*《ペンドラザクション/Pendransaction》 [#top]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク4/水属性/サイバース族/攻2000/守1000
 レベル4モンスター×2
 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
 自分のEXデッキの枚数が相手より多い場合、その差の数によって以下の効果をそれぞれ適用する。
 ●1枚以上:このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで1000アップする。
 ●5枚以上:このカードは相手ターン終了時まで効果の対象にならない。
 ●10枚以上:相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。
 ●15枚以上:相手のLPを3000にする。

 [[WORLD PREMIERE PACK 2021]]で登場した[[水属性]]・[[サイバース族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[エクシーズ素材]]を1つ取り除き、[[自分]]の[[エクストラデッキ]]が[[相手]]より多い場合にその枚数に応じた[[効果]]を[[適用]]できる[[起動効果]]を持つ。~

 [[自分]]のほうが[[エクストラデッキ]]の枚数が多い必要があり、枚数差をつけるには大きく分けて以下の3つの方法がある。~

+[[ペンデュラムモンスター]]を[[自分]]の[[エクストラデッキ]]に[[表側表示]]で[[加える]]。~
もっとも能動的に行いやすい方法であり、[[【イグナイト】]]などの[[エクストラデッキ]]肥やしに長けた[[デッキ]]であれば狙いやすい。~
+[[相手]]が[[エクストラデッキ]]からの[[特殊召喚]]を行い、[[エクストラデッキ]]を消耗するのを待つ。~
[[【シンクロン】]]や[[【サンアバロン】]]などの大量展開系[[デッキ]]が相手ならば、自ずと多くの[[効果]]を[[適用]]できるだろう。~
[[エクストラデッキ]]を使わない[[デッキ]]もあるが、そうした[[デッキ]]は[[《強欲で金満な壺》]]を採用している事が多い。~
とはいえ、ある程度[[相手]]の[[デッキ]]タイプに依存しているのは間違いない。~
+[[カードの効果]]により[[相手]]の[[エクストラデッキ]]を減らす。~
[[自分]]の[[エクストラデッキ]]を減らさずに[[相手]]の[[エクストラデッキ]]だけを能動的に減らす方法というのは限定的であり大量にとなると難しい。~
[[《龍大神》]]なら[[相手]]依存だが[[エクストラデッキ]]を複数回直接削れるため、これを守れば減らし易い。~
[[《真竜皇リトスアジムD》]]なら3枚まで[[除外]]できる。~
唯一[[《星遺物が刻む傷痕》]]なら[[相手]]の[[エクストラデッキ]]全てを[[墓地へ送れる>墓地へ送る]]が、[[発動条件]]が[[重く>重い]]なおかつ[[ジャックナイツ]]と[[ランク]]4の相性が良くないなど問題が多い。~

 基本的にはいずれかの複合で枚数差を稼いでいくことになる。~
 ただし[[自分]]は[[エクストラデッキ]]を減らさない立ち回りを強いられるため、[[メインデッキ]]で戦える[[デッキ]]かあるいは[[《貪欲な壺》]]のような[[エクストラデッキ]]の回復手段を採用するなどの工夫が必要。~
 [[《轟雷帝ザボルグ》]]でお互いの[[エクストラデッキ]]を8枚削り、そこから[[《貪欲な壺》]]を使えば5枚の差を付けることは可能となる。~

 「●1枚以上:」は1000の[[自己強化]][[効果]]。~
 この程度なら自然と満たせることも多いが、単に[[攻撃力]]が欲しいなら[[ランク]]4の選択肢は豊富であり、これ以外の[[効果]]が得られない状況で出す価値は薄い。~

 「●5枚以上:」は[[対象]][[耐性]]を得る[[効果]]。~
 [[攻撃力]]3000の[[対象]][[耐性]]持ちとなり、[[アタッカー]]としてはある程度運用しやすい。~
 ただこの[[効果の発動]]時点では[[耐性]]は備わっていないため、この[[効果]]に[[チェーン]]する形で[[対象をとる>対象をとる(指定する)効果]][[除去]]や[[無効]]化をされる危険はある。~
 ここまで[[適用]]できなければ上述の通り採用する意義が薄いためどうにかここまでは安定して[[適用]]したい。~

 「●10枚以上:」は[[相手]]の[[フィールドのカード]]の[[除外]][[効果]]。~
 [[カードの種類]]に制限もなく[[対象をとらない>対象をとらない効果]][[除外]]であり、確実に[[アドバンテージ]]を稼げる。~

 「●15枚以上:」は[[相手]]の[[ライフポイント]]を3000にする[[効果]]。~
 [[ライフポイント]]を3000にすることでその[[ターン]]中に決着をつけることも狙えるようになる。~
 この[[カード]]自体が[[エクシーズモンスター]]のため、この[[効果]]を[[適用]]するには[[ペンデュラムモンスター]]で[[エクストラデッキ]]を増やす必要がある。~
 この[[カード]]が[[直接攻撃]]できる状況ならこの[[カード]]のみでゲームエンドに持ち込むこともできる。~
 この[[効果]][[適用]]のために[[ペンデュラムモンスター]]を10枚以上[[エクストラデッキ]]に[[表側表示]]で加えているなら[[《EMエクストラ・シューター》]]も引導[[火力]]になる。~

 「●10枚以上:」・「●15枚以上:」は[[適用]]するための難易度が高めであり、能動的に使うなら[[ペンデュラムモンスター]]を併用した上で[[相手]]の[[エクストラデッキ]]の枚数を減らす運用が求められる。~
 [[ペンデュラム召喚]]主体の[[デッキ]]で運用する形になるだろう。~

-この[[カード]]自体も[[エクストラデッキ]]に入れる[[カード]]のため、[[相手]]のこの[[カード]]を奪った場合を除けば、この[[カード]]が存在する時点で[[エクストラデッキ]]に[[裏側表示]]で存在する[[カード]]の最大枚数は14枚である。~
そのため基本的には[[ペンデュラムモンスター]]と併用するか[[効果]]を使用したこの[[カード]]が[[エクストラデッキ]]に戻る場合を除いて「●15枚以上:」の[[適用]]はできない。~

-元々は、[[TCG]]版[[Lightning Overdrive]]で追加された12種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

-[[英語名]]は、「Pendulum(ペンデュラム)」と「[[transaction(トランザクション)>《トランザクション・ロールバック》]]」の合成語だろう。~
-[[英語名]]は、「Pendulum([[ペンデュラム]])」と「[[transaction(トランザクション)>《トランザクション・ロールバック》]]」の合成語だろう。~
トランザクションは「商取引」などの意味を持つが、[[サイバース族]]なのでIT用語の「それ以上分割できない処理」の意味と思われる。~
例えば、ネットバンキングで口座Aから口座Bへお金を移動させる場合、「口座Aの残高が減る」→「口座Bの残高が増える」という処理にすると、何らかの事情で口座Bの残高が増やせなかった場合、口座Aで減少したお金はどこにも行かずに消滅してしまう事になる。~
「口座Aの残高が減り、口座Bの残高が増える」を分割できない処理=トランザクションに指定する事で、こうした事態を防ぐ事ができる。~

--この[[カード]]の場合は、複数の[[効果]]が[[エクストラデッキ]]の枚数に応じて同時に自動的に適用される動きをトランザクションになぞらえたものと思われる。~


//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//**関連カード [#card]

//―《ペンドラザクション》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[WORLD PREMIERE PACK 2021]] WPP2-JP050

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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