*《&ruby(きかいりゅう){機械竜}; パワー・ツール/Power Tool Mecha Dragon》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星7/闇属性/機械族/攻2300/守2500
 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分ターンに、このカードに装備魔法カードが装備された時に発動できる。
 自分はデッキから1枚ドローする。
 (2):1ターンに1度、他のモンスターに装備されている表側表示の装備カード1枚を対象として発動できる。
 そのカードをこのカードに装備する。
 この効果は相手ターンでも発動できる。

 [[PREMIUM PACK 15>PREMIUM PACK#PP15]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[シンクロモンスター]]。~
 [[装備魔法]]を[[装備]]した時に[[ドロー]]する[[誘発効果]]、[[装備カード]]の[[対象]]を自身に移し変える[[誘発即時効果]]を持つ。

 (1)の[[効果]]は[[1ターンに1度]]の制約があるので、[[装備魔法]]自体はあまり[[積ま>積む]]なくともよい。~
 [[《アームズ・ホール》]]等を併用して、適宜[[装備魔法]]を選択しておきたい。~
 この[[カード]]と共に、[[装備魔法]]を[[サーチ]]する[[効果]]を持つ[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]を出せれば、毎[[ターン]]2枚の[[アドバンテージ]]を稼ぐことが可能となる。~
 しかし、この[[カード]]では[[装備魔法]]の一番の欠点の[[装備モンスター]]の[[除去]]には対応できず、その点では[[耐性]]も併せ持つ[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]に劣る。~
 [[《ダブルツールD&C》]]等の一部の[[サポートカード]]に対応しておらず、[[《ライフ・ストリーム・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]にもできないのは惜しい。~
 一応(2)の[[効果]]で[[装備魔法]]を[[装備]]した時も[[ドロー]]できるが、あくまで[[自分]]の[[ターン]]のみであることを忘れないようにしたい。~
 また、「時の[[任意効果]]」のため、[[チェーン]]2以降に(2)の[[効果]]を[[発動]]すると[[タイミングを逃す]]点にも注意。~

 (2)の[[効果]]は[[相手]]の[[装備カード]]を奪えるが、この[[カード]]が奪える汎用的な[[装備魔法]]を使う[[デッキ]]は現代ではごくわずかな上に、この[[カード]]が出た後からは[[相手]]が[[発動]]するはずもないため機会は少ない。~
 むしろ、[[誘発即時効果]]なのを利用して[[攻撃]]が終わった[[自分]]の[[モンスター]]から奪いとり、[[戦闘ダメージ]]を稼ぐ方が有用である。~
 [[《団結の力》]]などを奪えば[[1ターンキル]]クラスの[[ダメージ]]も視野に入る。~
 他にも、[[装備魔法]]を[[装備]]している[[モンスター]]が[[破壊]]されそうになった時にこの[[カード]]に移すことで[[ディスアドバンテージ]]を軽減しつつ[[ドロー]]を加速することもできる。~
// とはいえ、早々都合よく[[モンスター]]と[[装備魔法]]を並べるのは難しいので頭の片隅にとどめておく程度か。~
 なお[[《鎖付き爆弾》]]などの[[装備罠>装備カード#trap]]も移し替える事が可能だが、(1)の[[効果]]の[[ドロー]]条件は[[装備魔法]]限定なので注意。~

-一応、[[相手]][[モンスター]]に[[《フリント》]]を装備させて[[戦闘破壊]]し、この[[カード]]に[[《フリント》]]を装備させれば[[ドロー]]できる。~
[[《フリントロック》]]を使えば[[《フリント》]]を毎[[ターン]]この[[カード]]に装備させて[[ドロー]]を狙える。~

-モチーフとなった[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]と比べると、得られる[[アドバンテージ]]数こそ同じだが、あらかじめ[[装備魔法]]を確保しなければならない点では劣っている。~
[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]と並べた場合は両者の[[効果]]が[[シナジー]]し、上記の通り毎[[ターン]]2枚の[[アドバンテージ]]を稼ぐことができる。~
--また、[[属性]]は[[地属性]]から[[闇属性]]に変更されている。~
このため、[[《命の奇跡》]]を装備できない。~
ただ、[[パワー・ツール]]なので、[[魔法&罠ゾーン]]の[[《命の奇跡》]]を他の[[カード]]で[[墓地へ送る]]ことで[[リリース]]、[[《ライフ・ストリーム・ドラゴン》]]に繋げることは可能。~

--なお、両者が対峙した場合、[[装備魔法]]を移し変える[[効果]]を持つこちらが圧倒的に有利である。~

-正しい[[対象]]にならないため、[[装備魔法]]化する[[甲虫装機]]等に対しては、[[発動]]自体ができない。~
一方で自身が[[機械族]]であるため、[[自分]]の[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]等は移動できる。~

-[[ユニオン]]を装備した場合にも[[ドロー]]できる。(12/12/29)~
[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]等を装備すれば[[耐性]]を得つつ[[ドロー]]が可能。~
ただし[[ユニオン]]は装備対象を「[[自分]]の」としているため、[[相手]]の[[《マシンナーズ・ギアフレーム》]]等を奪取する事はできないので注意。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画版5D'sにおいて龍亞が使用する「&ruby(デュエル・ドラゴン){決闘竜};」の1体。~
初登場は「龍亞&龍可vsエリア」戦で、[[《エーリアン・リベンジャー》]]を[[戦闘破壊]]していた。~
「遊星vs龍亞&龍可」(1戦目)において本格的に使用。~
《森の剣士 ベリー》と《森の盗賊 チップ》を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
[[《工作箱》]]によって[[サーチ]]した[[装備魔法]]で[[強化]]されつつ、[[ドロー]][[効果]]を[[発動]]した。~
さらに遊星の[[《セブン・ソード・ウォリアー》]]への[[装備魔法]]《セメタリー・ブレイド》も奪い、[[戦闘破壊]]した。~
だが[[装備カード]]の[[フィールド]]を埋める性質が仇となり、[[自己強化]]された[[《グラヴィティ・ウォリアー》]]と[[戦闘]]を強制され[[戦闘破壊]]され敗北した。~
「遊星vs龍亞&龍可」(2戦目)においては《森の忍者 バット》と《森の盗賊 チップ》を[[シンクロ素材]]として[[シンクロ召喚]]される。~
1戦目と違い[[装備魔法]]による[[強化]]こそなかったものの、[[罠カード]]《守るべきモノ》によって[[《妖精竜 エンシェント》]]を2度に渡り守った。~
その後、究極神の力で遊星以外のすべてのデュエリストの[[カード]]を吸収したレクス・ゴドウィンが手にしており、「遊星vsレクス・ゴドウィン」戦で使用し[[コンボ]]に繋げた。~
だが[[デュエル]]後半では、他の決闘竜と共に[[《聖こう神竜 スターダスト・シフル》]]の[[シンクロ素材]]や、[[《集いし光》]]による[[《閃こう竜 スターダスト》]]の強化に使用されており、最終的には遊星の勝利に貢献している。~
[[攻撃]]名は「&ruby(フルメタル・デモリション){重装解体};」、[[ドロー]][[効果]]名は「&ruby(イクイップ・ボーナス){装備特典};」、[[装備魔法]]を奪う[[効果]]名は「&ruby(イクイップ・グラブリング){装備強奪};」。~

--漫画では[[ドロー]][[効果]]の回数制限がなく[[相手]]の[[ターン]]でも[[発動]]できた。~
また、移し替えられる[[装備魔法]]は[[相手]]のもののみだったが、正しくない対象でも装備することができた。~

--[[シンクロ召喚]]時の口上は「鋼の逆鱗に触れたいヤツはご自由に!![[シンクロ召喚]]!!《機械竜 パワー・ツール》!!」。~

--ボディーには[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]にはないラインが描かれている。~
---また、劇中では龍亞の闇の瘴気の影響か、[[《閃こう竜 スターダスト》]]に[[戦闘破壊]]されるまでは全身が黒く染まっていた。~

--「遊星vs龍亞&龍可」(1戦目)では、遊星から奪った[[装備魔法]]《セメタリー・ブレイド》以外に、《パイル・アーム》・《D・マスタ・アーム》を装備し、最終的には腕が4本になっていた。~

--作中時間のおよそ1万年前には、龍亞とよく似た容姿の「&ruby(ディアク・ウム){決闘神官};」が使用している。~

-コナミのゲーム作品において―~
デュエルリンクスでは龍亞・龍可・&ruby(ダークシグナー){DS};ゴドウィンに専用のセリフがある。~
また、龍可が使用する場合のみ、[[シンクロ召喚]]口上における「ヤツ」の部分が「人」に変化し、「チューニング」の次に「?」マークが追加する仕様がある。~
また、龍可が使用する場合は前口上の「チュチュチュチューニング」を困惑気味に述べる他、[[シンクロ召喚]]口上における「ヤツ」の部分が「人」に変化する。~

**関連カード [#card]
-[[&ruby(デュエル・ドラゴン){決闘竜};>決闘竜トークン#duel_dragon]]

-[[パワー・ツール]]

-[[《サイバー・レイダー》]] 
-[[《ヴァイロン・スティグマ》]]

-[[《移り気な仕立屋》]] 

-[[《機海竜プレシオン》]]

―《機械竜 パワー・ツール》の姿が見られる[[カード]]
-[[《決闘竜トークン》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[PREMIUM PACK 15>PREMIUM PACK#PP15]] PP15-JP005 &size(10){[[Secret]]};
-[[デュエリストパック−輝石のデュエリスト編−]] DP27-JP015

**FAQ [#faq]
Q:[[効果]]分類は何ですか?~
A:1つ目が[[誘発効果]]、2つ目は[[誘発即時効果]]です。(12/12/29)

***(1)の[[効果]]について [#faq1]
Q:[[自分]]の[[ターン]]に、この[[モンスター]]が[[ユニオン]]を装備した場合1つ目の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[発動]]します。(12/12/29)

Q:[[自分]]の[[ターン]]の[[ダメージステップ]]中に[[《シャクトパス》]]などの[[効果]]でこの[[カード]]に装備された時でも[[発動]]できますか? ~
A:はい、[[発動]]できます。(12/12/24)

Q:2つ目の[[効果]]、あるいは[[《移り気な仕立屋》]]で[[装備魔法]]を得た時、1つ目の[[効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[装備魔法]]を装備したことになるため、[[ドロー]][[効果]]を[[発動]]できます。(12/12/30)
//A:いいえ、移し変える行為と装備する行為は異なるため、[[発動]]しません。(12/12/29)

Q:[[《早すぎた埋葬》]]や[[《D・D・R》]]の[[効果]]でこの[[カード]]を[[特殊召喚]]しそれらの[[カード]]がこの[[カード]]に装備された時でも[[ドロー]]する[[効果]]は[[発動]]できますか?~
A:はい、[[発動]]できます。(13/01/24)

***(2)の[[効果]]について [#faq2]
//Q:2つ目の[[効果]]は[[対象]]を取りますか?~
//A:はい、[[装備カード]]を[[対象]]に取ります。(12/12/30)

Q:[[相手]]が、[[モンスター]]に[[《デーモンの斧》]]を装備するべく[[《デーモンの斧》]]を[[発動]]しました。~
  その[[発動]]に[[チェーン]]する形で2つ目の[[効果]]を[[発動]]し[[《デーモンの斧》]]の装備対象になる事はできますか?~
A:いいえ、できません。~
  [[《デーモンの斧》]]の[[チェーンブロック]]が解決した後に2つ目の[[効果]]を[[発動]]する形になります。(12/12/29)~

Q:以下の[[装備カード]]について、この[[カード]]の[[効果]]で装備の[[対象]]を移し替えることはできますか?~
  ・[[《スーペルヴィス》]]等の装備[[対象]]が指定されている[[装備魔法]]~
  ・[[《甲虫装機 ダンセル》]]の[[効果]]で[[装備カード]]となっている[[《甲虫装機 ホーネット》]]~
  ・自身の[[効果]]で[[装備カード]]となっている[[《甲虫装機 ギガマンティス》]]~
A:上記の場合、いずれの[[カード]]もこの[[カード]]の[[効果]]によって自身を正しい[[対象]]として移し替える事はできません。(12/12/27)

Q:この[[カード]]に[[装備カード]]を移し替える[[効果処理時]]にこの[[カード]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在しなくなりこの[[カード]]に[[装備カード]]を移し替える事ができなくなった場合、[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[装備カード]]は元々装備している[[モンスター]]に装備されたままになりますか、それとも[[墓地]]へ送られますか?~
A:その場合、元々装備している[[モンスター]]に装備されたままになります。(12/12/27)

Q:[[相手]]の[[モンスター]]が、[[相手]]の[[《メタル化寄生生物−ルナタイト》]]を装備しています。~
  [[《メタル化寄生生物−ルナタイト》]]の[[対象]]をこの[[モンスター]]に移し変える事はできますか?~
A:この場合、[[《メタル化寄生生物−ルナタイト》]]の正しい[[対象]]は「[[相手]]の場の[[モンスター]]」であるため正しい[[対象]]ではないこの[[モンスター]]に移し変える事ができません。(12/12/29)~

Q:[[自分]]の別の[[モンスター]]に[[ユニオン]]している[[《メタル化寄生生物−ソルタイト》]]をこの[[モンスター]]に移せますか?~
  移せる場合、[[ユニオン]]している場合に得られる「[[効果モンスター]]の[[効果]]の[[対象]]にならず、[[相手]]の[[効果モンスター]]の[[効果]]では[[破壊されない]]」は有効ですか?~
A:移す事ができ、[[モンスター効果]]に対する[[効果]]も有効です。(12/12/30)~

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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