*《マンモスの&ruby(はかば){墓場};/Mammoth Graveyard》 [#top]
 通常モンスター
 星3/地属性/恐竜族/攻1200/守 800
 仲間のお墓を守るマンモス。
 墓荒らしを容赦なく攻撃。

 [[Vol.1]]で登場した[[地属性]]・[[恐竜族]]の[[下級モンスター]]。~

 [[レベル]]3・[[地属性]]・[[恐竜族]]の[[通常モンスター]]としては[[《明鏡止水の心》]]を[[装備]]できる以外は[[《トラコドン》]]に劣り、[[レベル]]4・6に比べて[[恐竜族]]である[[メリット]]は少ないため採用は難しい。~
 一応、何度も再録されているため手に入りやすい利点はある。~

-[[Vol.1]]発売当時の[[下級モンスター]]では[[《サイクロプス》]]・[[《シルバー・フォング》]]と共に最高の[[攻撃力]]を持っている。~
しかし当時用いられていた[[公式ルール]]では[[《ブラック・マジシャン》]]や[[《暗黒騎士ガイア》]]が[[生け贄]]無しで[[召喚]]できたため、彼らの天下は来なかった。~

-[[《トモザウルス》]]と共に最初に登場した[[恐竜族]]。~

-[[地属性]]・[[恐竜族]]という区分に疑問を抱いた人はいるだろう。~
原作ではしっかりと「[[闇属性]]の[[アンデット>アンデット族]]」と言われている。~
一応マンモスも古生物なのだが、生息した時代も異なり爬虫類ですらないため、適切な[[種族]]設定とは言いがたい。~
同様の扱いを受けている[[カード]]に[[《猛進する剣角獣》]]があるが、こちらは原作で[[属性]]が明確に語られている分、より不可解である。~
[[色違い]]の[[《金色の魔象》]]や後に登場した[[《マンモス・ゾンビ》]]は、しっかり[[アンデット族]]に区分されている。~

--これは恐らく、[[OCG]]より先に初めて「《マンモスの墓場》の[[カード]]」が登場していたDM1の制作時に、原作王国編の「vsインセクター羽蛾」戦での描写を元に[[ステータス]]を決定したためと推測できる。~
この時に[[《荒野》]]で[[強化]]されていた点から、その後に登場し[[《荒野》]]フィールドを活用する戦術を見せたダイナソー竜崎の使用[[カード]]に関連付ける形で[[恐竜族]]に設定されていたと見られる。~
[[闇属性]]・[[アンデット族]]と言及された「vs海馬」戦の掲載からDM1発売までは1ヶ月も猶予がなく、発売目前に改めて設定し直すのは不可能だったのだろう。~
その後の[[OCG]]発売の際にも、原作では[[《荒野》]]が土属性とされていた事に合わせた[[地属性]]と、DM1準拠の[[恐竜族]]を引き継いだためこのような形になった、と考えられる。~

--バンダイ版の遊戯王[[カードダス]]では[[悪魔族]]だった。~
これはアンデットも[[悪魔族]]に含まれていたためであり、アンデット扱いであったことがわかる。~
[[属性]]を表す[[イラスト]]の背景が[[地属性]]を表しているが、これは原作で[[属性]]が明確に設定される前に発売されたためだと思われる。~

-元ネタは「象の墓場」の伝承だろうか。~
象が巨大であるにもかかわらず殆ど死骸が発見されないのは、象は人間のほとんど立ち入らない決まった死に場所を持っているからだという説である。~
この伝承は科学的に否定されており、ゾウは寿命が長く死ぬことが珍しい上、人目につく前に多くの動物が死骸を食べてしまうことが死骸の発見されない理由と考えられている。~

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」で闇遊戯が使用。~
「vsインセクター羽蛾」戦では、様子見のために[[召喚]]されたが「[[荒野>《荒野》]]」の「&ruby(フィールド・パワーソース){環境適応力};」は得ており、[[戦闘破壊]]を目論んで来た羽蛾の[[《キラー・ビー》]]と[[相打ち]]になった。~
「vs海馬」戦では、完全に追いつめられた闇遊戯が[[《青眼の究極竜》]]を倒すために使用。~
[[光属性]]である[[《青眼の究極竜》]]に、[[闇属性]]の[[アンデット族]]であるこの[[モンスター]]を原作[[効果]]の[[《魔法効果の矢》]]によって強制的に[[融合]]させることにより、[[属性]]反発作用で[[《青眼の究極竜》]]を腐食し[[弱体化]]させた。~
[[攻撃]]名は「鋭牙突進」。~

--原作での[[レベル]]は5であった。~

--アニメDMでは[[OCG]]と同じ[[カード]]が使われているため[[カード]]には[[地属性]]と記されているが、[[《青眼の究極竜》]]との[[属性]]反発作用が原作通り行われている。~
これに限らずアニメ初期のころは[[OCG]][[カード]]と原作における展開に矛盾点が幾つか見られていた。~

--アニメGXでは第1期EDの映像で背景に流れる[[カード]]の中に確認できる。~

--アニメSEVENSでは[[ラッシュデュエル]]版のこの[[モンスター]]が登場している。~
[[RUSH:《マンモスの墓場》]]を参照。~

-コナミのゲーム作品において―~
DMシリーズでは[[効果モンスター]]として登場し「[[相手]][[フィールド]]上に存在する[[モンスター]]すべての[[攻撃力]]を500ダウンさせる」という[[効果]]を持っていた。~
上記の「闇遊戯vs海馬瀬人」戦での[[コンボ]]が由来となっているのだろう。~
召喚魔族は黒魔族となっており、原作では[[闇属性]]だった面も再現されている。~

--DM4では[[下級モンスター]]としてもそこそこの能力を持っていたので、[[装備魔法]]や[[フィールド魔法]]が使えない遊戯[[デッキ]]では欠かせない[[カード]]だった。~
ただ[[永続効果]]ではなく[[起動効果]]であるため、タイミングを見計らって使う必要があった。(DM8では[[永続効果]])~
また、この[[カード]]と[[アンデット族]]を[[融合]]すると[[《金色の魔象》]]になった。~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[ラッシュデュエル]]でも同一の[[ステータス]]で実装されている。~
[[RUSH:《マンモスの墓場》]]を参照。~

**関連カード [#card]
―[[色違い]][[モンスター]]
-[[《金色の魔象》]]

―マンモス・象の[[モンスター]]
-[[《エレファン》]]
-[[《炎王獣 ガネーシャ》]]
-[[《ジェムエレファント》]]
-[[《飛行エレファント》]]
-[[《宝玉獣 アンバー・マンモス》]]
-[[《魔轟神獣ガナシア》]]
-《マンモスの墓場》
-[[《マンモス・ゾンビ》]]
-[[《マンモ・フォッシル》]]

-[[《EMハンマーマンモ》]]
-[[《EMマンモスプラッシュ》]]
-[[《ビッグホーン・マンモス》]]

-[[《ガーネシア・エレファンティス》]]

-[[《金色の魔象》]]

-[[《掃除機塊バキューネシア》]]

//―《マンモスの墓場》の姿が見られる[[カード]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.1]]
-[[EX]]
-[[青眼の白龍伝説−LEGEND OF BLUE EYES WHITE DRAGON−]] LB-08
-[[EX-R]] EX-10
-[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-009
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP105
-[[決闘王の記憶−決闘者の王国編−]] 15AY-JPA16
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