*《&ruby(やみ){闇};の&ruby(こうしゃく){侯爵};ベリアル/Belial - Marquis of Darkness》 [#top]
 効果モンスター
 星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守2400
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 相手は「闇の侯爵ベリアル」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
 モンスターを攻撃対象に選択できず、魔法・罠カードの効果の対象にする事もできない。

 [[Vジャンプ(2007年5月号開始) 一年間定期購読特典>書籍付属カード#VJ2007]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[最上級モンスター]]。~
 他の[[モンスター]]を[[攻撃対象]]、[[魔法・罠カード]]の[[効果の対象]]にさせない[[永続効果]]を持つ。~

 この[[カード]]が[[フィールド]]に存在する事で他の[[モンスター]]を守る事ができる。~
 しかし、自身には[[耐性]]が無いため[[除去]]されやすく、[[闇属性]]を守るなら[[《闇の幻影》]]で防御したり[[《安全地帯》]]で[[耐性]]を付与した方が効果的である。~
 また、[[モンスター効果]]にも対応し[[蘇生]][[効果]]も持つ[[攻撃力]]3000の[[《異次元エスパー・スター・ロビン》]]が存在する。~
 こちらは対応する[[サポートカード]]の種類が豊富な[[闇属性]][[モンスター]]であり、[[《トレード・イン》]]にも対応する[[レベル]]8の[[モンスター]]であるのでそれらで差別化したい。~

 [[最上級モンスター]]なため[[重く>重い]]、この[[カード]]を運用する場合[[サポートカード]]を使用し[[特殊召喚]]したい。~
 [[《終末の騎士》]]や[[《ダーク・グレファー》]]で[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、各種[[蘇生]][[カード]]で[[特殊召喚]]するのが良いだろう。~
 [[召喚条件]]が厳しいが[[《ダーク・クリエイター》]]とも相性が良く、この[[カードの効果]]で守りつつ[[闇属性]][[モンスター]]やこの[[カード]]を[[蘇生]]できる。~
 また、[[《魔犬オクトロス》]]の[[サーチ]]に対応するため、それを[[リクルート]]できる[[《魔界発現世行きデスガイド》]]も併用すると運用が円滑になる。~
 同じく[[《魔界発現世行きデスガイド》]]に対応する[[《魔サイの戦士》]]はこの[[カード]]に[[破壊]][[耐性]]を与える事ができるため、相性がいい。~
 [[《魔サイの戦士》]]でこの[[カード]]を[[墓地]]へ送ってから[[《死霊操りしパペットマスター》]]を[[アドバンス召喚]]すれば一気に揃える事ができる。~

-「《闇の侯爵ベリアル》以外の」とあるため、2体並べても[[ロック]]にはならない。~
一方、[[《ヒーロー・マスク》]]を使うことで、その[[ターン]]のみではあるが、[[対象をとる(指定する)効果]]に[[耐性]]を得られる。~

//-日本版は長い間[[絶版]]だったが、[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]]にて再録された。~

-「ベリアル(Belial)」とは地獄の大王で、[[ソロモン>《ソロモンの律法書》]]72柱の1柱にも数えられる有力な悪魔である。~
悪魔とは思えない美しい姿で天使に擬態して、人間をだますことを得意とする。~
もともと[[&ruby(ヴァーチャー){力天使};>《デュナミス・ヴァルキリア》]]であったとされる。~
弁論術に長けており、この悪魔が語るとどのような低俗でくだらない内容でも実に高度で複雑な内容に聞こえ、天使程度ならば容易に騙せるという。~
また、この才能を駆使してイエス・キリストに対して訴訟を起こしたこともあるとヤコブス・デ・テラモ著『この不愉快なるベリアルの書』(1382年)に記されている。~
ベリアルは結局裁判で敗訴したが、天国から地獄に堕ちた悪人を支配しうる権威を与えられたとされる。~

-原作・アニメにおいて―~
遊戯王Rにおける「海馬vs天馬夜行」戦にて夜行が使用。~
[[テキスト]]は以下の通り。~
 《闇の侯爵ベリアル》
 効果モンスター
 星8/攻2800/守2400
 このカードがフィールドに存在する限り、レベル7以下のモンスターの攻撃を無効とする。
自身の[[効果]]により、原作では[[レベル]]4[[モンスター]]の集合体であった[[《モザイク・マンティコア》]]の[[攻撃]]を封じた。~
しかし次の海馬の[[ターン]]に[[《モザイク・マンティコア》]]の素材のうち2体を[[生け贄]]に[[召喚]]された[[《青眼の白龍》]]に[[戦闘破壊]]された。~

--Vジャンプ2006年10月号の掲載時は、この[[モンスター]]の[[レベル]]は7とされていたが、単行本収録の際には[[レベル]]8に修正されている。~
このままだと、自身の[[攻撃]]も[[無効]]化してしまうからだろう。~
ただし、夜行の[[デッキ]]には[[フィールド]]の[[モンスター]]1体の[[レベル]]を0〜8のいずれかに変更できる《レベル・アワード》が入っていたため、この[[カード]]を[[攻撃]]可能な状態にする事は一応可能であった。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《エレキリギリス》]]

-[[《異次元エスパー・スター・ロビン》]]

-[[《メタルシルバー・アーマー》]]
-[[《レアゴールド・アーマー》]]

-[[《えん魔竜 レッド・デーモン・ベリアル》]]

―爵位を持つ[[モンスター]]の一覧は[[《邪剣男爵》]]を参照。

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2007年5月号開始) 半年間定期購読特典>書籍付属カード#VJ2007]] VJMP-JP027 &size(10){[[Ultra]]};
-[[ストラクチャーデッキ−デビルズ・ゲート−]] SD21-JP015

**FAQ [#faq]
Q:[[お互い]]の[[フィールド]]に《闇の侯爵ベリアル》が存在する時に[[装備カード]]を[[発動]]する場合、どうなりますか?~
A:[[お互い]]に「[[自分]]の[[フィールド]]の[[モンスター]]」および「[[相手]]の[[フィールド]]の《闇の侯爵ベリアル》」しか[[対象]]にすることができません。(08/02/17)
A:[[お互い]]に「[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]」及び「[[相手]][[フィールド]]の《闇の侯爵ベリアル》」しか[[対象]]にすることができません。(08/02/17)

//Q:[[自分]]の[[フィールド]]に《闇の侯爵ベリアル》が存在する時に[[相手]]は[[《抹殺の使徒》]]を[[発動]]することはできますか?~
//A:いいえ 《闇の侯爵ベリアル》以外の[[モンスター]]を[[対象]]にすることはできないので[[発動]]することができません。(07/10/21)
//↑新テキストでは対象にできないのは表側表示と明記されているため

Q:[[自分]]の[[フィールド]]に《闇の侯爵ベリアル》が存在する時に[[相手]]は[[墓地]]または[[除外]]されている[[モンスター]]を[[魔法>魔法カード]]、[[罠>罠カード]]の[[対象]]にすることはできますか?~
A:《闇の侯爵ベリアル》の[[効果]]は[[フィールド]]のみ[[適用]]なので[[対象]]にすることができます。(08/01/14)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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