*《マジシャンズ・ソウルズ/Magicians' Souls》 [#top]
 効果モンスター
 星1/闇属性/魔法使い族/攻   0/守   0
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードが手札にある場合、
 (1):このカードが手札に存在する場合、
 デッキからレベル6以上の魔法使い族モンスター1体を墓地へ送り、
 以下の効果から1つを選択して発動できる。
 ●このカードを特殊召喚する。
 ●このカードを墓地へ送る。
 その後、自分の墓地から「ブラック・マジシャン」または
 「ブラック・マジシャン・ガール」1体を選んで特殊召喚できる。
 その後、「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」1体を自分の墓地から特殊召喚できる。
 (2):自分の手札・フィールドから魔法・罠カードを2枚まで墓地へ送って発動できる。
 墓地へ送った数だけ自分はデッキからドローする。
 墓地へ送った数だけ自分はドローする。

 [[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編6−]]で登場した[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[デッキ]]の[[レベル]]6以上の[[魔法使い族]]を[[コスト]]に[[手札]]から[[特殊召喚]]または自身を[[墓地]]へ送り[[《ブラック・マジシャン》]]・[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を[[蘇生]]する[[起動効果]]、[[手札]]・[[フィールド]]の[[魔法・罠カード]]を[[コスト]]に[[ドロー]]する[[起動効果]]を持つ。~

 (1)は[[手札]]の自身を[[特殊召喚]]するか、自身を[[墓地]]へ送って[[《ブラック・マジシャン》]]・[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を[[蘇生]]する[[効果]]。~
 どちらの場合でも[[コスト]]として[[レベル]]6以上の[[魔法使い族]]を[[デッキ]]から[[墓地へ送る]]ことができ、[[蘇生]]や[[墓地]]で[[発動]]する[[効果]]との[[コンボ]]が狙える。~
 [[コスト]]なので[[無効]]にされても[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]ができるが、[[レベル]]6以上の[[魔法使い族]]が[[デッキ]]に存在しなければ[[発動]]できない点には注意。~

 自身を[[特殊召喚]]する場合、全く同じ[[ステータス]]で[[ノーコスト]]の[[《ジェスター・コンフィ》]]が存在する。~
 こちらは[[コスト]]の関係で[[特殊召喚]]できる[[デッキ]]は限られるが、(2)の[[効果]]も持ち[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]もできるので、[[コスト]]を確保できるならあちらより優先しやすい。~
 [[《イリュージョン・オブ・カオス》]]と合わせて採用すれば、この[[カード]]を[[サーチ]]でき、(1)の[[コスト]]も同時に確保できるため、[[コスト]]の問題を気にせず[[出張]]できる。~

 [[《ブラック・マジシャン》]]・[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を[[蘇生]]する場合、[[コスト]]でそれらを[[墓地]]へ送っておけばすぐに[[特殊召喚]]できる。~
 実質的に[[手札]]のこの[[カード]]1枚でどちらかを擬似的に[[リクルート]]できるということになる。~
 [[墓地送り>墓地へ送る]]も[[効果]]ではなく[[コスト]]であり、[[リクルート]]するわけではないので[[《灰流うらら》]]に妨害されないが、[[蘇生]]であるため[[《屋敷わらし》]]に[[無効]]にされる。~
 その場合、[[発動]]が[[無効]]になることで[[手札]]のこの[[カード]]は[[墓地]]へ送られない。~

 (2)は[[魔法・罠カード]]を2枚まで[[墓地]]へ送って[[ドロー]]する[[効果]]。~
 [[手札交換]]と言えるが、こちらは[[効果]]を使用した[[フィールド]]の[[永続魔法]]なども[[コスト]]にできる。~
 [[《ブラック・マジシャン》]]の[[サポートカード]]では[[《マジシャンズ・コンビネーション》]]との[[コンボ]]が狙える。~
 [[《魔術師の再演》]]はこの[[カード]]を[[蘇生]]でき、[[墓地へ送る]]ことで[[魔術師]][[永続魔法]]を[[サーチ]]可能であり相性が良い。~
 [[汎用>汎用性]][[カード]]としては、同じ[[ドローソース]]で放置すると[[相手]]に利用される恐れがある[[《チキンレース》]]と相性が良い。~
 [[《サクリファイス》]]等で[[装備]]した[[相手]][[モンスター]]を[[コスト]]にするのもいいだろう。~
 [[表側表示]]でなくても良いため、[[《マジシャンズ・プロテクション》]]の[[蘇生]][[効果]]も[[セット]]して即座に利用できる。~

 注意点としては[[墓地へ送る]]のは[[コスト]]であり、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]・[[《灰流うらら》]]などに[[カウンター]]された場合、大きな[[ディスアドバンテージ]]に繋がる。~
 この点は[[墓地]][[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]を[[コスト]]にできれば、たとえ[[ドロー]]できずともそちらの[[効果]]で[[ディスアドバンテージ]]を取り返しやすい。~

 (1)の1つ目の[[効果]]と(2)の[[効果]]は[[【魔法使い族】]]全般で利用できる[[汎用性]]の高いものである。~
 例えば[[【ウィッチクラフト】]]では、[[《ウィッチクラフト・サボタージュ》]]で[[特殊召喚]]する[[最上級>最上級モンスター]][[ウィッチクラフト]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]つつ、使用しない[[ウィッチクラフト]][[魔法カード]]を[[ドロー]]に変換できる。~
 [[コスト]]にした[[魔法カード]]は[[《ウィッチクラフト・ジェニー》]]で[[コピー]]したり[[エンドフェイズ]]で[[サルベージ]]できるため無駄のない運用が可能。~

 [[【魔法使い族】]]ではないが、[[キーカード]]が[[レベル]]6以上の[[魔法使い族]]である[[デッキ]]で採用するのも良い。~
 [[【SPYRAL】]]では、[[《SPYRAL−グレース》]]を[[墓地へ送る]]事であちらの[[蘇生]]準備を整えつつ、[[《ワンチャン!?》]]の[[発動条件]]や[[ランク]]1の[[エクシーズ素材]]としても利用できる。~
 [[SPYRAL]][[魔法・罠カード]]には[[墓地]][[効果]]を持つ[[カード]]も複数存在するので、(2)で[[アドバンテージ]]を得やすい点も噛み合う。~
 [[【ゲート・ガーディアン】]]では、[[《風魔神−ヒューガ》]]を[[墓地へ送る]]事で[[《合体魔神−ゲート・ガーディアン》]]の展開をサポートしつつ、更に[[墓地]][[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]が複数存在する点も(2)と噛み合う。~
 その他の[[デッキ]]でも、この[[カード]]を[[《神聖魔皇后セレーネ》]]の[[リンク素材]]にして[[墓地へ送った>墓地へ送る]][[魔法使い族]]を[[蘇生]]する運用狙いで採用するのも良い。~
 [[モンスター効果]]の[[汎用性]]が高い[[《ウィッチクラフトマスター・ヴェール》]]や[[《魔導獣 キングジャッカル》]]などをテーマ外でも採用したい場合に役立つ。~

 (1)を無視して(2)だけを活用する為に採用する事も考えられる。~
 [[召喚権]]が余りがちな[[デッキ]]や[[永続カード]]を多く採用する[[デッキ]]、[[墓地]][[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]を中心とする[[デッキ]]等では検討の余地がある。~

 (1)も[[発動]]できるようにする、つまり[[【魔法使い族】]]以外に[[出張]]させる場合、[[墓地へ送る]][[魔法使い族]][[モンスター]]をどう扱うかは考えておくべきである。~
 もっとも扱いやすい[[コスト]]は上述した[[《イリュージョン・オブ・カオス》]]であり、自身の[[効果]]で[[デッキに戻せる>デッキに戻す]]ので素引きによる[[事故]]を考慮しなくていい。~
 その他では、自己[[特殊召喚]]の可能な[[《幻想の見習い魔導師》]]や[[《教導の騎士フルルドリス》]]、ややプレイング難度が上がるが[[手札誘発]]の[[《ディメンション・アトラクター》]]といった[[汎用性]]の高いものを選定し、どちらを引いても問題ないようにするのがいいだろう。~
 [[デッキ]]との相性によっては[[《究極封印神エクゾディオス》]]や[[《時花の賢者−フルール・ド・サージュ》]]といったものも候補となる。~
 [[レベル]]が揃っている[[デッキ]]であれば、[[《星呼びの天儀台》]]等の[[コスト]]にあててもよい。~
 ただし、[[デッキに戻せる>デッキに戻す]]かどうかは採用する[[デッキ]]に左右される面が多く、[[《星呼びの天儀台》]]のような[[コスト]]を[[デッキに戻す]]手段を採用できない[[デッキ]]の場合、基本的には使い切りとなり、[[デッキ]]の[[魔法使い族]]が切れると[[腐る]]ので注意。~

 いずれにせよほぼ[[ノーコスト]]で[[レベル]]1・[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[モンスター]]または極めて多くの[[サポートカード]]と使いやすい[[ステータス]]を持つ[[《ブラック・マジシャン》]]・[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を供給できる、極めて高い[[汎用性]]を持つ[[カード]]であり、活用の幅は[[【魔法使い族】]]にとどまらない。~
 ごく簡単なところだけでも[[リンク>リンク素材]]、[[シンクロ>シンクロ素材]]、[[エクシーズ素材]]を供給できる点で[[レベル]]1、6、7を軸に据えた[[デッキ]]には採用の余地があるといえる。~

-(1)の2つ目の[[効果]]で[[蘇生]]するかどうかは[[効果処理時]]に選ぶ。~
そのため[[墓地]]に[[蘇生]]対象が存在しない状況で[[発動]]し、[[コスト]]で[[墓地へ送った>墓地へ送る]][[モンスター]]を[[蘇生]]することもできる。~
これは[[空撃ち]]には当たらないので混同しないように注意。~
また、何らかの制約により[[特殊召喚]]ができない事が明らかな場合でも[[《おろかな埋葬》]]のように[[墓地へ送る]]目的での[[発動]]も可能。~

-[[《マクロコスモス》]]が存在する場合など、[[カード]]を[[墓地へ送れない>墓地へ送る]]状況では(1)(2)共々[[発動]]自体ができない。~

-20/12/19〜20/12/21までの期間限定公開である『デュエルオペラ・ヴァート』(闇遊戯役 風間俊介vs海馬瀬人役 津田健次郎)では風間氏が使用。~
最初の[[ターン]]に自身の[[効果]]で[[守備表示]]で[[特殊召喚]]され、直後に[[フィールド]]の[[《混沌の場》]]と[[《魔術の呪文書》]]を[[コスト]]に2枚[[ドロー]]し、[[《魔術の呪文書》]]の[[ライフ回復]][[効果]]の[[コンボ]]に繋げた。~
しかし、返しの[[ターン]]に[[《交差する魂》]]によって[[《オベリスクの巨神兵》]]の[[召喚]]のために[[リリース]]されてしまった。~
その後、[[《死者転生》]]によって[[サルベージ]]され、自身の[[効果]]で今度は[[《ブラック・マジシャン》]]を[[蘇生]]し、[[《師弟の絆》]]の[[発動条件]]を整えた。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《ブラック・マジシャン》]]
-[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]

-[[レベル6の魔法使い族>《マジマジ☆マジシャンギャル》#list]]
-[[レベル7の魔法使い族>《拡散する波動》#list]]
-[[レベル8以上の魔法使い族>《滅びの呪文−デス・アルテマ》#list]]

//―《マジシャンズ・ソウルズ》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【魔法使い族】]]
--[[【ブラック・マジシャン】]]
--[[【ウィッチクラフト】]]
-[[【SPYRAL】]]
-[[【ゲート・ガーディアン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編6−]] DP23-JP002 &size(10){[[Super]]};
-[[HISTORY ARCHIVE COLLECTION]] HC01-JP009 &size(10){[[N-Parallel]],[[Ultimate]],[[Secret]]};
-[[QUARTER CENTURY CHRONICLE side:UNITY]] QCCU-JP004 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]],[[Quarter Century Secret>Secret#QCSE]]};

**FAQ [#faq]
***(1)の効果について [#faq1]
Q:[[墓地]]に[[モンスター]]が存在しない場合に(1)の[[効果]]の[[コスト]]で[[《ブラック・マジシャン》]]を[[墓地へ送った]]場合「●このカードを墓地へ送る」を選択して[[発動]]することはできますか?~
A:はい、[[発動]]することができます。~
  [[《ブラック・マジシャン》]]または[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を[[コスト]]として[[墓地へ送った]]場合、「その後、自分の墓地から[[《ブラック・マジシャン》]]または[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]1体を選んで特殊召喚できる」処理も行うことができます。(19/11/20)

Q:[[自分]][[フィールド]]に[[《アンデットワールド》]]・[[《群雄割拠》]]・[[《ワイト》]]が存在する場合、(1)の[[効果]]で[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:はい、[[発動]]し[[特殊召喚]]することができます。(19/11/20)

Q:この[[ターン]]に[[《真紅眼融合》]]を[[発動]]しています。~
  (1)の[[効果]]で「●このカードを墓地へ送る」を選択して[[発動]]することはできますか?~
A:はい、[[発動]]することができます。~
  なお、「その後」の[[《ブラック・マジシャン》]]または[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]1体を選んで[[特殊召喚]]を行うことはできません。(19/11/20)

Q:[[フィールド]]に[[《虚無魔人》]]が存在する場合、(1)の[[効果]]を[[発動]]することはできますか?~
A:はい、[[発動]]することができます。~
  その場合、必ず「●このカードを墓地へ送る」を選択することになります。(19/11/20)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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