*《ヴァルキリー/Dark Witch》 [#top]
 通常モンスター
 星5/光属性/天使族/攻1800/守1700
 神話に出てくる闘いの天使。
 手にする槍で天罰を下す。

 [[Magic Ruler −魔法の支配者−]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[上級モンスター]]。~

 [[レベル]]5の[[光属性]]・[[天使族]]の[[通常モンスター]]で[[攻撃力]]と[[守備力]]が最も高いが、どちらも[[下級モンスター]]程度の水準なので大した[[メリット]]ではない。~
 かつては多少[[攻撃力]]と[[守備力]]が落ちても[[融合素材]]である[[《エンゼル・イヤーズ》]]や[[リクルーター]]に対応する[[《誕生の天使》]]の方が活用はしやすいと考えられていた。~
 第9期以降、構築の際に[[リクルーター]]を考慮する事は減っており、[[融合素材]]としては[[《ブリリアント・フュージョン》]]でも似たような事以上の[[コンボ]]ができるので、攻守が欲しいならこちらを使うべきだろう。~

 [[光属性]]としては、[[《ジャックス・ナイト》]]が[[攻撃力]]が100高く、[[【帝王】]]等では[[《真帝王領域》]]の兼ね合いもありあちらが優先される。~
 ただこちらは[[天使族]]であるため[[《群雄割拠》]]がある場合でも[[《天帝アイテール》]]の[[アドバンス召喚]]に繋げられたり、[[《ジェムナイト・セラフィ》]]と共に[[《始祖の守護者ティラス》]]を[[エクシーズ召喚]]できたりする[[メリット]]はある。~

-[[ステータス]]的には第1期の[[《エンゼル・イヤーズ》]]・[[《戦いの神 オリオン》]]・[[《誕生の天使》]]の[[上位互換]]として登場した。~

-海外版では[[イラスト]]が修正されている。~
バストの縮小と布地の増加、スカートの延長に加え、頭部に生えている角の色が赤からクリーム色になり、角の先端が丸くなっている。~
海外展開最初期の[[カード]]であり、延長された布の質感などは技術の未熟さが目立つ。~

-「ヴァルキリー(Walküre、Valkyrie)」とは、北欧神話に登場する神の使いである女性たちである。~
日本では英語読みのヴァルキリーの他「[[ワルキューレ]]」という呼び方もメジャーだが、これはドイツ語読みの「ヴァルキューレ」の誤読である。~
古アイスランド語では、「[[ヴァルキュリア>《極星天ヴァルキュリア》]]」と読む。~
[[オーディン>《極神聖帝オーディン》]]の命により、来たるべき[[ラグナロク>《神竜 ラグナロク》]]の日に備え、戦死した人間の英雄の魂([[エインヘリアル>エインヘリアル・トークン]])を戦死者の宮殿[[ヴァルハラ>《神の居城−ヴァルハラ》]]へと運ぶ。~
なお、ヴァルキリーとは人名ではなく役職名のようなものであり、[[ブリュンヒルデ>《ワルキューレ・ヴリュンヒルデ》]]やスクルド([[運命の女神のスクルド>《女神スクルドの託宣》]]とは、同一とする説もあれば同名の別存在とする説もある)など複数のヴァルキリーが存在する。~

--アニメ5D's公式サイトのワンポイントレッスンにおいても、北欧神話由来であると紹介されている。~
掲載されている画像は、実在しない第7期のフォーマットである。~

--アニメDMでは、ジークが「[[ワルキューレ]]」と名のついた[[モンスター]]群を使用している。~

--遊戯王には他にも、「ヴァルキリー」と名のついた[[モンスター]]がいくつか存在する。~
その中でも初期に登場したこの[[カード]]と[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]は、「ヴァルキリー」に相当する部分の[[英語名]]が「Dark Witch」となっている。~
([[《レアメタル・ヴァルキリー》]]は[[融合素材]]となる[[モンスター]]名の都合から例外)~
神話を背景に持つ、どちらかというと神聖なイメージの[[カード]]に、こうした[[英語名]]がつけられた経緯は不明。~
キリスト教圏では「ヴァルキリー」の語源「戦死者を選ぶ者」を「死体をあさる者」と解釈し、「死神」や「魔女」と結びつける事もあったので、そこから来ているのかもしれない。~
なお、同義となる[[《Dark Magician》>《ブラック・マジシャン》]]や[[《Dark Magician Girl》>《ブラック・マジシャン・ガール》]]とは無関係である。~

---英語版のテキストも「神話によく出てくる魔物。手にする槍で致命的な攻撃を繰り出す。」といった文章であり、原型をとどめていない。~
//A popular creature in mythology that delivers fatal attacks with a sharp spear.


-遊戯王[[ラッシュデュエル]]の[[魔法カード]][[《エンジェルジャッジ》>rushwiki:《エンジェルジャッジ》]]の[[イラスト]]に描かれている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「デュエルクエスト編」において舞が[[召喚]]している。~
その飛行能力で、敵の軍団へと果敢に飛び込んでいった。~
しかし、遊戯の[[《ブラック・ホール》]]の巻き添えになるのを回避するため、すぐに戻された。~

--米国で制作された『遊戯王カプセルモンスターズ』(Yu-Gi-Oh! Capsule Monsters)では杏子の[[モンスター]]として登場。~
杏子が小さく見えるほどの身長だった。~
[[攻撃]]名は「シャイニング・セプター・ブラスト」、「シャイニング・ブリザード」。~

-コナミのゲーム作品において―~
DM2〜3と真DMシリーズでは、[[天使族]]と女性[[モンスター]]を[[融合]]するとこの[[モンスター]]になる。~
素材の幅が非常に広く、これらの作品中では最も多い組み合わせで[[融合召喚]]することができる。~
特にDM4では有用な[[効果]]を持つ[[《命の砂時計》]]も素材として運用できるため、[[融合]]のチャンスも多い。~
--真DM2では実質アンズのエース[[モンスター]]となっており、こちら側も[[融合]]を繰り返せば簡単に場に5体出せるので、楽に階級を上げることができる。~
この[[カード]]自体は転生でしか入手できないが、少佐〜少将までに対戦で使用できる自身が取得可能なデッキリーダー能力を全て覚えてくれるので、非常に扱いやすい。~
また、元帥までにスロットラインを最大5本にまで増やす隠された能力を持っているため、[[天使族]]で[[デッキ]]を組むなら何としても手に入れたい1枚である。~
さらに自身がスロットに落ちないという性質を持っているため、カスタムデュエルにおけるスロットのコントロール要員のリーダーとしても優れている。~
//カタカナ表記で合ってる

--フォルスバウンドキングダムでも杏子の[[モンスター]]として登場。~
特殊技は無いが[[ステータス]]が安定しており、[[相手]]の[[攻撃]]をかわしやすい、状態異常にならないアビリティを持つ。~
[[攻撃]]名は「ミズガルズ・ボルト」。~

-その他の商品展開―~
遊戯王[[ラッシュデュエル]]の[[魔法カード]][[《エンジェルジャッジ》>rushwiki:《エンジェルジャッジ》]]の[[イラスト]]に描かれている。~

**関連カード [#card]
―[[色違い]][[モンスター]]
-[[《ラムーン》]]

―名前関連
-[[ワルキューレ]]

-[[《エレメント・ヴァルキリー》]]
-[[《極星天ヴァルキュリア》]]
-[[《混沌のヴァルキリア》]]
-[[《ダーク・ヴァルキリア》]]
-[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]
-[[《バルキリー・ナイト》]]
-[[《マジシャンズ・ヴァルキリア》]]
-[[《力天使ヴァルキリア》]]

-[[《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》]]

-[[《レアメタル・ヴァルキリー》]]

-[[《ヴァルキュルスの影霊衣》]]

-[[《魔轟神ヴァルキュルス》]]

―《ヴァルキリー》の姿が見られる[[カード]]
-[[《戦乙女の契約書》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Magic Ruler −魔法の支配者−]] MR-19
----
&tag(《ヴァルキリー》,通常モンスター,モンスター,星5/光属性/天使族/攻1800/守1700,);