*《ラビリンス・ウォール・シャドウ/Labyrinth Wall Shadow》 [#top]
 フィールド魔法
 (1):元々のレベルが5以上のモンスターを除く、
 召喚・反転召喚・特殊召喚されたモンスターは、そのターンには攻撃できない。
 (2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
 自分の手札・デッキ・除外状態の「雷魔神−サンガ」「風魔神−ヒューガ」「水魔神−スーガ」のいずれか1体を選び、
 永続魔法カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
 (3):相手バトルフェイズ開始時、相手フィールドの攻撃力1600未満のモンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを破壊する。

 [[WORLD PREMIERE PACK 2023]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[レベル]]5以上の[[モンスター]]以外は[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]][[攻撃]]できない[[効果]]、[[デッキ]]・[[手札]]・[[除外]]状態の[[三魔神]]1枚を[[永続魔法]]扱いで[[魔法&罠ゾーン]]に[[置く]][[効果]]、[[相手]][[バトルフェイズ開始時>スタートステップ]][[攻撃力]]1600未満の[[相手]][[モンスター]]1体を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)は[[レベル]]5以上の[[モンスター]]以外の[[攻撃]]制限。~
 [[下級モンスター]]・[[エクシーズ>エクシーズモンスター]]・[[リンクモンスター]]の[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]の[[攻撃]]を封じる。~
 特に[[アタッカー]]も任されやすい[[エクシーズ>エクシーズモンスター]]・[[リンクモンスター]]に対しては影響が大きく、それらを主力とする[[デッキ]]にとってはこの[[カード]]を[[除去]]しないと大幅に攻めが遅れる。~
 変わった所では、[[自爆特攻]]からの[[反射ダメージ]]を狙ってくる[[御巫]]や[[《アマゾネスの剣士》]]にも強い。~
 この[[効果]]は[[自分]]にも[[適用]]されるが、[[【ゲート・ガーディアン】]]の主力[[モンスター]]はほとんどが[[レベル]]5以上なので、ほぼ影響を受けずに攻める事ができる。~
 [[【ゲート・ガーディアン】]]以外でも、[[上級]]・[[最上級モンスター]]を主力とする[[デッキ]]で、[[フィールド魔法]]の枠に余裕があれば[[出張]]採用しても良いだろう。~
 例えば、[[【Sin】]]や[[【地縛神】]]は[[フィールド魔法]]が必須且つ高[[レベル]]主体の[[デッキ]]であり、噛み合いが良い。~
 [[コントロール]]寄りの[[【ラビュリンス】]]も[[最上級モンスター]]を[[フィニッシャー]]としたい[[デッキ]]なので[[《白銀の迷宮城》]]とは使い分けできる。~

 (2)は[[三魔神]]を[[永続魔法]]扱いで[[魔法&罠ゾーン]]に[[置く]][[効果]]。~
 [[《迷宮の重魔戦車》]]と同じく[[ゲート・ガーディアン]][[融合モンスター]]の[[特殊召喚]]を補助できる。~
 こちらは[[同名カード]]に関して[[1ターンに1度]]の制限がないため、張替えればその分[[三魔神]]を集められる。~
 この状態の[[三魔神]]には何の[[効果]]もないため、[[《マジシャンズ・ソウルズ》]]で[[ドロー]]に置換してしまうのもよい。~

 (3)は[[攻撃力]]1600未満の[[相手]][[モンスター]]1体を[[破壊]]する[[効果]]。~
 [[破壊]][[対象]]が限定的であり、そもそも素材などに消費され[[相手]][[スタートステップ]]には残らない事も多い。~
 一応、[[《水雷魔神−ゲート・ガーディアン》]]で[[攻撃力]]を0にして対応範囲を広げる使い方はできるが、[[戦闘破壊]]で返りうちにした方が[[戦闘ダメージ]]を与えられる分見返りが大きい。~
 あって困る[[効果]]ではないのだが、基本的におまけ程度に考えておくべきだろう。~

-元々は、[[TCG]]版[[Maze of Memories]]で追加された10種の海外新規[[カード]]の内の1枚である。~

-原作・アニメにおいて―~
[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]の[[リメイク]][[カード]]。~
原作では[[フィールド>フィールド魔法]]を変化させる[[効果]]だったので、こちらの方が自然であろう。~
また[[《迷宮に潜むシャドウ・グール》]]で[[サーチ]]が可能な点や(3)の[[効果]]の内容から、[[《ウォール・シャドウ》]]の[[リメイク]]としての側面も兼ねていると思われる。~

--(1)は、迷宮フィールドのルール([[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]を参照)をイメージしたものだろう。~
迷宮内では[[モンスター]]は毎[[ターン]][[レベル]]と同じマス数だけ進むことができ、[[相手]][[モンスター]]と隣接した場合のみ[[戦闘]]を行う事ができた。~
「[[レベル]]の低い[[モンスター]]は移動に時間が掛かるので敵と遭遇しにくい」「[[レベル]]の高い[[モンスター]]は素早く移動し接敵しやすい」という性質を、高[[レベル]][[モンスター]]以外への[[攻撃]]制限という形で表現している。~
また、[[三魔神]]および[[Maze of Memories]]で登場した[[ゲート・ガーディアン]]関連の[[モンスター]]は全て[[レベル]]5以上であり、[[【ゲート・ガーディアン】]]の使い手に迷宮が有利に働くデザインとなっている。~

---ちなみに、「vs迷宮兄弟」戦での[[お互い]]の使用[[モンスター]]のうち、[[召喚]][[ターン]]に[[攻撃]]を行ったのは[[《ウォール・シャドウ》]]・[[《ダンジョン・ワーム》]]・[[《デーモンの召喚》]]の3体のみで、いずれも[[レベル]]5以上である。~

--(2)は、原作で[[三魔神]]が3体揃って[[《ゲート・ガーディアン》]]となるまで[[モンスター]]扱いされていなかった事を再現したものだろう。~

--(3)は、「[[《ウォール・シャドウ》]]は[[迷宮>《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]に踏み込んだ[[敵>モンスター]]へ瞬時に近づき先制[[攻撃]]が可能」という迷によるモノローグでの解説を再現したものだろう。~
1600という数値も[[《ウォール・シャドウ》]]の[[攻撃力]]と同じである。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

//-その他の商品展開―~

**関連カード [#card]
-[[ラビリンス・ウォール]]

-[[三魔神]]
--[[《雷魔神−サンガ》]]
--[[《風魔神−ヒューガ》]]
--[[《水魔神−スーガ》]]

-[[《怨霊の湿地帯》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《迷宮壁−ラビリンス・ウォール−》]]
-[[《ウォール・シャドウ》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]
**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【ゲート・ガーディアン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[WORLD PREMIERE PACK 2023]] WPP4-JP007 &size(10){[[Ultra]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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