*《クイーン・バタフライ ダナウス/Queen Butterfly Danaus》 [#top]
 効果モンスター
 星8/風属性/昆虫族/攻2800/守1900
 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードが通常召喚されている場合、
 自分の墓地のレベル4以下の昆虫族モンスターを3体まで対象として発動できる。
 このカードの攻撃力を0にし、対象のモンスターを特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
 この効果は相手ターンでも発動できる。

 [[Vジャンプ(2022年5月号開始) 一年間定期購読特典>書籍付属カード#VJ2022]]で登場した[[風属性]]・[[昆虫族]]の[[最上級モンスター]]。~
 [[通常召喚]]された自身の[[攻撃力]]を0にすることで[[レベル]]4以下の[[昆虫族]]3体までを[[蘇生]]する[[誘発即時効果]]を持つ。~

 自身の[[攻撃力]]を0にする事で、[[下級]][[昆虫族]]を最大3体まで[[フリーチェーン]]で[[蘇生]]できる。~
 ただし、この[[効果]]を[[発動]]するためには[[通常召喚]]で[[フィールド]]に出している必要がある。~
 [[昆虫族]]は展開手段はそこそこ豊富に存在するものの、[[アドバンス召喚]]のサポートが手厚いわけではない。~
 [[最上級モンスター]]のこの[[カード]]を[[アドバンス召喚]]するには[[デッキ]]構築時点からある程度意識したギミックが必要になるだろう。~

 [[《プリミティブ・バタフライ》]]や[[《デビルドーザー》]]、[[《ワーム・ベイト》]]などを組み合わせるなどで[[リリース]]要員は賄える。~
//ジャイアントワームとワームベイトは併用できない
 しかし、この[[カード]]で[[蘇生]]したい[[モンスター]]を[[墓地]]に準備する手間も別途必要となってくる。~
 [[《共振虫》]]を含めた[[昆虫族]]を3体展開して[[《騎甲虫アームド・ホーン》]]を[[リンク召喚]]すれば、[[《共振虫》]]の[[効果]]でこの[[カード]]を[[サーチ]]しながら[[召喚権]]を確保できる。~

 [[通常召喚]]に成功してしまえば、[[効果]]によってこの[[カード]]を含め[[昆虫族]]が4体並び、それ以降の展開への[[縛り]]もない。~
 [[リンク]]4までの[[リンク召喚]]や、[[蘇生]]する[[昆虫族]]次第では各種[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]に自在に繋げる事ができる。~
 [[《ゴキポール》]]・[[《共振虫》]]・[[《応戦するG》]]などを[[蘇生]]すれば、それらを素材とした際に[[サーチ]][[効果]]を[[発動]]させることも可能。~

 また、[[自分]]の[[ターン]]に[[効果]]を[[発動]]した後、何らかの手段でこの[[カード]]の[[攻撃力]]を1でも上げる事ができれば、[[相手]][[ターン]]に再度[[効果]]を[[発動]]できる。~
 [[蘇生]]した[[昆虫族]]の中に[[風属性]]が2体存在するならば、[[《グレートフライ》]]を[[リンク召喚]]するのが最も手軽な手段だろう。~
 その他、[[《甲虫装機 ピコファレーナ》]]で[[昆虫族]]を[[装備]]したり、[[《共振虫》]]経由で[[《重騎甲虫マイティ・ネプチューン》]]を[[サーチ]]し[[特殊召喚]]するなどの方法もある。~
//や[[《ユニオン・キャリアー》]]
 ただし、[[フリーチェーン]]での[[蘇生]]とはいえ、[[効果]]が[[無効]]になる以上[[相手]][[ターン]]では[[蘇生]]した[[昆虫族]]は[[壁]]にしかならず、また[[攻撃力]]0のこの[[カード]]が棒立ちになる点には注意が必要。~
 同じ[[風属性]]の[[《ホップ・イヤー飛行隊》]]や[[《星遺物からの目醒め》]]といった[[罠カード]]など、[[相手]][[ターン]]で[[蘇生]]した[[昆虫族]]を利用できる[[カード]]と組み合わせる事なども視野に入れてみてもよい。~

 このように[[効果]]自体は魅力的だが、[[効果の発動]]までの手間も相応であり、実用性の面では下準備を必要とせず扱いやすさで優る競合相手が存在することが最大のネック。~
 上記のように[[《共振虫》]]と2体の昆虫族が並ぶ状況であれば[[《甲虫装機 ピコファレーナ》]]を[[リンク召喚]]したり[[《デビルドーザー》]]や[[《クローラー・ソゥマ》]]を[[サーチ]]しても大量展開に繋がる。~
 また[[アドバンス召喚]]を必要としない[[《B・F−早撃ちのアルバレスト》]]ならば[[蘇生]]できる[[昆虫族]]は[[レベル]]3以下の1体のみだが[[効果]]を[[無効]]にしないため、こちらも[[蘇生]]する[[昆虫族]]次第では一度に[[モンスター]]を並べる事ができ、[[墓地を肥やす]]手間もこちらほど大変ではない。~
 [[アドバンス召喚]]ではなく[[通常召喚]]していればよいため、他の[[昆虫族]]の展開手段との差別化も含め、[[《死皇帝の陵墓》]]によって[[リリース]]を踏み倒して[[召喚]]しても[[効果]]が[[適用]]できる点を活かしたいところ。~

-「ダナウス」(Danaus)はマダラチョウ族カバマダラ属の蝶を指す学名である。~
加えて「クイーン」の名も持つ事から、この[[カード]]の名前の由来はマダラチョウの一種「ジョオウマダラ」だと思われる。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXの「翔vsヨハン」戦においてヨハンが使用。~
《ニードル・ハニー・ビィ》と《レディ・カブト》を[[生け贄]]に[[生け贄召喚]]され、《サテライト・ロイド》を[[戦闘破壊]]した。~
返しの[[ターン]]に自身の[[効果]]で上記2体と《ローチ・コック》の計3体を[[蘇生]]し、更に[[通常罠]]《防衛本能》で[[守備表示]]となる。~
この[[カード]]自身は[[《極戦機王ヴァルバロイド》]]に[[戦闘破壊]]されるも、[[蘇生]]した[[モンスター]]らは次のヨハンの[[ターン]]での[[《The tripping MERCURY》]][[召喚]]の布石となった。~
[[攻撃]]名は「ダナウス・ストーム」。

--漫画版では、[[通常召喚]]していなければ[[効果]]を[[発動]]できない[[適用]]条件はなく、[[蘇生]]した[[昆虫族]]の[[効果]]が[[無効]]にされる事もなかったが、代わりに必ず3体[[蘇生]]する必要があった。~
漫画GX連載当時はともかく、第11期には[[リンク召喚]]が登場しているため、制限が加えられたのは当然だが、昨今の[[カード]]は[[OCG]]化される際に何らかの[[メリット]]となる[[効果]]が追加される事が多いが、原作から[[弱体化]]している。~
漫画GX連載当時はともかく、第11期には[[リンク召喚]]が登場しているため、制限が加えられたのは当然と言えるか。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//**関連カード [#card]

//―《クイーン・バタフライ・ダナウス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2022年5月号開始) 一年間定期購読特典>書籍付属カード#VJ2022]] VJMP-JP225 &size(10){[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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