*《フリント・クラッガー/Flint Cragger》 [#top]
 効果モンスター
 星3/地属性/岩石族/攻 800/守1600
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 自分の手札を1枚選んで捨て、EXデッキから「化石」融合モンスター1体を墓地へ送る。
 (2):フィールドのこのカードを墓地へ送って発動できる。
 相手に500ダメージを与える。
 自分の墓地に「化石融合−フォッシル・フュージョン」が存在する場合、
 さらに除外されている自分の、「化石融合−フォッシル・フュージョン」1枚または
 そのカード名が記されたカード1枚を選んで墓地に戻す事ができる。

 [[PREMIUM PACK 2021>PREMIUM PACK#PP2021]]で登場した[[地属性]]・[[岩石族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[特殊召喚に成功した]]場合に[[手札]]を1枚[[捨て>捨てる]]、[[エクストラデッキ]]から[[化石]][[融合モンスター]]を[[墓地へ送る]][[誘発効果]]、[[フィールド]]の自身を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[相手]]に500[[バーン]]を与え、更に[[墓地]]に[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]が存在するなら[[除外]]されている[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]あるいはその[[カード名が記されたカード]]を[[墓地に戻す]][[起動効果]]を持つ。~

 (1)は[[手札]]を1枚[[捨てて>捨てる]][[エクストラデッキ]]から[[化石]]を[[墓地へ送る]][[効果]]。~
 [[特殊召喚に成功した]]場合の[[効果]]であるが、自己[[特殊召喚]][[効果]]を持たず[[化石]]関連の[[カード]]にも[[特殊召喚]][[効果]]がないため、テーマ外の[[カードの効果]]で[[特殊召喚]]する必要がある。~
 [[下級]][[アダマシア]]の共通[[効果]]や[[《魔救の息吹》]]などの[[効果]]を使って上手く[[特殊召喚]]につなぎたい。~

 [[手札]]を1枚[[捨てる]]必要がある点で[[《風化戦士》]]には劣るが、新生代([[レベル]]4)で[[墓地]][[効果]]による[[サーチ]]、中生代([[レベル]]6)で[[墓地]][[効果]]による[[除去]]を使い分けられる汎用性の高さが売りであり、[[特殊召喚]]手段が豊富ならこの[[カード]]のみを[[【岩石族】]]に[[出張]]させてもよい。~
 [[墓地]][[効果]]は持たないものの古生代([[レベル]]8)の[[化石]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]で[[融合素材]]とするのもよい。~
 [[手札]]を[[捨てる]]のは[[効果]]処理なので、[[《風化戦士》]]や[[《シェル・ナイト》]]を選べば[[効果]]の[[トリガー]]となり[[アドバンテージ]]を得られる。~
// [[墓地へ送った>墓地へ送る]][[化石]]を[[《ダーク・コーリング》]]で[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]にするのも可能。~
//その程度は他のモンスターでもできるし特筆するような動きに見えない

 (2)は自身を[[コスト]]にした[[バーン]]だが、それだけでは[[カード]]1枚の消費に見合わない。~
 一応、最序盤など[[墓地]]が肥えていない状況なら、[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]による[[融合召喚]]の準備を整える為、自身を能動的に[[墓地へ送る]]手段として利用はできる。~
 ただ、基本的には[[墓地]]に[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]が存在する状況で[[発動]]して、追加[[効果]]の[[墓地に戻す]][[効果の適用]]を狙いたい。~
 上記で述べた[[化石]]の[[墓地]][[効果]]の再[[発動]]を狙ったり、改めて[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]の[[融合素材]]として[[除外]]したい。~
 [[蘇生制限]]を満たした[[化石]]が複数[[墓地]]に存在するのならば、[[《タイム・ストリーム》]]を[[戻して>墓地に戻す]][[蘇生]]を狙うのも良い。~
 [[《シェル・ナイト》]]と同様、終盤の詰めでは[[《風化戦士》]]から[[サーチ]]して止めを刺すことで[[バーン]][[ダメージ]]も活用できなくはない。~

-「[[墓地に戻す]]」と「[[墓地へ送られた]]」は異なるので、(2)は[[《風化戦士》]]や[[《シェル・ナイト》]]の[[効果]]の[[トリガー]]にはならない。~
一方、[[墓地へ送られた]][[ターン]]に[[発動]]できない[[《タイム・ストリーム》]]の[[墓地]][[効果]]も即座に[[発動]]できる。~

-名前の由来は「[[フリント>《フリント》]]」+「クラッグ/crag」(ごつごつした岩)か。~
全体的なデザインとしては獣脚類の肉食[[恐竜>恐竜族]]の[[化石]]といった風貌だが、頭部にある耳のような装飾や鼻先の巨大な一本角といった特徴に合致する実在の恐竜は存在せず、独自のデザインとなっている。

--アニメで登場した際も、その意味通り、石でできた自身の口を打ち鳴らして火の玉を放っていた。~

//--[[《フリント》]]とは特に関係していない。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「剣山vsジム」戦においてジムが使用。~
[[後攻]]1[[ターン]]目に[[召喚]]され、[[効果]]を[[発動]]して自身を[[墓地]]へ送りつつ剣山に500[[ダメージ]]を与えた。~
その直後に、[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]で剣山の[[墓地]]の[[《俊足のギラザウルス》]]と共に[[《新生代化石竜 スカルガー》]]の[[融合素材]]となった。

--作中では[[守備力]]が400であり、(2)の前半である自身を[[墓地へ送って>墓地へ送る]]500[[ダメージ]]を与える[[効果]]のみだったが、代わりに1[[ターン]]に何度でも[[発動]]できた。~
また、アニメの[[イラスト]]は口から光弾を放っている姿だったが、[[OCG]]ではこれが削除されている。~

--[[デュエル]]外でも、電磁波によって恐竜の本能が目覚め暴走状態になっていた剣山を、[[バーン]][[ダメージ]]によるショックによって正気に戻す役割を果たした。~
それだけの目的で[[効果]]を[[発動]]したものと早合点したヨハンは「だとしても[[フィールド]]を空けてしまったのは失敗だった」と分析するが、実際は上記の通り[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]の[[融合素材]]確保を同時に狙うものであった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[化石]]

-[[《化石融合−フォッシル・フュージョン》]]

-[[カード名が記されたカード]]

//―《フリント・クラッガー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 2021>PREMIUM PACK#PP2021]] 21PP-JP005 &size(10){([[N-Parallel]],[[Secret]])};
-[[PREMIUM PACK 2021>PREMIUM PACK#PP2021]] 21PP-JP005 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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