*《&ruby(かいじんおう){灰塵王}; アッシュ・ガッシュ/Gash the Dust Lord》 [#top]
 効果モンスター
 星4/闇属性/悪魔族/攻1000/守1200
 このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
 このカードのレベルを1つ上げる(最大レベル12まで)。

 [[Vジャンプ(2009年5月号開始) 一年間定期購読特典>書籍付属カード#VJ2010]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[戦闘ダメージを与えた]]時に自身の[[レベル]]を上昇させる[[誘発効果]]を持つ。

 [[レベル]]が上がったところで[[ステータス]]は変化しないため、[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]に使うのが基本となる。~
 [[ステータス]]の低さから場持ちが悪いため、1度[[戦闘ダメージ]]を与え[[レベル]]5にした後は[[シンクロ素材]]・[[エクシーズ素材]]にしてしまいたい。~

 しかし[[ステータス]]が低いため、[[戦闘ダメージ]]を与えるには[[《月鏡の盾》]]などでのサポートが必要。~
 さらに[[効果]]のために[[戦闘]]する必要があるため、[[シンクロ召喚]]を行うのは必然的に[[メインフェイズ2>メインフェイズ#M2]]となり、その[[シンクロモンスター]]はその[[ターン]][[攻撃]]できない事になる。~
 よって、[[コンバットトリック]]で[[相手]][[ターン]]中に[[レベル]]を上げておいたり、[[《緊急同調》]]で[[バトルフェイズ]]中に[[シンクロ召喚]]を狙う等の工夫が必要になる。~

 しかし、そこまでするならば[[《太陽の神官》]]・[[《サイバー・ドラゴン》]]などの最初から[[レベル]]5で出しやすい[[モンスター]]を採用した方が明らかに使いやすい。~
 元々の[[レベル]]が4である事にこだわっても、この[[カード]]よりも簡単に[[レベル]]を上げられる[[《ゼンマイソルジャー》]]や[[《先史遺産ゴールデン・シャトル》]]などが存在する。~
 [[リクルーター]]や[[《タンホイザーゲート》]]のサポートを受けられるが、それは[[《太陽の神官》]]にも言える事である。~
 [[《強化蘇生》]]を使えば似たような事もできるため、やはり総合的に見て使いづらいと言わざるを得ないだろう。

-元ネタは「灰は灰に、塵は塵に(ashes to ashes, dust to dust)」だろう。~
正確には「土は土に(earth to earth)」から始まる「あるべき大地に人は還る」という旧約聖書の創世記からの一節で、キリスト教の葬儀でも祈祷として用いられる。~
「灰塵」とは「灰や塵」「価値の無いもの」「取るに足りないもの」という意味。~
「アッシュ(Ash)」は「灰」、一方の「ガッシュ(Gash)」は「(長く深い)切り傷」である。~
漫画でジャックが使用した他の[[モンスター]]である[[《紅蓮王 フレイム・クライム》]]・[[《幻影王 ハイド・ライド》]]等の名前を考慮すると、韻を踏んで選ばれた単語だと推測できる。~

--[[宣言]]に影響は無いが「[[灰燼>《灰燼竜バスタード》]]」ではないため検索する際は注意。~

--漫画5D'sでジャックが使用した[[モンスターカード]]は、[[英語名]]での翻訳時《○○王 ●●/○○ King ●●》でほぼ統一されているが、この[[カード]]は「アッシュ・ガッシュ」が「Gash」、「灰塵王」も「Dust Lord」と略され、[[カード名]]が大きく異なる。~
上述の通り「Ash」と「Dust」の二単語が揃うことでの宗教的表現を回避させるためだろ。~

上述の通り「Ash」と「Dust」の二単語が揃うことでの宗教的表現を回避するためと思われるが、「王」も「Lord」とされたことで統一感が失われている。~
-原作・アニメにおいて―~
漫画5D'sの「遊星vsジャック」戦においてジャックが使用。~
最初の[[ターン]]に[[召喚]]され、[[《奇術王 ムーン・スター》]]と共に[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]の[[シンクロ素材]]となった。~
「ジャックvsセクト」戦でも[[ドロー]]されたが、「[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]を[[シンクロ召喚]]したら[[相手]]が[[シンクロモンスター]]を[[召喚]]できず目的が果たせない」という理由でその[[ターン]]は使用しなかった。~
セクトが目的の[[モンスター]]を持っていなかったため次の[[ターン]]に[[通常召喚]]され[[《シンクロコール》]]の[[効果]]により[[墓地]]の[[《奇術王 ムーン・スター》]]と共に[[《天刑王 ブラック・ハイランダー》]]の[[シンクロ素材]]となった。~

--劇中では[[チューナー]]だった。~
登場当時においては数少ない[[デメリット]]のない[[レベル]]4[[チューナー]]であり、[[サポートカード]]が豊富な[[闇属性]]であり、[[リクルーター]]・[[《リミット・リバース》]]等に対応し、加えて[[レベル]]を操作できる[[効果]]まで持つ、極めて優秀な[[モンスター]]だった。~
[[OCG]]化の際に非[[チューナー]]となった事で原作のシーンを再現不可能になってしまった。~
[[OCG]]での[[イラスト]]は武器を両手で持っているが、漫画では右手だけで持っている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《ロード・シンクロン》]]
-[[《エンシェント・ドラゴン》]]

//ジャックのモンスターが列挙されてるのは、使った人が同じモンスターのリストにしか見えないし、一つのページにリンク飛ばせばいいのに全部書く意味が分からない。
//あとでスレ立てるので、復帰させたいならそこで何のリストか、説明を。

//ジャックのモンスターのリストを作成した者です。「彼が使ったカードのリスト」と言うよりは、同系統の名前のものを一通り揃える、言わばシリーズカードのつもりで作成していました。
//検索しやすくする目的で書いたのですが、不必要であれば消したままで構いません。

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vジャンプ(2009年5月号開始) 一年間定期購読特典>書籍付属カード#VJ2010]] VJMP-JP049 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#faq]
Q:この[[カード]]が自身の[[効果]]で[[レベル]]が変化している時に[[《スキルドレイン》]]等の[[効果]]を受けた時、[[レベル]]は元に戻りますか?~
A:はい、元に戻ります。(10/04/11)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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