*《イビリチュア・テトラオーグル/Evigishki Tetrogre》 [#top]
 儀式・効果モンスター
 星6/水属性/水族/攻2600/守2100
 「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
 1ターンに1度、カードの種類
 (モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
 相手は手札を1枚捨ててこの効果を無効にできる。
 捨てなかった場合、お互いのプレイヤーは宣言された
 種類のカード1枚をデッキから墓地へ送る。

 [[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]で登場した[[水属性]]・[[水族]]の[[儀式モンスター]]。~
 [[カードの種類]]を[[宣言]]し、その種類の[[カード]]を[[お互い]]に1枚[[デッキ]]から[[墓地へ送る]][[起動効果]]を持つ。~

 実質的に毎[[ターン]][[発動]]可能な[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[効果]]を持っていると言える。~
 とはいえ[[耐性]]もないこの[[カード]]ではそこまで[[効果]]を使えることは多くないので、1回使えれば良い方だろう。~
 また、この[[効果]]に付随して2つの[[デメリット]]を持つため、その点も考慮する必要がある。~

 [[相手]]もこの[[効果]]を利用できる大きな[[デメリット]]を持つため、[[モンスターカード]]を指定した場合[[《ネクロ・ガードナー》]]等、[[墓地]]で[[効果]]を発揮する[[カード]]を落とされる可能性が高い。~
//[[《ダンディライオン》]]や
 [[《リチュアの儀水鏡》]]狙いで[[魔法カード]]を指定すれば、[[墓地]]の[[魔法カード]]の利用ができる[[デッキ]]は少ないため[[相手]]に利用される可能性は少なくなる。~
 また、[[手札]]を1枚[[捨てる]]ことで[[無効]]にされる[[デメリット]]も非常に大きく、[[手札]]から[[捨てて>捨てる]]しまった方が都合のいい[[カード]]や[[腐った>腐る]][[カード]]を[[捨てる]]ことで簡単に潰されてしまう。~
 1つ目の[[デメリット]]として、[[相手]]も[[墓地肥やし>墓地へ送る]]ができてしまう点がある。~
 [[モンスターカード]]を[[宣言]]した場合、[[墓地]][[効果]]を持つ[[モンスター]]や[[蘇生]]したい[[モンスター]]を[[落とされる>墓地へ送る]]可能性が高い。~
 そのため、[[《リチュアの儀水鏡》]]狙いで[[魔法カード]]を[[宣言]]するなどがいいだろう。~
 近年では[[魔法・罠カード]]でも[[墓地]][[効果]]を持つ[[カード]]が増加しており、[[モンスターカード]]以外を[[宣言]]しても安心できたものではないが、それでも幾分か利用されるリスクが低いであろう。~
// [[《リチュアの儀水鏡》]]狙いで[[魔法カード]]を指定すれば、[[墓地]]の[[魔法カード]]の利用ができる[[デッキ]]は少ないため[[相手]]に利用される可能性は少なくなる。~

 2つ目の[[デメリット]]として、[[手札]]を1枚[[捨てる]]ことで[[無効]]にされる。~
 [[手札]]から[[捨てて>捨てる]]しまった方が都合のいい[[カード]]や[[腐った>腐る]][[カード]]を[[捨てる]]ことで簡単に潰されてしまう。~
 特に[[【暗黒界】]]や[[【魔轟神】]]相手に[[効果]]を使った場合は自殺行為にしかならない。~
 これらの点から、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]をする[[カード]]としては確実性がないばかりか危険も大きく、[[《ジェネクス・ウンディーネ》]]・[[《鬼ガエル》]]等よりも安定しない。~
 [[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]などで[[ハンデス]]して[[手札]]の量や質を悪くすれば成功率は高くなるが、やはり確実性には欠けるため、どちらに転んでも良い状況にしておきたい。~

 [[攻撃力]]2500ラインの[[アタッカー]]を倒しつつ、[[相手]]の[[デッキ]]を見て[[効果]]を使用するか、[[サイドデッキ]]から投入していくのがいいか。~

 ただし、[[聖刻]]を複合した[[【リチュア】]]で[[《甲虫装機 エクサビートル》]]を使う場合、この[[効果]]が役立つ。~
 [[レベル]]6の[[聖刻]]を[[リリース]]してこの[[カード]]を[[儀式召喚]]し、[[聖刻]]の[[効果]]で[[レベル]]6・[[闇属性]]の[[《ラブラドライドラゴン》]]を出す。~
 その後、この[[カード]]の[[効果]]で[[墓地]]へ[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]を置き、[[《甲虫装機 エクサビートル》]]を出して[[装備カード]]化。~
 その後、この[[カードの効果]]で[[墓地]]へ[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]を置き、[[《甲虫装機 エクサビートル》]]を出して[[装備カード]]化。~
 [[エクシーズ素材]]の[[レベル]]6・[[闇属性]]の[[ドラゴン族]]を[[コスト]]に[[《甲虫装機 エクサビートル》]]の[[効果]]を使用し、[[《ライトパルサー・ドラゴン》]]を[[墓地]]へ置き、[[コスト]]にした[[ドラゴン族]]を[[蘇生]]。~
 [[《甲虫装機 エクサビートル》]]に[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]を重ねれば、実質的にこの[[カード]]で1枚の[[除去]]を行ったことになる。~
 [[《甲虫装機 エクサビートル》]]に[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]を重ねれば、実質的にこの[[カード]]と[[儀式魔法]]の2枚で[[エクシーズモンスター]]を出しつつ1枚の[[除去]]を行ったことになる。~
//エクサビートル出しつつ好きなカード落とせるならもうちょっと強い動きができるんじゃないかと思う

-一時期は[[【リチュア】]]で[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]と[[《黄泉ガエル》]]を[[墓地へ送る]]方法としてそれなりの評価を得ていたが、[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]が[[禁止カード]]となった事で価値が大きく落ちてしまった。~
//加えて、現在では[[《リチュア・ビースト》]]から簡単に[[エクシーズ召喚]]でき、[[自分]]だけが確実に[[墓地を肥やせる>墓地を肥やす]][[《ラヴァルバル・チェイン》]]が存在する。~
[[レベル]]6の[[リチュア]][[儀式モンスター]]で[[墓地を肥やせる>墓地を肥やす]]点を利用する構築でなければ採用は難しい。~
[[《フィッシュボーグ−アーチャー》]]を採用した構築でなら採用を検討できるか。~
[[効果]]使用後、[[ランク]]6の[[《永遠の淑女 ベアトリーチェ》]]を出せるのでその点を活かしたいところ。~

-この[[カード]]の情報が初出したVジャンプでは[[効果]]にモザイクが掛けられており、「3体目の[[儀式モンスター]]が、かつてない戦術を可能とする!?」というかなり誇大した説明がなされていた。~
[[効果]]が判明してみると[[相手]]に逆利用されやすい上、そうでなくても[[無効]]にできてしまう[[デメリット]]まで負っていたため、登場後しばらくはかなり評価が低かった。~
その後、[[【リチュア】]]が研究されるにつれて評価はある程度上昇したが、[[暗黒界]]の流行や[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]の[[禁止>禁止・制限カード/2011年9月1日]]により再び評価は下がっている。~

-儀式によって姿形が変わった[[《リチュア・ノエリア》]]が[[《ヴァイロン・テトラ》]]を装備した姿と各種書籍で解説されている。~
実際、両者の[[攻撃力]]の合計はこの[[カード]]と一致しており、[[レベル]]の合計もこの[[カード]]と同じなので、[[《リチュア・ノエリア》]]と[[《ヴァイロン・テトラ》]]を[[リリース]]に使ってこの[[カード]]を[[儀式召喚]]することもできる。~
この[[モンスター]]に一見[[《リチュア・ノエリア》]]の面影はなさそうだが、よく見ると頭髪と上半身の衣服の一部が変化していない。~

--他の[[ヴァイロン]]を装備した[[モンスター]]の[[イラスト]]と見比べると、この[[カード]]のみ装備された[[《ヴァイロン・テトラ》]]が紫色に変色している。~
DTマスターガイドによれば、これは[[ノエリア>《リチュア・ノエリア》]]の中の[[インヴェルズ]]の思念が[[《ヴァイロン・テトラ》]]を侵喰している様子とのこと。~
本来[[インヴェルズ]]側であった[[ノエリア>《リチュア・ノエリア》]]が[[ヴァイロン]]陣営についたのは、同化状態から[[ヴァイロン]]を侵喰する事を試みるためだったのだ。~
果たして企みは成功し、互いの意識を統一している[[ヴァイロン]]は全個体が[[インヴェルズ]]の意思に侵され、[[《ヴァイロン・ディシグマ》]]の暴走へと繋がってゆく。~

-「オーグル(Ogre)」とは[[「オーガ」>《岩窟魔人オーガ・ロック》]]のフランス語読みである。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]で[[召喚]]すると、[[リチュア]]特有の紋様から出現し、その後[[《ヴァイロン・テトラ》]]が装備される演出が見られる。~
//また、イベントモードではカーリーなのさが[[【リチュア】]]で使用。~
//[[儀式召喚]]時には「儀式の舞台は完成したのさ!《イビリチュア・テトラオーグル》!」という専用ボイスが存在する。~
//世界観を知れる情報とは言いがたい
[[第11弾>DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]]では、ゲームオーバーの画面に登場していた。~

**関連カード [#card]
-[[リチュア]]

-[[《ヴァンパイア・ロード》]]
-[[《ヴァンパイア・グレイス》]]

-[[《暗黒の謀略》]]
-[[《マジック・ドレイン》]]

//―《イビリチュア・テトラオーグル》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

―[[イラスト]]関連
-[[《ヴァイロン・テトラ》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[DUEL TERMINAL −オメガの裁き!!−]] DT11-JP033 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};
-[[DUEL TERMINAL −クロニクルIV対極の章−]] DTC4-JP048 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[自分]]の[[デッキ]]に[[モンスターカード]]が存在しない時にこの[[カードの効果]]で[[モンスター]]を[[宣言]]して[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:はい、[[デッキ]]に入ってない種類の[[カード]]を[[宣言]]して[[発動]]できます。(13/08/29)

Q:[[自分]]または[[相手]]の[[デッキ]]の枚数が0枚の時にこの[[カードの効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:いいえ、できません。(10/12/05)

Q:[[魔法カード]]を[[宣言]]し、[[相手]]が[[無効]]にせず且つ[[相手]]が[[魔法カード]]を[[墓地]]に落とせない場合、[[自分]]は[[相手]]の[[デッキ]]を[[確認]]できますか?~
A:はい、[[確認]]できます。(13/08/29)

Q:[[魔法カード]]を[[宣言]]し、[[相手]]が[[無効]]にせず且つ[[相手]]が[[魔法カード]]を[[墓地]]に落とせない場合、[[自分]]は[[魔法カード]]を[[墓地]]へ送りますか?~
A:はい、[[墓地]]へ送ります。(13/08/29)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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