*《デーモン・ビーバー/Archfiend Marmot of Nefariousness》 [#top]
 通常モンスター
 星2/地属性/獣族/攻 400/守 600
 悪魔のツノと翼を持つビーバー。
 どんぐりを投げつけて攻撃する。

 [[Vol.1]]で登場した[[地属性]]・[[獣族]]の[[下級モンスター]]。~
 ツノと翼の設定は、「[[デーモン]]」の名を持つ設定で活かされている。~

 [[レベル]]2・[[地属性]]・[[獣族]]・[[攻撃力]]500以下の[[通常モンスター]]に限定しても[[《ディッグ・ビーク》]]に[[ステータス]]が劣っており、[[おジャマ]]に比べて受けられるサポートも少ない。~
 そのかわり、こちらは[[デーモン]]の[[サポートカード]]を使用できる。~
 [[《万魔殿−悪魔の巣窟−》]]の[[効果]]で[[デッキ]]から[[サーチ]]できる最低[[レベル]]の[[モンスター]]であり、低[[レベル]][[通常モンスター]]のサポートを活かして[[フィールド]]に出していき、[[《堕落》]]等の[[デーモン]]専用[[カード]]を使えば様々な戦術に利用できる。~

 [[【ローレベル】]]では[[《No.64 古狸三太夫》]]の素材にできる他、[[《No.65 裁断魔人ジャッジ・バスター》]]の素材に使える[[《悪魔の鏡》]]とサポートを共有できる。~

-かつては[[【ビーバーシンクロ】>【レスキューシンクロ】#ArchfiendMarmot]]の[[キーカード]]として、[[《レスキューキャット》]]や[[《堕落》]]と共に[[コントロール奪取]]と[[シンクロ召喚]]を絡めた[[デッキ]]を組むことができた。~
[[17/01/01>リミットレギュレーション/2017年1月1日]]に[[《レスキューキャット》]]が[[制限復帰]]したため、同じ様な運用が可能となっている。~
他にも[[《レスキューラビット》]]や[[《予想GUY》]]でこの[[コンボ]]を狙うことができるが、前者は[[同名カード]]しか呼び出せない都合上[[シンクロ召喚]]が狙いにくく、後者は単体でしか呼び出せないため、[[《レスキューキャット》]]ほどの安定性はない。~

-全ての始まりである[[Vol.1]]での収録であるが、この時点で既に[[《バビロン》]]の[[下位互換]]であった。~
[[属性]]・[[種族]]・[[レベル]]・[[守備力]]が同一な上で、[[攻撃力]]が300劣る。~
しかし、後に「[[デーモン]]」という[[カテゴリ]]が設立されたことで固有の使い道が登場し、[[《デブリ・ドラゴン》]]や[[《ブロークン・ブロッカー》]]のような[[カード]]も現れて存在価値を持つことになった。~

--当時の[[通常モンスター]]には珍しく様々な[[カード]]と[[シナジー]]を持つ一枚であるが、[[トーナメントパック2008 Vol.2]]に再録されて以降は、依然として[[絶版]]のままである。~

-[[《地霊使いアウス》]]のお供として[[イラスト]]に登場している。~
彼が成長した[[《デーモン・イーター》]]は、[[OCG]]化よりも前に[[《憑依装着−アウス》]]の[[イラスト]]に描かれていた。~

--[[霊使い]]の[[使い魔]]たちは、[[《ギゴバイト》]]を除き[[レベル]]2で、[[《きつね火》]]を除いて[[通常モンスター]]という共通点を持つ。~
サポートを共有しやすく素材指定の[[エクシーズモンスター]]に繋げられるものもいるため、これらの[[カード]]を合わせた比較的実戦的な[[【ローレベル】]]を組む事もできる。~
//使い魔自体は霊使いのページに紹介が無く名前・効果の共通点もないため、一番古いこれに記載
//使い魔の独立ページが作られたがこの記述はこちらにも残しておく

-ビーバーと言えば、アメリカビーバーのことを指す場合が多い。~
発達した前歯でかじり倒した木材などを使い、川にダムを作って生活する生態はよく知られている。~
また、水生に適した体を持ち、広くて平たい尻尾を使う事で巧みに泳ぐことができる。~

--この[[モンスター]]はなぜかどんぐりを持っているが、ビーバーは木の皮や葉などを主食にし、どんぐりなどの木の実はあまり食べない。~
どんぐりを食べるのはリスである。~
[[英語名]]を変更されたのもこれが原因か。~

-[[英語名]]ではビーバーではなくマーモット(アルプス・ヒマラヤ・北米に分布するリス科の哺乳類)になっている。~
「Nefariousness」は「極悪な〜」などを意味する形容詞の「Nefarious」に接尾語「-ness」を付けて名詞にしたものである。~
//自然を愛する[[精霊使い>霊使い]]の[[使い魔]]とは言え、「[[デーモン]]」の名を持つ事を反映した結果なのだろうか。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGX第34話に、[[《正義の味方 カイバーマン》]]の世界に住む精霊として登場。~
同じく第35話ではアカデミアの古井戸に捨てられており、万丈目に引き取られた。~

-コナミのゲーム作品において―~
真DM2においては移動および[[攻撃]]時に範囲型の[[罠カード]]を[[発動]]させないという[[効果]]を備えている。~
[[《死神のドクロイゾ》]]等が同じ[[効果]]を持つ。~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[ラッシュデュエル]]でも同一の[[ステータス]]で実装されている。~
[[RUSH:《デーモン・ビーバー》]]を参照。~
また、この[[カード]]のパロディである[[《デーモン・カルビーバー》>RUSH:《デーモン・カルビーバー》]]も存在し、こちらは受けられる[[サポートカード]]に違いがある。~

**関連カード [#card]
-[[デーモン]]

-[[使い魔]]
--[[《デーモン・イーター》]]
--[[《憑依覚醒−デーモン・リーパー》]]

―[[色違い]][[モンスター]]
-[[《イビル・ラット》]]

―《デーモン・ビーバー》の姿が見られる[[カード]]
-[[《地霊使いアウス》]]
-[[《憑依装着−アウス》]]
-[[《荒ぶるアウス》]]

-[[《地霊媒師アウス》]]

-[[RUSH:《大行進前夜》]]

-[[《異次元からの帰還》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ローレベル】]]
-[[【レスキューシンクロ】]]

**収録パック [#pack]
-[[Vol.1]]
-[[トーナメントパック2008 Vol.2]] TP06-JP003
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