*《シルバー・フォング/Silver Fang》 [#top]
 通常モンスター
 星3/地属性/獣族/攻1200/守 800
 白銀に輝くオオカミ。
 見た目は美しいが、性格は凶暴。

 [[Vol.1]]で登場した[[地属性]]・[[獣族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[《フラワー・ウルフ》]]の[[融合素材]]。~

 [[レベル]]3以下の[[獣族]]の[[通常モンスター]]としては[[《隻眼のホワイトタイガー》]]に次いで高い[[攻撃力]]を持ち、[[守備力]]ではこちらが勝る。~
 [[《格闘ねずみ チュー助》]]とは[[守備力]]以外が同じであり、あちらは[[《カメンレオン》]]・[[《おもちゃ箱》]]に対応する。~

 こちらは[[融合素材]]になるため、[[《融合準備》]]などに対応する点を活かしたい。~
 [[《フラワー・ウルフ》]]は[[《簡易融合》]]・[[《簡素融合》]]にも対応するので、活用の幅が広い。~
 とはいえ[[エクストラデッキ]]の圧迫などもあり、こういった要素を活かして[[デッキ]]を構築することは容易ではない。~

 [[【ローレベル】]]では[[《ゾンビキャリア》]]を採用する事で[[《氷結のフィッツジェラルド》]]に繋げられる。~
 [[《バビロン》]]等の[[レベル]]2[[獣族]]を合わせて投入すれば、[[獣族]]中心の[[【ローレベル】]]も構築できる。~
 他には[[《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》]]に対応する[[メリット]]もあり、[[《ハウンド・ドラゴン》]]を投入する場合も候補に挙がる。~

-[[Vol.1]]発売当時の[[下級モンスター]]では[[《サイクロプス》]]・[[《マンモスの墓場》]]と共に最高の[[攻撃力]]を持っている。~
しかし当時用いられていた[[公式ルール]]では[[《ブラック・マジシャン》]]や[[《暗黒騎士ガイア》]]が[[生け贄]]無しで[[召喚]]できたため、彼らの天下は来なかった。~

-後に登場した[[《オオカミ》]]と全く同じ[[ステータス]]を持つ。~
原作でも攻守の値は同じだったが、[[レベル]]が異なっていた。~
見た目の違いはあれど普通の狼と大して変わらないのだろう。~
[[OCG]]の際、こちらは[[融合素材]]になったため完全[[相互互換]]ではなくなっている。~

-[[《レスキューキャット》]]が[[制限カード]]に指定された後に生まれた[[【ビーバーシンクロ】>【レスキューシンクロ】#o372k476j]]では、[[《ナチュル・パルキオン》]]の[[シンクロ召喚]]を狙える[[レベル]]3・[[地属性]]・[[獣族]]・それでいて[[《戦線復活の代償》]]等に対応する[[通常モンスター]]、という条件としては最も[[攻撃力]]が高いこの[[カード]]が投入されていたものも存在した。~
[[《オオカミ》]]でも同様の事が可能だが、こちらの方が入手が楽なので採用率には大きく差がついていた。~
現在はあちらの[[エラッタ]]や[[環境]]の変化もあって過去の話であるが、これも「それまで注目されていなかった[[カード]]が突如脚光を浴びる」例の1つであろう。~

-狼などの牙の意味がある「Fang」は「ファング」と表記するのが通例で実際の発音にも近いが、この[[カード]]の日本語版における[[カード名]]は「フォング」となっている。~
名前に「ファング」と付く別の[[カード]]もあるため、[[宣言]]などの際に間違えないようにしたい。~
同じ語源で「ファング」になっている他の[[カード]]も多いため、[[宣言]]などの際に間違えないようにしたい。~

-原作・アニメにおいて―~
ビデオ戦「闇遊戯vsペガサス」(1戦目)で闇遊戯が使用。~
[[《ドラゴン族・封印の壺》]]で[[《デビル・ドラゴン》]]を封印された遊戯がペガサスの[[モンスター]]を迎え撃つために[[召喚]]したが、原作では炎の[[属性]]に弱く、ペガサスの[[《壺魔人》]]に操られる[[《デビル・ドラゴン》]]の地獄の炎によってあっさり倒されてしまった。~
その後「決闘者の王国編」における「闇遊戯vs梶木」戦にて再登場。~
[[《海竜神》]]の津波で瞬殺されてしまうが、[[強化]]のための[[コンボ]]で[[発動]]されたと見せかけた[[《魔性の月》]]の真の狙いを隠すためのおとりとしての役割を果たした。~
最後の「闇遊戯vs海馬」戦でも[[《ミノタウルス》]]に倒された。~
アニメオリジナル「遊戯vsキース」戦ではキースの[[《サイバーポッド》]]の[[リバース効果]]で[[裏側守備表示]]で[[特殊召喚]]したが[[《機械王》]]にあっけなくやられてしまった(このとき遊戯は[[《サイバーポッド》]]の[[効果]]でめくったこの[[カード]]を見せない代わりに、[[カード名]]を[[宣言]]して[[セット]]していた)。~

--原作においては[[レベル]]5だった。~
また原作では[[《魔性の月》]]に対応するため、この[[カード]]によく使用されていた。~
[[イラスト]]は全体が月の逆光を浴びたシルエットの様になっている。~

--アニメ「バトルシティ編」では、遊戯がバトルシップの自室にて[[デッキ]]調整のためにテーブルに置いた[[カード]]の1枚。~
--「遊戯vsアテム」の決戦前夜において[[デッキ]]作りのためテーブルに置いた[[カード]]のうちの1枚。~
//遊戯のカードを遊戯が持っていることは当然なので特筆事項にあたらない
//あったんだから良いのでは

--「乃亜編」の回想シーンにおいて、海馬がモクバに株の仕組みを計100枚の[[カード]]で説明する際に使用している。~

--東映版の劇場版で、青山翔吾が所有しているのが確認できる。~
原作同様の[[レベル]]5だったが、かなりOCGのものに近い[[イラスト]]となっている。~
---劇中では翔吾が取り乱して自分と遊戯の[[デッキ]]をばら撒いてしまった時に、城之内が翔吾の[[デッキ]]を拾い集めて渡すのだが、その際に翔吾の[[《真紅眼の黒竜》]]と遊戯のこの[[カード]]をすり替えた。~
翔吾だけでなく自分の[[デッキ]]を拾い集めていた遊戯も気づいていなかったようで、その後の海馬との[[デュエル]]で[[《真紅眼の黒竜》]]を引いた際に驚いている。~
映画のストーリー上仕方がなかったが、行為自体は城之内自身も「強引なのは分かってる」と述べるように褒められたものではなく、現実で実際にやれば窃盗になる事は明らかなので絶対にマネしないように。~

-コナミのゲーム作品において―~
フォルスバウンドキングダムでは遊戯編のステージ1でさまよう [[モンスター]]として登場し、勝利すれば仲間になる。~
いわゆるチュートリアル的な[[モンスター]]で超必殺技も覚えないが、初期の[[モンスター]]としてはそこそこの強さなので中盤以降も十分活躍できる。~
[[攻撃]]名は「ワイルド・ソニック・ストーム」。~

--モンスターカプセルGBでは、レベルが10以降の[[《オオカミ》]]に進化カプセルを使うとこの[[モンスター]]に進化する。~

--漫画『遊☆戯☆王ラッシュデュエルLP』には[[ラッシュデュエル]]版のこの[[カード]]([[RUSH:《シルバー・フォング》]])が登場した。~

-その他の商品展開―~
バンダイ版のこのカードは[[攻撃力]]2300・[[守備力]]700・[[レベル]]5と、原作より大幅に[[攻撃力]]がアップしている。~
強力な[[アタッカー]]に見えるが、バンダイ版のルールでは[[攻撃]]を受ける際には必ず[[守備力]]を参照する上、[[攻撃モンスター]]の[[守備力]]が[[相手]]の[[攻撃力]]より低いと[[攻撃モンスター]]も[[破壊]]されてしまうため、かなり打たれ弱い。~

--遊戯王[[ラッシュデュエル]]でも同一の[[ステータス]]で実装されている。~
[[RUSH:《シルバー・フォング》]]を参照。~
また、この[[モンスター]]を意識したであろう[[《シルバー・ウルフ》>rushwiki:《シルバー・ウルフ》]]という[[モンスター]]も登場している。~

**関連カード [#card]
-[[《EMシルバー・クロウ》]]

―[[融合]]関連
-[[《フラワー・ウルフ》]]
--[[《魔界のイバラ》]]

//―《シルバー・フォング》の姿が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ローレベル】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.1]]
-[[EX]]
-[[青眼の白龍伝説−LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON−]] LB-09
-[[EX-R]] EX-12
-[[STRUCTURE DECK−遊戯編−]] YU-39
-[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-010
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP106
-[[アドバンスド・トーナメントパック2014 Vol.1]] AT05-JP005
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