*《&ruby(かがくにんぽう){蚊学忍法};・&ruby(アーミーモスキート){軍蚊};マーチ/Ninjitsu Art of Mosquito Marching》 [#top]
 通常魔法
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):手札からレベル4以下の昆虫族モンスターを2体まで特殊召喚する(2体を特殊召喚する場合は同じレベルでなければならない)。
 (2):自分フィールドに「No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート」が存在する場合、
 墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの昆虫族モンスターの数まで、
 相手フィールドの表側表示モンスターを対象として発動できる。
 そのモンスターに幻覚カウンターを1つ置く。
 幻覚カウンターが置かれたモンスターの効果は無効化される。

 [[ANIMATION CHRONICLE 2022]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[手札]]の[[下級]][[昆虫族]]を2体まで(2体の場合は同[[レベル]])[[特殊召喚]]する[[効果]]、[[《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》]]が存在する場合に自身を[[墓地コスト]]として、[[自分]]の[[昆虫族]]の数まで[[相手]][[モンスター]]に[[幻覚カウンター]]を[[置く]][[効果]]を持つ。~

 (1)は[[手札]]の[[下級]][[昆虫族]]1〜2体の[[特殊召喚]]。~
 2体出す場合は同[[レベル]]でなければならないが、ある程度[[レベル]]を偏らせた構築ならば条件を満たすのは難しくない。~
 [[手札]]消費は荒いが、展開した[[昆虫族]]には特に制約や[[デメリット]]も課されないので活用の幅は広い。~
 [[レベル]]2を2体、または[[《オイリーゼミ》]]+[[レベル]]3[[昆虫族]]の組み合わせならば、(2)のサポート先である[[《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》]]も[[エクシーズ召喚]]できる。~

 (2)は[[相手]][[モンスター]]に[[幻覚カウンター]]を[[置く]][[効果]]。~
 [[幻覚カウンター]]を置かれた[[モンスター]]は[[効果]]が[[無効]]化される他、[[《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》]]の[[バーン]]の的としても利用できる。~
 [[《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》]]は自身でも[[幻覚カウンター]]を[[置く]]ことはできるが、最初から[[バーン]][[効果]]を利用できるようになるので、より効率的に[[ダメージ]]を与えられる。~

 [[自分]][[フィールド]]に[[《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》]]が必要なので、こちらの[[発動]]を狙う場合は[[デッキ]]構築を[[レベル]]2に寄せるのが望ましい。~
 [[幻覚カウンター]]を置ける数は[[自分]]の[[昆虫族]]の数に左右されるので、複数体に[[置く]]ことを狙うのならばそれなりの展開力は必要。~
 [[《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》]]が[[昆虫族]]のため最低でも1つは[[幻覚カウンター]]を[[置く]]事はできるが、(1)の[[効果]]を加味すればやはり[[【昆虫族】]]関連の[[デッキ]]で活かしたいところ。~
 しかし、[[レベル]]2の[[昆虫族]]は[[手札誘発]][[効果]]を持つものこそ多いが[[フィールド]]に出して運用しやすいものは少なく、[[レベル]]3以上のものに比べて[[汎用性]]が低めで展開力にもあまり優れない傾向にある。~
 このため、[[レベル]]2[[昆虫族]]で統一された[[【クローラー】]]や、上記のように[[《オイリーゼミ》]]の[[効果]]を活かして[[レベル]]3に寄せるなどの工夫が必要になるだろう。~
 3体以上[[昆虫族]]が存在すれば、その全ての[[攻撃]]時に[[《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》]]の[[バーン]]を[[発動]]する事で[[1ターンキル]]級の[[ダメージ]]も狙える。~
 もっとも[[《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》]]1体の場合でも、最も[[攻撃力]]が高い[[モンスター]]に[[置く]]事でそれなりの[[バーン]]にはなるため、欲張らずに早々に[[発動]]してしまうのも手。~
 この[[コンボ]]のみを目的とするのであれば[[《おろかな副葬》]]などで直接[[デッキ]]から[[墓地]]へ送ってしまえば、[[【昆虫族】]]に拘らずとも[[【ランク2】]][[デッキ]]全般で一種のギミックとして採用できる。~

 なお、[[忍法]]に属する[[カード]]故に[[【忍者】]]に採用した場合は容易に[[サーチ]]できる。~
 [[忍者]]には[[レベル]]2[[昆虫族]]の[[《蟲の忍者−蜜》]]が存在し、この[[カード]]から纏めて展開した上で[[《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》]]を[[エクシーズ召喚]]すれば(2)の準備も整う。~
 とは言え、流石に[[《蟲の忍者−蜜》]]だけではこの[[カード]]が[[腐る]]ため、他にも若干の汎用[[昆虫族]]の採用は求められるだろう。~


-[[忍者]]・[[忍法]]に関係ない[[効果]]を持つ初の[[忍法]]である。~
一応、特定の[[忍者]]を名指しで指定する[[効果]]を持ってはいるので、全く[[忍者]]と無関係とはいえない。~

-「蚊学忍法」は、タツノコプロのアニメーション『科学忍者隊ガッチャマン』に登場する、必殺技の呼称である「科学忍法○○」のパロディであろう。~
「軍蚊マーチ」は、日本海軍・海上自衛隊の軍歌『軍艦マーチ』のもじりか。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXAL&ruby(セカンド){II};の「カイト&V vs蚊忍者」戦において蚊忍者が使用。~
[[手札]]から《&ruby(アーミーモスキート){軍蚊};ブラッド・フォース》2体を[[特殊召喚]]した。~
--アニメでは「&ruby(アーミーモスキート){軍蚊};」[[モンスター]]2体を[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]であり、[[OCG]]における(2)の[[効果]]及び[[1ターンに1度]]の制限はなかった。~

--[[イラスト]]に描かれている[[モンスター]]は蚊忍者が使用した《&ruby(アーミーモスキート){軍蚊};ブラッド・フォース》2体と、《&ruby(アーミーモスキート){軍蚊};ブラッド・コマンドー》である。~
---[[OCG]]で追加された(2)の[[効果]]はこの《軍蚊ブラッド・コマンドー》の[[効果]]([[フィールド]]の自身を[[リリース]]して[[相手]][[モンスター]]1体に[[幻覚カウンター]]を置く)をイメージしたものと思われる。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[忍法]]

-[[《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》]]
-[[幻覚カウンター]]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ANIMATION CHRONICLE 2022]] AC02-JP030 &size(10){([[N-Parallel]])};
-[[ANIMATION CHRONICLE 2022]] AC02-JP030 &size(10){[[Normal]],[[N-Parallel]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《蚊学忍法・軍蚊マーチ》,魔法,通常魔法,忍法);