*《&ruby(きどうようさい){機動要塞}; メタル・ホールド/Metalhold the Moving Blockade》 [#top]
 永続罠
 (1):自分フィールドの機械族・レベル4モンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
 このカードは発動後、効果モンスター(機械族・地属性・星4・攻/守0)となり、
 モンスターゾーンに特殊召喚する。
 その後、対象の表側表示モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
 このカードは罠カードとしても扱う。
 (2):このカードの効果で特殊召喚されたこのカードの攻撃力は、
 このカードの効果で装備したモンスターの攻撃力の合計分アップし、
 相手は他の自分フィールドのモンスターを攻撃対象にできず、効果の対象にもできない。

 [[劇場版 遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS MOVIE PACK]]で登場した[[永続罠]]。~
 [[罠モンスター]]の1体であり、[[効果モンスター]]として[[特殊召喚]]された後に[[レベル]]4・[[機械族]]を[[装備カード]]にする[[効果]]、自身の[[攻撃力]]を上昇させつつ[[攻撃対象]]と[[効果の対象]]を制限させる[[永続効果]]を持つ。~

 1体を[[装備カード]]にした場合は[[攻撃力]]は変わらないため、2体以上を[[対象]]に[[発動]]することになる。~
 しかし、そこまでしても総[[攻撃力]]の合計は変わらず、[[レベル]]4が2体以上いる状況なら[[《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》]]や[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]で十分な場合が多い。~
 この[[カード]]で得られるのは[[攻撃対象]]と[[効果の対象]]の抑制だが、この[[カード]]自体は[[耐性]]を持たず、[[《サイクロン》]]を使われるだけで多大な[[ディスアドバンテージ]]を負ってしまう。~
// また、[[罠カード]]としても扱うタイプの[[罠モンスター]]であるため、[[装備カード]]にする[[機械族]][[レベル]]4[[モンスター]]と合わせて最低2つの[[魔法&罠ゾーン]]を圧迫する。~
 複数体[[装備]]したい場合は、使用可能な[[魔法&罠ゾーン]]の数にも注意したい。~

 使うのであれば[[バトルフェイズ]]の追撃が主になるだろう。~
 全[[モンスター]]で[[攻撃]]したあと[[発動]]すれば単純に倍の[[ダメージ]]を与えられる。~
 [[機械族]]の[[サポートカード]]を使ったり、[[《一族の結束》]]や一部の[[ユニオン]]などと組み合わせるといい。~
 特に[[《リミッター解除》]]とは[[相性がよく>シナジー]]、あちらの[[自壊]][[デメリット]]を消しつつ更に打点を底上げできる。~
 [[《同胞の絆》]]で展開した[[ガジェット]]を[[相手]][[ターン]]に[[装備カード]]とし、守る手もある。~

 [[ペンデュラム召喚]]した[[クリフォート]]を複数[[装備]]すれば、それらの[[元々の攻撃力]]の合計を参照して高[[攻撃力]]を得られる。~
 もっとも、[[クリフォート]]の[[ペンデュラム効果]]が[[適用]]されていると[[特殊召喚]]不可能なので、併用する場合はタイミングを考えて使いたい。~

 [[《A−アサルト・コア》]]などを[[装備]]した場合、その[[効果]]も[[適用]]される。(16/06/18)~
 [[《同胞の絆》]]で展開した[[《A−アサルト・コア》]]・[[《B−バスター・ドレイク》]]・[[《C−クラッシュ・ワイバーン》]]を[[対象]]として[[発動]]すれば、[[相手]]の一切の[[効果を受けない]][[攻撃力]]4600の[[モンスター]]となる。~
 逆に、[[《アームズ・エイド》]]を[[装備]]する事自体は可能だが、[[攻撃力]]アップ・[[元々の攻撃力]]分の[[効果ダメージ]]を与える[[効果]]は[[《アームズ・エイド》]]自身の[[効果]]によって付与される為、[[装備]][[対象]]にしても[[攻撃力]]1800の[[ステータス]]上昇しか付与されない。~

 [[装備カード]]にしている[[モンスター]]が[[フィールド]]を[[離れる]]と、その[[モンスター]]の[[攻撃力]]分の[[攻撃力]]アップが[[適用]]されなくなる。~
 [[相手]]が[[除去]]をしてくる場合、大抵はこの[[カード]]本体を狙ってくるだろうが、[[《宮廷のしきたり》]]などと併用する場合は気をつけたい。~

-同じく「機動要塞」の名を冠する[[《機動要塞フォルテシモ》]]は、[[機械族]][[レベル]]4[[モンスター]]である[[機皇兵]]を展開する[[効果]]を持つため、相性は悪くない。~
特に[[《機皇兵廠オブリガード》]]を経由すれば、[[召喚権]]を消費せずに最大で[[攻撃力]]3600のこの[[カード]]を用意することができる。~

-2020年4月の[[マスタールール(11期)]]施行以前、[[罠カード]]としても扱う[[罠モンスター]]は''元々伏せられていた[[魔法&罠ゾーン]]を[[特殊召喚]]されたあとも封鎖し続ける''というルールだった。~
そのためこの[[カード]]は、[[装備カード]]にする[[機械族]][[レベル]]4[[モンスター]]と合わせて最低でも2つの[[魔法&罠ゾーン]]を圧迫した。~
特に[[魔法&罠ゾーン]]が3ヵ所のみの「デュエルリンクス」においては扱いに支障が出ていたが、現在では比較的扱いやすくなったと言える。

-原作・アニメにおいて―~
劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の「遊戯&海馬vs藍神」戦で遊戯が使用。~
[[《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》]]の[[攻撃宣言]]時に[[《ゴールド・ガジェット》]]と[[《シルバー・ガジェット》]]を[[対象]]に[[発動]]される。~
[[攻撃力]]3200となる事で[[《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》]]を返り討ちにしようとしたが、[[カウンター罠]]《方界防陣》によって[[戦闘破壊]]を防がれる。~
最終的には海馬の[[《パンデミック・ドラゴン》]]の[[強制効果]]によって[[攻撃力]]が下がってしまったため他の[[《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》]]に[[戦闘破壊]]された。~

--劇場版では(1)は[[攻撃宣言]]時にしか[[発動]]できず、[[装備]][[対象]]は[[ガジェット]][[モンスター]]に限定されていた。~

--[[モンスター]]を[[装備]]する時、その[[モンスター]]達が球体となって砲塔にはめ込まれる演出が見られた。~
また、[[攻撃]]の際ははめ込まれた[[モンスター]]と同じ色のビームをそれぞれの砲塔から発射していた。~
それらの演出、[[ガジェット]]と関わりを持つ[[罠モンスター]]である事から、[[《機動砦 ストロング・ホールド》]]の[[リメイク]]であると考えられる。~

--同劇場版は原作の世界観の続きであるが、[[デュエル]]のルールは[[OCG]]寄りになっており、[[バトルステップの巻き戻し]]も存在する。~
だが、何故かこの[[カード]]のみ巻き戻しが生じず、[[攻撃]]してきた[[《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》]]を返り討ちにしようとしていた。~
[[テキスト]]には無かったが強制的に[[戦闘]]を継続する[[効果]]も備えていたのだろうか?~
あるいは、《方界防陣》によって藍神は[[手札]]の[[《暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ》]]の展開に成功しているため、それを狙うために巻き戻された直後に[[自爆特攻]]したという事なのかもしれない。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[罠モンスター]]

-[[機動>シリーズカード#Moving]]
-[[ホールド>シリーズカード#hold]]

-[[《機動要塞フォルテシモ》]]

-[[《真魔獣 ガーゼット》]]

-[[《メタモル・クレイ・フォートレス》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《ゴールド・ガジェット》]]
-[[《シルバー・ガジェット》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[劇場版 遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS MOVIE PACK]] MVP1-JP030 &size(10){[[KC>Parallel#KC]]-[[Ultra]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《機動要塞 メタル・ホールド》,罠,永続罠,罠モンスター(効果),星4/地属性/機械族/攻0/守0);