードナンバー]]とタロットにおける大アルカナの番号が一致しているのはこの[[カード]]だけであるため、単なる偶然である可能性が高い。~
-「Ｔ''ＥＭ''ＰＥＲＡＮＣＥ」という[[カード名]]だが、「[[エンタメイト>ＥＭ]]」ではないためサポートは受けられない。~
-「Ｔ''ＥＭ''ＰＥＲＡＮＣＥ」という[[カード名]]だが、「[[&ruby(エンタメイト){ＥＭ};>ＥＭ]]」とはルビが異なるためサポートは受けられない。~
-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「斎王vsオージーン」戦で斎王が使用。~
[[攻撃力]]4000となった[[《サテライト・キャノン》]]の[[直接攻撃]]時に[[効果]]を[[発動]]し、その[[戦闘ダメージ]]を０にする事でオージーンの[[先攻]][[１ターンキル]]を防いだ。~
その後は「エドvs斎王」戦でも使用され、[[《Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ》]]の[[直接攻撃]]時に[[効果]]を[[発動]]し、敗北を免れた。~
--このように[[手札]]から[[捨てられた>捨てる]]だけであり、[[アルカナフォース]]の中で唯一[[フィールド]]上に出たことがない。~
-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では斎王が使用。~
正位置効果を得た状態で斎王への[[戦闘ダメージ]]が発生した場合、専用ボイス付きで斎王が[[効果]]を説明する。~
**関連カード [#card]
-[[アルカナフォース]]
-[[《魔導召喚士 テンペル》]]
-[[《クリボー》]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【アルカナフォース】]]
**収録パック等 [#pack]
-[[LIGHT OF DESTRUCTION]] LODT-JP014 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST EDITION Volume 2]] DE02-JP117
**FAQ [#faq]
Ｑ：この[[手札誘発]]の[[効果]]は、どのような種別に分類されますか？~
Ａ：[[誘発即時効果]]に分類されます。~
また、[[発動]]タイミングは[[《クリボー》]]と同じ[[ダメージ計算時]]です。(08/02/25)
Ｑ：この[[誘発即時効果]]は[[自分]]の[[ターン]]に[[戦闘ダメージ]]を受ける場合でも[[発動]]する事が可能ですか？~
Ａ：はい、[[自分]]の[[ターン]]に[[戦闘ダメージ]]を受ける場合でも[[発動]]する事が可能です。(08/02/28)
Ｑ：[[相手]]の[[《ディメンション・ウォール》]]の[[効果]]によって[[戦闘ダメージ]]を受ける場合、この[[誘発即時効果]]を[[発動]]する事は可能ですか？~
Ａ：はい、[[発動]]する事が可能です。(08/02/28)
Ｑ：この表と裏の[[効果]]は、どのような種別に分類されますか？~
Ａ：[[永続効果]]に分類されます。(08/02/28)
Ｑ：表の[[効果]]が[[適用]]されている時に[[戦闘]]を行い、自身の[[戦闘破壊]]が確定しました。~
この時に[[自分]]への[[戦闘ダメージ]]が発生する場合でも、その[[戦闘ダメージ]]が半分になる[[効果]]は[[適用]]されますか？~
Ａ：はい、その場合も[[適用]]されます。(11/01/08)
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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