*《サイレント・バーニング/Silent Burning》 [#top]
 速攻魔法
 (1):自分フィールドに「サイレント・マジシャン」モンスターが存在し、
 自分の手札が相手より多い場合、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
 自分の手札が相手より多い場合、自分・相手のバトルフェイズに発動できる
 (このカードの発動と効果は無効化されない)。
 お互いのプレイヤーは、それぞれ手札が6枚になるようにデッキからドローする。
 このカードの発動と効果は無効化されない。
 (2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
 デッキから「サイレント・マジシャン」モンスター1体を手札に加える。

 [[デュエリストパック−王の記憶編−]]で登場した[[速攻魔法]]。~
 [[お互い]]に[[手札]]が6枚になるよう[[ドロー]]する[[効果]]、[[墓地]]から[[除外]]することで[[サイレント・マジシャン]]1体を[[サーチ]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)の[[ドロー]][[効果]]は6枚になるまでとあるため、普通に使った場合は最大で5枚の[[ドロー]]が可能である。~
 しかし、[[相手]]よりも[[自分]]の[[手札]]枚数が多い場合にしか使えないため、[[相手]]に与える[[カード]]の方が多くなってしまう。~
 また、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等の[[手札誘発]]型を[[手札]]に維持して闘うパターンも多く、[[相手]]の[[手札]]が減るのは[[デュエル]]終盤か、[[アドバンテージ]]を度外視して[[1ターンキル]]を狙いにきた程度。~
 そのため[[デュエル]]序盤〜中盤にかけては[[発動]]機会が訪れないことも多い。~

 [[《PSYフレームロード・Ω》]]や[[ハンデス]][[カード]]などで[[相手]]の[[手札]]を減らせば[[発動]]は狙いやすくなる。~
 しかし、[[相手]]の[[手札]]が減った分、[[相手]]が[[ドロー]]できる枚数も増えてしまうのが難点。~
 この[[カードの発動]]に[[速攻魔法]]や[[手札誘発]]を[[チェーン]]して[[自分]]の[[手札]]を減らせば、[[自分]]が得る[[カード]]の枚数を増やすことができる。~
 [[《ハンドレス・フェイク》]]や[[《妖精伝姫−シラユキ》]]を用いて[[自分]]の[[手札]]を減らせば、最大で6枚の[[ドロー]]が可能。~
 この[[カード]]に[[蘇生]][[カード]]を[[チェーン]]する形で[[《神殿を守る者》]]を[[特殊召喚]]すれば、[[自分]]だけが[[ドロー]]の恩恵を受けられる。~
 いずれにせよ漫然と投入しただけでは[[発動]]すらままならないため、なんらかの[[コンボ]]が前提となる。~

 [[《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]は[[攻撃力]]が[[手札]]の枚数に依存するため、[[攻撃力]]が一気に4000にまで跳ね上がる。~
 この[[カード]]を[[相手]]に意識させれば、[[攻撃表示]]の[[《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]に対して迂闊に[[攻撃]]することができなくなる。~
 勿論、[[メインフェイズ1>メインフェイズ#M1]]の間に対処されてしまうことも多く、あくまでも戦術の一環程度に留めておきたい。~
 同様に[[《サイレント・マジシャン・ゼロ》]]も[[攻撃力]]を最大3000[[強化]]できるが、こちらは[[相手]]の[[ドロー]]枚数が多い程[[強化]]値も高まるので、[[相手]]に[[ドロー]]させたくない状況ではやや[[コンボ]]しにくい。~

 (2)の[[効果]]は[[サイレント・マジシャン]]を[[サーチ]]する[[効果]]。~
 (1)の[[効果]]が使えない場合は[[手札コスト]]などにし、こちらの[[効果]]を使うと良いか。~
// また(1)の[[効果]]の使用直後に[[発動]]すれば、[[《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]は[[攻撃力]]4500となる。~
//意味がない

-この[[カード]]を[[手札]]から[[発動]]する場合、[[発動]]前のこの[[カード]]自体も[[自分]]の[[手札]]として数える。~
この性質を利用し、[[自分]]の[[手札]]が[[相手]]より1枚だけ多い状態で[[手札]]から[[発動]]する事で、[[手札]]の枚数が同じになり[[相手]]と同じ枚数を[[ドロー]]できる(16/06/04)。~
この[[カード]]を使うのであれば是非覚えておきたい。~

-[[自分]]または[[相手]]、もしくは両方が何らかの[[効果]]で[[ドロー]]できない状態の時にはこの[[カード]]を[[発動]]する事自体ができない。~
また、[[自分]]または[[相手]]、もしくは両方の[[ドロー]]が想定される枚数よりも[[デッキ]]枚数が少ない場合も[[発動]]できない。~
(例:[[相手]][[手札]]が2枚で、4枚引かねばならない時に[[相手]]残り[[デッキ]]枚数が3枚の場合[[発動]]できない)~
[[自分]]の[[手札]]が7枚以上の時も[[発動]]できない。~
一方で、[[効果処理時]]に[[サイレント・マジシャン]]がいない場合、および[[効果処理時]]に[[自分]]の[[手札]]枚数が[[相手]]を下回った場合は通常通り[[ドロー]]が[[適用]]される。

-原作・アニメにおいて―~
「サイレント・バーニング」は、[[サイレント・マジシャン]]の[[攻撃]]名。~

--(1)の[[効果]]は、「戦いの儀」における「遊戯vsアテム」戦で使用した[[《天よりの宝札》]](原作[[効果]])との[[コンボ]]をイメージしたものだろう。~
[[バトルフェイズ]]でしか[[発動]]できないのは、アテムの[[バトルフェイズ]]中に[[《天よりの宝札》]]を[[発動]]したのを再現したのだろう(アニメでは[[速攻魔法]]《魔法の教科書》の[[効果]]で[[発動]]している)。~
この[[コンボ]]でアテムに大量[[ドロー]]させることで、[[サイレント・マジシャン]]の[[攻撃力]]を引き上げて[[《ブラック・マジシャン》]]を迎撃している。~

//---なお、この場面での[[手札]]は遊戯がゼロ、アテムは1枚と遊戯の方が[[手札]]が少ないため、[[OCG]]のこの[[カード]]は[[発動]]できない。~
//また、[[《サイレント・マジシャン LV4》]]が存在する場合に使用しても[[攻撃力]]は500しかアップせず、逆に[[《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]の場合は[[攻撃力]]が4000まで跳ね上がる。~
//微妙な点で原作再現はできなくなっている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[サイレント・マジシャン]]

-[[必殺技カード]]

-[[《蘇りし天空神》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デュエリストパック−王の記憶編−]] DP17-JP004 &size(10){[[Super]]};
-[[PRISMATIC GOD BOX]] PGB1-JP038 &size(10){[[Millennium>Parallel#MR]]};
-[[トーナメントパック2024 Vol.1]] 24TP-JP114

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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