*《デストーイ・ホイールソウ・ライオ/Frightfur Leo》 [#top]
 融合・効果モンスター
 星7/闇属性/悪魔族/攻2400/守2000
 「エッジインプ・ソウ」+「ファーニマル」モンスター
 このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
 「デストーイ・ホイールソウ・ライオ」の効果は1ターンに1度しか使用できず、
 この効果を発動するターン、このカードは直接攻撃できない。
 (1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを破壊し、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。

 [[クロスオーバー・ソウルズ]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[融合召喚]]でしか[[特殊召喚]]できない[[召喚条件]]、自身の[[直接攻撃]]を放棄する代わりに[[相手]]の[[表側表示]][[モンスター]]1体を[[破壊]]して[[元々の攻撃力]]分の[[ダメージ]]を与える[[起動効果]]を持つ。~

 [[《エッジインプ・ソウ》]]を[[融合素材]]に指定しているため、他の[[デストーイ]][[融合モンスター]]と併用する場合は工夫が必要になる。~
 [[《魔界発現世行きデスガイド》]]で[[《エッジインプ・シザー》]]と使い分けたり、[[《エッジインプ・トマホーク》]]の[[効果]]を利用しての使い分けを狙いたい。~
 [[《エッジインプ・ソウ》]]自体も[[汎用性]]が低いため、[[融合素材代用モンスター]]を使う手もある。~

 [[効果]]は[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]とほぼ同じもので、[[モンスター]][[破壊]]、[[バーン]]、[[直接攻撃]]制限を併せ持つ。~
 しかし[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]における[[《迅雷の騎士ガイアドラグーン》]]のように、制約を帳消しにするような手段がないのが難点。~

 同じく[[除去]][[効果]]を持つ[[デストーイ]]には、複数枚の[[除去]]と[[直接攻撃]]ができる[[《デストーイ・シザー・タイガー》]]が存在する。~
 総[[ダメージ]]量で見た場合、[[《デストーイ・シザー・タイガー》]]以上の[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]を[[破壊]]し、なおかつこの[[カード]]で[[攻撃]]できる[[モンスター]]が存在しなければ、この[[カード]]を使う理由がなくなる。~
 また、[[《デストーイ・シザー・タイガー》]]は[[魔法・罠カード]]も[[破壊]]でき、[[融合召喚]]直後に[[除去]]されても最低限の仕事ができるが、この[[カード]]は[[起動効果]]なのでそれもできない。~
 一応、この[[カード]]は毎[[ターン]][[効果]]を使えるため維持できれば複数回[[発動]]できるが、[[耐性]]もなく[[攻撃力]]も半端で[[蘇生]]もできないので、この点も活かしづらい。~

 また、単に[[除去]]目的ならば、同じ[[融合素材]]から出せる[[《デストーイ・ハーケン・クラーケン》]]も存在する。~
 あちらは[[バーン]][[効果]]がない代わりに、[[表示形式]]や[[破壊]][[耐性]]を無視できるなど細かい点が全体的に使いやすくなっており、更に[[2回攻撃]]などの[[効果]]も備えている。~

 総じて、競合する他の[[カード]]に比べて活用できる場面が非常に限定され、[[《エッジインプ・ソウ》]]自体も使いづらいのも相まってほとんど採用されないのが現状である。~

-ライオンのぬいぐるみから円盤状の鋸がいくつも飛び出したデザインをしている。~
日本語名の「ホイールソウ」は丸鋸を指しているのだろうが、本来『丸鋸』を意味する英語は「circular saw(サーキュラーソウ)」または「buzz saw(バズソウ)」である。~
恐らく、語呂の関係で改変されたのだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの「素良vs黒咲」(1戦目)で素良が初使用。~
[[《デストーイ・ファクトリー》]]の[[効果]]で、[[《ファーニマル・ライオ》]]と[[《エッジインプ・ソウ》]]を[[融合素材]]として[[融合召喚]]される。~
自身の[[効果]]で[[《RR−ライズ・ファルコン》]]を[[破壊]]しようとしたが、[[アクションマジック>魔法カード]]《ミラー・バリア》で回避され、続いて行なった[[攻撃]]も[[通常罠]]《逆境》で回避された。~
返しの[[ターン]]に[[《RR−ライズ・ファルコン》]]に[[戦闘破壊]]され、最終的に[[《魔玩具融合》]]で[[《デストーイ・マッド・キマイラ》]]の[[融合素材]]となった。~

--[[融合召喚]]時の口上は「[[悪魔宿りし鉄の歯>《エッジインプ・ソウ》]]よ。[[牙剥く野獣>《ファーニマル・ライオ》]]と一つとなりて新たな力と姿を見せよ。[[融合召喚]]!現れ出ちゃえ!すべてを切り裂く百獣の王!《デストーイ・ホイールソウ・ライオ》!」。~

--アニメでは、[[融合素材]]は[[《ファーニマル・ライオ》]]も指定されており、[[特殊召喚]]の制約もなかった。~
また、[[1ターンに1度]]の制約は自身のみにかかり、[[除去]]する[[モンスター]]の[[表示形式]]指定や[[直接攻撃]]不可の[[デメリット]]も無く、[[バーン]]を参照する[[攻撃力]]は元々の数値ではなかった。~
[[融合召喚]]しやすくなった代わりに、OCG化された[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]のような変更で[[効果]]は[[弱体化]]しており、同じパックに収録されている[[《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》]]とは対照的な変更をされている。 ~
[[融合召喚]]しやすくなった代わりに、[[OCG]]化された[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]のような変更で[[効果]]は[[弱体化]]しており、同じパックに収録されている[[《幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァ》]]とは対照的な変更をされている。 ~
また、[[レアリティ]]は[[スーパーレア>Super]]となっている。~

--「素良vs黒咲」(1戦目)で、[[《ファーニマル・ライオ》]]はその可愛らしいデザインで観客の子供達から喜ばれていたが、[[融合素材]]になって不気味な[[イラスト]]のこの[[モンスター]]が[[召喚]]された時は、恐怖で多数の子供達が泣いてしまった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[デストーイ]]
-[[ファーニマル]]

-[[《エッジインプ・ソウ》]]

-[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]

―《デストーイ・ホイールソウ・ライオ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《デストーイ・カスタム》]]
-[[《デストーイ・マーチ》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[クロスオーバー・ソウルズ]] CROS-JP041 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《デストーイ・ホイールソウ・ライオ》,モンスター,融合モンスター,効果モンスター,星7/闇属性/悪魔族/攻2400/守2000,デストーイ,正規の方法以外での特殊召喚不可);