*《クローン&ruby(ふくせい){複製};/Cloning》 [#top]
 通常罠
 (1):相手がモンスターの召喚・反転召喚に成功した時、
 そのモンスター1体を対象として発動できる。
 その表側表示モンスターの元々の種族・属性・レベル・攻撃力・守備力を持つ
 「クローントークン」1体を自分フィールドに特殊召喚する。
 その表側表示モンスターが破壊され墓地へ送られた時にこのトークンは破壊される。

 [[LIMITED EDITION 5>LIMITED EDITION#LE5]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[相手]][[モンスター]]の[[召喚・反転召喚に成功した]]時に、その[[モンスター]]の[[ステータス]]を[[コピー]]した[[クローントークン]]を生成する[[効果]]を持つ。~

 [[召喚]]された[[モンスター]]が[[トークン]]を[[攻撃]]すれば[[相打ち]]となるが、[[1:1交換]]用[[罠カード]]としては[[《落とし穴》]]よりも不安定である。~
 [[効果]]等を[[コピー]]できる訳でもなく、[[トークン]]をそのまま何らかの方法で処理されてしまう場合も多い。~
 単純に[[相手]][[モンスター]]を利用し[[コピー]]を作るなら[[《ものマネ幻想師》]]などを使った方が色々な用途に扱いやすい。~
 [[特殊召喚]]に対応していない事から[[特殊召喚モンスター]]や[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]を[[コピー]]するのは難しく、そのまま使うにはどうにも中途半端な[[カード]]である。~

 一応、「[[破壊]]して[[墓地へ送る]]以外の方法」で[[対象]]を[[フィールド]]から離せば、[[トークン]]は[[自壊]]しない。~
 [[【トークン】]]等の[[デッキ]]では[[《マクロコスモス》]]といった[[カード]]で[[墓地]]へ送られる事を防ぎつつ、[[通常モンスター]]サポートで[[トークン]]をサポートすれば[[アタッカー]]にできるかもしれない。~

-[[召喚・反転召喚に成功した]][[モンスター]]を[[対象にとる効果>対象をとる(指定する)効果]]である。~
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=5574

-[[英語名]]の「Cloning」とは、生物学でクローンを複製することを意味する単語であり、日本名とほぼ同じである。~
転じて、コンピューター関連でも「データを複製する(ソフトウェア)」という意味で使われるようになった。

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ編」の「闇遊戯vs海馬」で海馬が使用。~
「バトルシティ編」の「闇遊戯vs海馬」戦で海馬が使用。~
遊戯の[[《バフォメット》]](アニメでは[[《幻獣王ガゼル》]])を複製し、[[《青眼の白龍》]]の[[生け贄]]とした。~
「ドーマ編」では、「海馬vsペガサス(アメルダ)」戦で海馬が使用。~
[[相手]]の[[《トゥーン・仮面魔道士》]]を複製し、こちらも[[《青眼の白龍》]]の[[生け贄]]に利用している。~
「KCグランプリ編」の「海馬vsジーク」戦では、海馬の[[《天使の施し》]]で[[墓地]]へ送られている。~
また、戦いの儀の前に海馬が遊戯に差し出したジュラルミンケースの中に入っているのが確認できる。~

--アニメでの[[テキスト]]は以下の通り。~
 相手がフィールド上にモンスターを召喚した時に発動。
 そのモンスターを複製して自分のフィールド上に特殊召喚する。
複製とだけ書かれているが、「海馬vsペガサス(アメルダ)」戦で使用した際に「[[《トゥーン・仮面魔道士》]]で[[攻撃]]しても[[相打ち]]」と発言しているため、[[カード名]]や[[トゥーン]]といった能力も[[コピー]]する様である。~
[[イラスト]]は[[OCG]]のものにくらべて全体的に濃く、真ん中からは光が出ている。~

--遊戯王Rでは、天馬夜行が類似する[[効果]]を持つ[[罠カード]]《クロニック・デジャヴュ》を使用している。~
//chronicが長期的ななどを意味するから名称は類似ではない
こちらは[[発動条件]]として[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しないことを要求する代わりに、[[相手]]の[[フィールド]]の[[モンスター]]全てを再現(複製)することができた。~

**関連カード [#card]
-[[クローントークン]]

-[[《ものマネ幻想師》]]

-[[《物理分身》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[LIMITED EDITION 5>LIMITED EDITION#LE5]] LE5-008 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2009 Vol.2]] TP10-JP012
-[[ストラクチャーデッキ−海馬瀬人−]] SDKS-JP038
-[[遊戯王デュエルリンクス レジェンドデッキガイド 闇遊戯VS海馬瀬人 付属カード>書籍付属カード#LINKS]] LG02-JP018 
-[[遊戯王OCGデュエルモンスターズ 25th ANNIVERSARY ULTIMATE KAIBA SET]] KC01-JP058 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
//Q:[[炎属性]]の[[クローントークン]]を[[《火霊術−「紅」》]]で[[リリース]]した時[[ダメージ]]量はどうなりますか?~
//A:[[トークン]]の[[特殊召喚]]時に決定された[[元々の攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与えます。(10/09/05)~
//A:[[ダメージ]]は0になります。(13/04/05)~
//裁定変更のためコメントアウト

Q:[[トークン]]の[[自壊]]する[[効果]]は[[チェーンブロック]]を作りますか?~
A:作りません。(09/08/25)

//Q:[[トークン]]は、[[特殊召喚]]の際決定された数値を元々の数値として扱いますか?~
//A:はい、そうです。(09/12/12)
//A:状況により異なる。(12/09/13)

Q.[[クローントークン]]が[[《ネコ耳族》]]と[[戦闘]]する場合、[[ダメージステップ]]の間[[クローントークン]]の[[攻撃力]]はどうなりますか?~
A.200になります。(13/12/12)

Q:[[相手]]の[[裏側表示]]になった[[エクシーズモンスター]]が[[反転召喚]]した時にこの[[カード]]を[[発動]]することができますか?~
A:いいえ、できません。(11/03/19)

Q:[[《幻獣機コンコルーダ》]]が存在する場合、[[対象]]とした[[モンスター]]が[[破壊]]され[[墓地]]へ送られても[[クローントークン]]は[[破壊]]されずに済みますか?~
A:はい、[[破壊]]されません。(16/09/12)

Q:[[対象]]とした[[モンスター]]が何らかの[[効果]]で[[装備カード]]になった後で[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]場合、[[クローントークン]]は[[破壊]]されずに済みますか?~
A:はい、[[破壊]]されません。(16/09/12)

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