*《シンクロ・パニック》 [#top]
 永続罠
 このカードは発動後、3回目の自分スタンバイフェイズに破壊される。
 (1):自分フィールドの表側表示のSモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
 その内の1体を対象としてこのカードを発動できる。
 レベルの合計がそのモンスターと同じになるように、
 自分の墓地からチューナー1体とチューナー以外のモンスターを任意の数だけ特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン戦闘・効果では破壊されない。
 (2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、お互いにS召喚できない。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除

 [[PREMIUM PACK 2024>PREMIUM PACK#PP2024]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[カードの発動]]後3回目の[[スタンバイフェイズ]]に[[自壊]]する[[効果外テキスト]]、[[自分]][[シンクロモンスター]]が[[破壊された]]場合、その[[モンスター]]の[[レベル]]と合計が同じになるように[[チューナー]]1体と任意の数の非[[チューナー]]を[[蘇生]]する[[効果]]、[[お互い]]に[[シンクロ召喚]]できなくなる[[効果]]を持つ。~

 [[お互い]]の[[シンクロ召喚]]を封じる期限付きの[[永続罠]]という点で[[《不協和音》]]と似たところがある。~
 ただし、あちらが[[フリーチェーン]][[カード]]故にいつでも[[発動]]できるのに対し、こちらは[[セット]]状態から[[発動]]するには[[発動条件]]がある点で大きく異なる。~
 つまり、(2)が使用したくとも(1)の[[発動条件]]を満たさねば(2)も[[適用]]できないため狙ったタイミングでの妨害が難しく、単純な[[シンクロ召喚]][[メタ]]はあちらに分があると言えよう。~

 (1)は[[チューナー]]1体と任意の数の非[[チューナー]]の[[破壊]][[耐性]]付きでの[[蘇生]]。~
 [[蘇生]]先は[[レベル]]が揃っていれば実際にその[[シンクロモンスター]]の[[シンクロ召喚]]に使用されたかは問われておらず、最大5体もの[[蘇生]]も可能。~
 [[効果]]も有効なままで、且つ[[破壊]][[耐性]]付きなので[[相手]][[ターン]]に[[発動]]しても返しの[[自分]][[ターン]]まで維持が狙いやすい。~
 [[守備表示]]で[[蘇生]]しておけば優秀な[[壁]]としても機能し、[[戦闘ダメージ]]の軽減にもつながる。~
 ただし、[[トリガー]]がやや[[相手]]依存であり、[[自爆特攻]]も[[永続罠]]の遅さを踏まえるとやや回りくどい戦術と言える。~
 また、[[蘇生]]先には必ず[[チューナー]]を含む必要があるため、[[蘇生]]後の[[除外]][[デメリット]]の[[適用]]や[[相手]]の[[墓地]][[メタ]]等で[[墓地]]にいない場合は、この[[効果の発動]]そのものが行えない点に注意。~

 (2)は[[お互い]]の[[シンクロ召喚]]を封じる[[効果]]。~
 [[発動]]後3回目の[[自分]][[スタンバイフェイズ]]に[[自壊]]するのでそれまでの期限付きにはなるが、高速化が進む現代遊戯王では十分な拘束期間となる。~
 [[相手]]が[[【シンクロ召喚】]]ならば[[メタ]]となるが、[[相手]]依存なのであまり期待はできない。~
 寧ろ、(1)を踏まえると[[自分]]が[[シンクロモンスター]]を使う[[デッキ]]の筈なので[[デメリット]]として働く事の方が多いだろう。~
 この[[効果]]故に(1)で展開した[[モンスター]]が[[シンクロ素材]]に使えず、それらを有効利用できる[[リンクモンスター]]との併用が半ば必須となる。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画ARC-Vの「ユーゴvs蓮」(1戦目)でユーゴが使用。~
[[《クリアウィング・ファスト・ドラゴン》]]の[[戦闘破壊]]を[[トリガー]]に、[[《SRパッシングライダー》]]と[[《SRドミノバタフライ》]]を[[特殊召喚]]して[[壁]]とした。~
更に[[お互い]]の[[シンクロ召喚]]を防ぐ[[効果]]により、蓮のこれ以上の[[シンクロ召喚]]を封じたが、同時に自身の展開にも制限が生じる結果となった。~
--漫画版では、(1)で[[蘇生]]できる[[モンスター]]が「[[破壊された]][[シンクロモンスター]]の[[シンクロ素材]]一組」という指定であり、[[攻撃表示]]での[[蘇生]]に限定されていた。~
また、[[自壊]]タイミングは[[発動]]後3回目の[[エンドフェイズ]]であった。~
//---[[OCG]]のルールでは[[シンクロモンスター]]が[[墓地へ送られた]]時点で「[[シンクロ召喚]]された」という情報が消えるため、「[[シンクロ素材]]一組」という存在も同時に消える事になる。~
//このため、[[OCG]]では[[レベル]]合計が同じであれば実際に[[シンクロ召喚]]に利用されたか否かは問わない仕様に変更されている。~
//召喚したモンスターが場を離れても素材側の情報は別に消えない、例はドラゴアセンション等

--台詞では[[永続罠]]と[[宣言]]しているが、[[カード]][[イラスト]]は[[魔法カード]]となっていた。~
[[発動]]タイミングと[[トリガー]]から[[罠カード]]である事は確実であり、[[OCG]]においては台詞通りの[[永続罠]]として登場している。~

--なお、[[ペンデュラムモンスター]]の[[《SRパッシングライダー》]]と[[《SRドミノバタフライ》]]が[[墓地へ送られて>墓地へ送られた]]いた点については[[《SRパッシングライダー》]]の記述を参照。~
//また上述の通り[[特殊召喚]]した[[モンスター]]は[[ペンデュラムモンスター]]であり、[[墓地]]ではなく[[エクストラデッキ]]に存在していたはずであるため、「[[墓地]]から[[特殊召喚]]」の[[テキスト]]とは矛盾した挙動を行っている。~
//「モンスターの特性を変化させるのは〜」の台詞から多分漫画版のパッシングとバタフライは本来Pモンスターじゃないと思う

--アニメ5D'sには類似した[[カード名]]の《Sp−シンクロ・パニック》が存在するが、[[効果]]は特に関係はない([[《シンクロ・オーバートップ》]]参照)。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-その他の商品展開―~

**関連カード [#card]
-[[シンクロ]]

-[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]
-[[《不協和音》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 2024>PREMIUM PACK#PP2024]] 24PP-JP017 &size(10){([[N-Parallel]],[[Super]],[[Secret]],[[Secret RED Ver.>Secret#SESRV]])};
-[[PREMIUM PACK 2024>PREMIUM PACK#PP2024]] 24PP-JP017 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]],[[Super]],[[Secret]],[[Secret RED Ver.>Secret#SESRV]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《シンクロ・パニック》,罠,永続罠,シンクロ);