*《サイキック・ウェーブ/Psychic Wave》 [#top]
 速攻魔法
 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分フィールドに機械族モンスターが存在する場合、
 手札・デッキから「人造人間−サイコ・ショッカー」1体を墓地へ送って発動できる。
 相手に600ダメージを与える。
 (2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の機械族モンスター1体を対象として発動できる。
 デッキから「人造人間」モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターを手札に加える。
 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 [[COLLECTION PACK 2020]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[手札]]・[[デッキ]]の[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[コスト]]に600[[ダメージ]]を与える[[効果]]、自身を[[墓地コスト]]とする事で[[デッキ]]から[[人造人間]]1体を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[機械族]]1体を[[サルベージ]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)は[[手札]]・[[デッキ]]から[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[墓地]]へ送って600の[[ダメージ]]を与える[[効果]]。~
 [[効果ダメージ]]が目的ならば[[《ご隠居の猛毒薬》]]に劣るため、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[墓地へ送る]]事をメインに見るべきだろう。~
 [[コスト]]であるため、[[相手]]に妨害されにくい[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]として扱うことができる。~
 [[《魔鏡導士サイコ・バウンダー》]]なら、この[[カード]]を[[サーチ]]しつつ[[発動条件]]も満たせるため、終盤の[[エンドカード]]として使える可能性もある。~
 下記のアニメと同様に[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]の[[効果]]で[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[蘇生]]する布石にも使える。~
 特に[[《スクラップ・リサイクラー》]]と併用する場合、[[速攻魔法]]である点を活かして向こうの[[効果]]に[[チェーン]][[発動]]すれば、先に[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[《人造人間−サイコ・リターナー》]]の[[効果]]で[[蘇生]]する事ができる。~

 (2)は[[人造人間]][[モンスター]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[墓地]]の[[機械族]]を[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 [[サルベージ]]先には[[機械族]]であること以外に制限はなく、[[汎用性]]は高い。~
 [[特殊召喚]][[効果]]を持つ[[《脅威の人造人間−サイコ・ショッカー》]]や、[[手札誘発]]の[[《工作列車シグナル・レッド》]]・[[《速攻のかかし》]]等とも相性が良い。~
 更に(1)と同様[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を行うことができ、こちらは[[人造人間]][[カテゴリ]]全体に対応するので(1)より使い勝手が良い。~
 なお、[[サルベージ]]と[[墓地へ送る]]のは同時であるため、[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]の[[効果]]が[[タイミングを逃す]]心配は無い。~
 (1)で[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[墓地へ送れば>墓地へ送る]]、[[蘇生]][[対象]]の確保も容易い。~

 問題は(2)が[[墓地へ送られた]][[ターン]]に[[発動]]できないため即効性に欠ける点である。~
 (1)を[[発動]]するにせよ、[[手札]]や[[デッキ]]から直接[[墓地へ送る]]にせよ、次の[[自分]][[ターン]]まで待たなければならない。~
 返しの[[相手]][[ターン]]をやり過ごす手段を別に用意する必要がある事は念頭に置いておきたい。~

-[[イラスト]]では、手前の[[プレイヤー]]側から3枚の[[罠カード]]([[《落とし穴》]]・[[《砂塵の大竜巻》]]・[[《罅割れゆく斧》]])が滑り落ちている。~
[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]が[[フィールド]]に存在し、この[[カード]]を[[手札]]から[[発動]]した場合、上記の3枚では[[発動]]を妨害する事ができない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「ヘルカイザー亮vs猪爪」戦及び「翔vs猪爪」戦で猪爪が使用。~
どちらの[[デュエル]]でも、[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]の[[直接攻撃]]を[[《パワー・ウォール》]]に阻まれた後に追撃として[[発動]]する。~
[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[墓地へ送って>墓地へ送る]][[ダメージ]]を与えようとしたが、[[《フュージョン・ガード》]]に[[無効]]化された。~
後者では、[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]の[[効果]]で[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[蘇生]]させる布石にもなっている。~

--アニメでは、[[発動条件]]は[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]が[[攻撃表示]]で存在する事であり、(2)の[[効果]]はなかった。~
--アニメでは、(1)の[[発動条件]]は[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]が[[攻撃表示]]で存在することで、(2)の[[効果]]はなかった。~

--「サイキック・ウェーブ」は[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]の[[攻撃]]名の1つ。~
アニメ先行で[[必殺技カード]]が登場するのは珍しい。~

--上記の通り猪爪が使用した[[カード]]なのだが、公式twitterでの紹介の際はエスパー絽場の戦術を強化する[[カード]]として紹介されている。~
発売時期の近い[[デュエリストパック−冥闇のデュエリスト編−]]での[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]の強化を意識しての収録なのであろう。~
原作やアニメで登場した[[カード]]を紹介する際には『「◯◯」の[[カード]]が登場!』という謳い文句が書かれるのが通例であるため、珍しい事例と言える。~

---ちなみに、[[デュエリストパック−冥闇のデュエリスト編−]]の新規[[カード]]がいずれも[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]のみをサポートしているのに対し、この[[カード]]は[[人造人間]][[カテゴリ]]もサポート範囲である。~
[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]のみを使用した絽場と、複数の[[人造人間]]を用いた猪爪の違いを反映したものだろうか。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[必殺技カード]]

-[[人造人間]]
-[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]

-[[《青き眼の威光》]]
-[[《レッドアイズ・インサイト》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]
-[[《人造人間−サイコ・リターナー》]]

-[[《落とし穴》]]
-[[《砂塵の大竜巻》]]
-[[《罅割れゆく斧》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[COLLECTION PACK 2020]] CP20-JP015

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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