*《ベビー・スパイダー/Baby Spider》 [#top]
 効果モンスター
 星3/闇属性/昆虫族/攻   0/守   0
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
 自分フィールドの全ての「ベビー・スパイダー」のレベルは、
 この効果を発動するためにリリースしたモンスターのレベル分だけ上がる。
 (2):LPを半分払い、墓地のこのカードを除外し、
 自分フィールドの闇属性XモンスターのX素材を1つ取り除き、
 自分の墓地の闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを特殊召喚する。

 [[PREMIUM PACK 2023>PREMIUM PACK#PP2023]]で登場した[[闇属性]]・[[昆虫族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[リリース]]した[[闇属性]]の[[レベル]]分だけ[[自分]][[フィールド]]の《ベビー・スパイダー》全ての[[レベル]]を上げる[[起動効果]]、自身の[[墓地コスト]]・[[ライフコスト]]・[[エクシーズ素材]]の[[コストを払う]]事で[[闇属性]]1体を[[蘇生]]する[[起動効果]]を持つ。~

 (1)は《ベビー・スパイダー》全ての[[レベル]]上昇[[効果]]。~
 [[レベル]]を上げる為だけに[[モンスター]]1体を消費するのは普通に考えると効率が悪いが、後述の通り[[同名カード]]を並べる手段が多いので、そちらで活かせる。~

 (2)は[[闇属性]]の[[蘇生]][[効果]]。~
 3つの[[コスト]]の内、[[墓地コスト]]は払いやすいが、半分の[[ライフコスト]]は支払う数値としては少々重く、[[エクシーズ素材]]の[[コスト]]は[[フィールド]]の状況が問われるため下準備が必要。~
 [[蘇生]]先は[[闇属性]]全般と広く、先に[[コスト]]を払ってから[[対象]]を取る関係上、取り除いた[[エクシーズ素材]]が[[闇属性]]ならばそれを[[蘇生]]する事も可能。~

 この[[カード]]の真価は、専用[[サポートカード]]の[[《分裂するマザー・スパイダー》]]との[[コンボ]]にある。~
 あちらの[[効果]]で[[レベル]]5として3体を展開し、内1体を(1)で[[リリース]]する事で残り2体を[[レベル]]10にできる。~
 そこから[[エクシーズ召喚]]された[[《No.35 ラベノス・タランチュラ》]]の上に[[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]か[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]を重ねた後に、(2)を[[発動]]すれば[[《No.35 ラベノス・タランチュラ》]]を[[蘇生]]できる。~
 [[ライフコスト]]を半分支払っている事により[[自分]]の[[ライフ]]が減っている筈なので、[[相手]][[ライフ]]がある程度残ってさえいれば[[《No.35 ラベノス・タランチュラ》]]の[[効果]]により爆発的な[[全体強化]]が発生する。~
 多少[[除去]]範囲が限られるが、[[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]の[[全体除去]][[効果]]を通せれば2体の[[エクシーズモンスター]]の[[攻撃]]での[[1ターンキル]]も視野に入る。~
//[[《No.35 ラベノス・タランチュラ》]]の全体除去を使うとX素材が1つ減ってペインゲイナーを重ねられない
 強力な[[コンボ]]ではあるが、3[[積み>積む]]が必須となる関係上、[[手札事故]]のリスクを抱えるのが欠点と言える(詳細は[[《分裂するマザー・スパイダー》]]のページを参照)。~

 その他、[[《地獄の暴走召喚》]]とも相性が良く、この場合は3体素材の[[ランク]]3、もしくは2体素材の[[ランク]]6を[[エクシーズ召喚]]する事になるだろう。~
 上記に比べると爆発力は落ちるものの、[[特殊召喚]]が[[墓地]]からも可能なので、[[手札]]にこの[[カード]]が来ても気兼ねなく[[墓地へ送れる>墓地へ送る]]のが利点。~

-[[効果]]について~
--(1)の[[効果]]で上昇する[[レベル]]は[[フィールド]]で[[リリース]]直前に[[適用]]されていたものを参照する。~
そのため、[[レベル]]5扱いの[[同名カード]]を[[リリース]]すれば[[同名カード]]の[[レベル]]は5上がる。~
--(2)の[[効果]]は[[墓地]]に[[闇属性]]さえ存在すれば、[[コスト]]として取り除いた[[闇属性]]の[[エクシーズ素材]]を[[対象]]にとることもできる。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画ZEXALの「遊馬&凌牙&カイトvs八雲」戦において八雲が使用。~
[[《マザー・スパイダー》>《分裂するマザー・スパイダー》]]の[[効果]]で3体が[[リクルート]]され、全て[[レベル]]5となった。~
その後1体が[[通常魔法]]《スパイダー・イート・スパイダー》によって[[リリース]]された事で残り2体が[[レベル]]10となり、直後に[[《No.35 ラベノス・タランチュラ》]]の[[エクシーズ素材]]となった。~
--漫画版では、[[《マザー・スパイダー》(既存とは別物)>《分裂するマザー・スパイダー》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]された場合にあちらと同じ[[レベル]]5になる[[効果]]であった。~
[[OCG]]では[[レベル]]変動は[[《分裂するマザー・スパイダー》]]側の[[効果]]となった。~
---[[OCG]]化の際に、上記の《スパイダー・イート・スパイダー》を[[内蔵]]する形となった。~
また、(2)は上記[[デュエル]]における[[《No.35 ラベノス・タランチュラ》]]と[[《No.84 ペイン・ゲイナー》]]を並べた八雲の戦術を再現できるように調整されている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[スパイダー>シリーズカード#Spider]]

―[[サポートカード]]
-[[《分裂するマザー・スパイダー》]]

//―《ベビー・スパイダー》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 2023>PREMIUM PACK#PP2023]] 23PP-JP014 &size(10){([[N-Parallel]],[[Super]],[[Secret]],[[Secret RED Ver.>Secret#SESRV]])};
-[[PREMIUM PACK 2023>PREMIUM PACK#PP2023]] 23PP-JP014 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]],[[Super]],[[Secret]],[[Secret RED Ver.>Secret#SESRV]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《ベビー・スパイダー》,モンスター,効果モンスター,星3/闇属性/昆虫族/攻0/守0,);