*《ブラック・ボンバー/Black Salvo》 [#top]
 チューナー(効果モンスター)
 星3/闇属性/機械族/攻 100/守1100
 このカードが召喚に成功した時、
 自分の墓地から機械族・闇属性・レベル4のモンスター1体を選択して
 表側守備表示で特殊召喚できる。
 自分の墓地から機械族・闇属性・レベル4のモンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。
 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 [[CRIMSON CRISIS]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]の[[チューナー]]。~
 [[召喚に成功した]]時に[[闇属性]]・[[機械族]]・[[レベル]]4[[モンスター]]を[[蘇生]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 別の[[モンスター]]を[[蘇生]]させるいわゆる「釣り上げ」[[効果]]を持つ[[チューナー]]の1体。~
 [[蘇生]][[対象]]は狭いが、[[召喚に成功した]]だけで[[アドバンテージ]]を失わず[[レベル]]7の[[シンクロ召喚]]を狙える。~
 [[レベル]]7には[[リセット]][[効果]]を持つ[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]や複数回の[[バウンス]]を行える[[《月華竜 ブラック・ローズ》]]など、選択肢も多い。~
 [[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]で[[全体除去]]後、[[墓地が肥える>墓地を肥やす]]ことを利用し[[《オーバーロード・フュージョン》]]で勝負を決める事も可能。~
 [[《黄泉ガエル》]]・[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]・各種[[モンスタートークン]]などを併用すれば、[[シンクロモンスター]]の幅が広がる。~
 [[《ジェネクス・ニュートロン》]]で[[サーチ]]でき、[[《ダーク・バースト》]]で[[サルベージ]]できる利点も持つ。~
 ただし[[攻撃力]]が非常に低いため、[[特殊召喚]]した[[モンスター]]を[[除去]]されたり、[[効果]]を[[無効]]にされたりすると、この[[カード]]のみが無防備に残されてしまう危険があるため注意したい。~

 [[蘇生]][[対象]]になる[[モンスター]]は少ないが、[[シンクロ素材]]以外に活躍する[[モンスター]]も存在する。~
 [[機械族]]の[[下級>下級モンスター]][[サイバー・ダーク]]は全て[[蘇生]][[対象]]になるため、[[【サイバー・ダーク】]]での活躍が見込める[[モンスター]]である。~
 [[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]や[[《ダーク・バースト》]]は[[【サイバー・ダーク】]]と[[シナジー]]がある。~
 [[全体除去]]後、[[《サイバーダーク・インパクト!》]]等で[[《鎧黒竜−サイバー・ダーク・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]し、[[効果]]で[[墓地]]に落ちた[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]を装備することで大[[ダメージ]]を狙える。~
 他面、[[手札]]消費を抑えつつ[[レベル]]7の[[シンクロ召喚]]が可能な特長に加え、《ブラック・ボンバー》と[[機械族]]の[[下級>下級モンスター]][[サイバー・ダーク]]で[[《タンホイザーゲート》]]にも対応するため、[[ランク]]7の[[エクシーズ召喚]]も見込み易くなる。~
 [[《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]を[[融合召喚]]するのもいだろう。~

 また[[蘇生]]できる[[モンスター]]には5体の[[A・O・J]]も含まれている。~
 [[【A・O・J】]]でこの[[カード]]からの[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ召喚]]を切り札感覚で使う事ができ、他にも[[属性]]や[[種族]]指定の[[シンクロモンスター]]を簡単に出せる。~
 この[[デッキ]]では貴重な展開手段なので、できるだけ採用したい。~

 [[【機皇】]]では、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[全体除去]]から[[機皇帝]]の[[特殊召喚]]に繋げる事ができる。~
 それ以外にも、[[《カラクリ将軍 無零》]]を[[シンクロ召喚]]して[[モンスター]]の[[表示形式]]を変更し、[[壁]][[モンスター]]で粘られると膠着状態に陥りやすい[[《機皇帝ワイゼル∞》]]や[[《機皇帝スキエル∞》]]をサポートできる。~

-この[[カード]]がどこまで[[モンスター]]の[[効果]]を[[無効化>無効]]するかは[[《ジャンク・シンクロン》>《ジャンク・シンクロン》#Negate]]を参照。~
[[蘇生]][[対象]]のうち、[[無効化>無効]]されずに済むのは[[《ギミック・パペット−死の木馬》]]の[[特殊召喚]][[効果]]のみであるため、基本的には「[[リセット]]しない限り[[無効化>無効]]される」と覚えておけばいい。~

-現在、[[特殊召喚]]できる中で最も[[攻撃力]]が高い[[モンスター]]は、[[攻撃力]]1850の[[《メカ・ハンター》]]。~
最も[[守備力]]が高い[[モンスター]]は、[[守備力]]2200の[[《BM−4ボムスパイダー》]]。~

-[[シンクロ召喚]]の軸となりうる[[チューナー]]だったが、[[09/09/01>禁止・制限カード/2009年9月1日]]にて[[レベル]]7の[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]と[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]が規制されたため、間接的に[[弱体化]]した。~
その後、[[《月華竜 ブラック・ローズ》]]の登場や、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]・[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]の[[制限緩和]]もあり、使いやすさが戻ったと言える。~

-[[テキスト]]では[[蘇生]]する[[モンスター]]を「[[機械族]]・[[闇属性]]の[[レベル]]4[[モンスター]]」と指定している。~
第5期以前は、[[モンスター]]の[[種族]]と[[属性]]を指定する場合は「[[属性]]・[[種族]]」の順に書くのが慣例だった。~
この[[カード]]以降も、新規収録された[[《サイバー・エルタニン》]]・[[《スクラップ・リサイクラー》]]等や再録された[[《荒野の女戦士》]]・[[《コーリング・ノヴァ》]]等も同様の順番になっていることから、第6期以降は「[[種族]]・[[属性]]」の順番で表記する事が慣例となった様である。~

--[[トークン]]の[[ステータス]]に関する表記の場合は、初期から「[[種族]]・[[属性]]」の順に書くのが慣例だった。~

-海外版では[[スーパーレア>Super]]に昇格している。~
海外では[[《リミット・リバース》]]のように、[[蘇生]]関連は[[レアリティ]]が下がる傾向にあるが、逆パターンとなっている。~

-[[英語名]]の「Salvo」は「激しく、一斉に」という意味で、転じて爆弾や爆発を指す言葉としても使われる。~
また、軍事用語としても「一斉射撃」「一斉投下」といった意味を持つ。~
[[《A・ボム》]]にも使われているため、[[英語名]]では使えない「Bomb」の代わりなのだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの「遊星vsボマー」戦においてボマーが使用。~
[[効果]]により[[《トラップ・リアクター・RR》]]を[[蘇生]]し、2体合わせて[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]の[[シンクロ素材]]となった。~

--台詞から推測すると、この時は[[闇属性]]の[[レベル]]4[[モンスター]]1体が対象だった。~
また、アニメでの[[イラスト]]は全体的に薄く、[[モンスター]]の表面に灰色が多く使われている。~

--[[効果]][[発動]]の際には、口から4つの爆弾を吐き出し、その爆炎から[[モンスター]]が[[特殊召喚]]されるという演出があった。~
おそらくこの[[カード]]の色が[[属性]]を、爆弾の数が[[レベル]]を表しているのだろう。~

--「遊星vsハイトマン」戦で遊星が使用した[[通常罠]]《チューナーズ・ボム》の[[イラスト]]に描かれている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]ではボマーが使用。~
デスティニースキャンに設定されている[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]の[[シンクロ召喚]]を狙ってくるが、ボマーが用いる[[シンクロモンスター]]がこの[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]しかいないため、デスティニーポイントがたまっていない、または使用しない設定にした時には単なる弱小[[モンスター]]となる。~
また、無意味に[[攻撃表示]]で[[召喚]]・[[特殊召喚]]されることがしばしば見られる。~
[[召喚]]すると機械音が発生し、[[戦闘破壊]]されると目が「×」になる。~
また、この[[カード]]をスキャンすると[[【ジャイアント・ボマー・エアレイド】]]の隠し[[デッキ]]「マックス・ダイブ・エアレイド」が出現する。~
ディスティニースキャンを使わなくても[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]が使用できるが、その代わりなのか[[メインデッキ]]の完成度はボマーの2戦目の[[デッキ]]はもちろん、1戦目の[[デッキ]]と比較しても劣っている。~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[ラッシュデュエル]]の[[罠カード]][[《カウンター・ボム》>rushwiki:《カウンター・ボム》]]の[[イラスト]]に描かれている。~

**関連カード [#card]
-[[召喚成功時にモンスターを蘇生する効果>蘇生#lift]]

―《ブラック・ボンバー》の姿が見られる[[カード]]
-[[《チューナー・キャプチャー》]]

**[[効果]]対象となる[[レベル]]4・[[闇属性]]・[[機械族]][[モンスター]]  [#list]

―[[A・O・J]]
#taglist(闇属性^機械族^星4^効果モンスター^A・O・J-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター-特殊召喚モンスター-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-蘇生不可)

―[[ギミック・パペット]]
#taglist(闇属性^機械族^星4^効果モンスター^ギミック・パペット-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター-特殊召喚モンスター-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-蘇生不可)

―[[クロノダイバー]]
#taglist(闇属性^機械族^星4^効果モンスター^クロノダイバー-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター-特殊召喚モンスター-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-蘇生不可)

―[[サイバー・ダーク]]
#taglist(闇属性^機械族^星4^効果モンスター^サイバー・ダーク-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター-特殊召喚モンスター-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-蘇生不可)

―[[ジェネクス]]
#taglist(闇属性^機械族^星4^効果モンスター^ジェネクス-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター-特殊召喚モンスター-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-蘇生不可)

―[[通常モンスター]]
#taglist(闇属性^機械族^星4^通常モンスター)

―上記以外の[[効果モンスター]]
#taglist(闇属性^機械族^星4^効果モンスター-A・O・J-ジェネクス-ギミック・パペット-クロノダイバー-サイバー・ダーク-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター-特殊召喚モンスター-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-蘇生不可)
#taglist(闇属性^機械族^星4^特殊召喚モンスター-A・O・J-ジェネクス-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-蘇生不可)
#taglist(闇属性^機械族^星4^儀式モンスター-A・O・J-ジェネクス-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-蘇生不可)
#taglist(闇属性^機械族^星4^融合モンスター-A・O・J-ジェネクス-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-蘇生不可)
#taglist(闇属性^機械族^星4^シンクロモンスター-A・O・J-ジェネクス-特殊召喚不可-正規の方法以外での特殊召喚不可-蘇生不可)

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【A・O・J】]]
-[[【サイバー・ダーク】]]
-[[【ジェネクス】]]
-[[【シザースバンカー】]]
-[[【ジャイアント・ボマー・エアレイド】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[CRIMSON CRISIS]] CRMS-JP015 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−]] DT10-JP013
-[[DUELIST EDITION Volume 3]] DE03-JP078 &size(10){[[Rare]]};

**FAQ [#faq]
Q:[[対象をとりますか>対象をとる(指定する)効果]]?~
A:[[墓地]]の[[モンスター]]を[[対象に取って>対象をとる(指定する)効果]][[発動]]する[[誘発効果]]です。~
  [[特殊召喚]]した[[モンスター]]を[[対象]]に取り続ける[[効果]]ではありません。(12/08/11)
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=8001

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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