*《&ruby(ギタイ){擬態};する&ruby(ひとく){人喰};い&ruby(ムシ){虫};/Mimicking Man-Eater Bug》 [#top]
 リバース・効果モンスター
 星4/地属性/昆虫族/攻 450/守 600
 (1):このカードがリバースした場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動する。
 そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力分このカードの攻撃力をアップする。
 その後、このカードの種族を破壊したモンスターの元々の種族と同じにできる。
 (2):フィールドのこのカードは、戦闘では破壊されず、
 このカードと同じ種族のモンスターの効果でも破壊されない。

 [[BURST OF DESTINY]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級]][[リバースモンスター]]。~
 [[リバースした]]場合に[[モンスター]]1体を[[破壊]]し、その[[元々の攻撃力]]だけ[[自己強化]]を行い、[[種族]]をその[[モンスター]]と同[[種族]]に変更できる[[誘発効果]]、[[戦闘破壊]]及び自身と同[[種族]]に対する[[効果]]で[[破壊されない]][[耐性]]の[[永続効果]]を持つ。~

 (1)は[[リバースした]]時の[[モンスター除去]]と[[自己強化]]及び任意での[[種族]]変更。~
 (2)の[[耐性]]もあるため[[戦闘]]による[[リバース]]でも後半の[[効果]]まで活かせるが、現在の[[環境]]ではその手段に頼るのは遅いので、能動的に[[リバース]]する手段と併用したい。~
 [[自己強化]]値は[[相手]]依存だが、大型[[モンスター]]の[[除去]]ができれば、その後は[[アタッカー]]としても運用できる。~
 [[種族]]の変更は任意であり、[[相手]]の[[デッキ]]によっては(2)の[[効果]]による[[耐性]]にも繋がるが、[[【昆虫族】]]などで使用する場合は[[自分]]の[[種族]]サポートを受けられなくなる場合もあるため、状況に応じて[[適用]]していきたい。~

 (2)は[[戦闘破壊]]及び自身と同[[種族]]への[[効果破壊]][[耐性]]。~
 上述の通り[[戦闘破壊]][[耐性]]により[[戦闘]]による[[リバース]]でも[[フィールド]]に残しつつ[[リバースした]]場合の[[効果]]を[[発動]]できる。~
 更に(1)の[[発動]]後は[[種族]]を変更できるため、[[相手]]が[[種族]]統一[[デッキ]]ならそれなりに場持ちも良くなる。~
 [[種族]]統一[[デッキ]]でない場合でも[[《DNA改造手術》]]等で[[フィールド]]の[[モンスター]]の[[種族]]を1つに統一すれば[[耐性]]は機能する。~
 とは言え、[[破壊]]以外の[[除去]]や[[魔法・罠カード]]に対しては無力なので過信は禁物。~

 [[【クローラー】]]ならば[[種族]]・[[属性]]が共通しており、[[リバース]]する手段も組み合わせやすい。~
 [[リバースした]]場合の[[モンスター除去]]には[[《クローラー・スパイン》]]が存在するが、こちらは[[耐性]]と[[強化]]で[[アタッカー]]にできる可能性はある。~
 反面、この[[カード]]は[[クローラー]]に属さない点や[[レベル]]の違いで受けられない[[サポートカード]]も多い。~

-(1)の[[効果]]は[[強制効果]]のため、[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない状態で[[リバース]]した場合、[[自分]]の[[モンスター]]を[[対象]]にしなければならない。~
だが、この[[カード]]は(2)の[[効果]]で自身と同じ[[種族]]の[[モンスター]]には[[破壊]]されない、すなわちこの[[カード]]自身の[[効果]]でも[[破壊]]されないので、自身を[[対象]]にすることで[[破壊]]を回避できる。~
[[リメイク]]元の[[《人喰い虫》]]は[[耐性]]がなく、同じ状況では[[自分]]の[[モンスター]]を[[破壊]]せざるを得なかったため、弱点を克服したと言える。~

-「&ruby(ぎたい){擬態};」は「虫や鳥などの生物が他の生物から自衛するために、動植物の色や形に変化する習性」を意味する。~
[[イラスト]]は[[リメイク]]元の[[《人喰い虫》]]に比べると体の色や模様が木の枝と木の葉に似せられている。~
[[植物族]]に擬態しているのだろうか。~
--[[《人喰い虫》]]は[[EX-R]]収録のものが[[戦士族]]と誤記された[[エラーカード]]になっていたことで有名である。~
[[種族]]を変更する[[効果]]はこれを意識したものだろうか。~

-[[元々の攻撃力]]が0や?の[[モンスター]]を[[破壊]]した場合は[[攻撃力]]をアップする処理を行っていないため、その後の[[種族]]を変更する[[効果]]を[[適用]]することはできない。~
よって、この[[カード]]の[[効果]]でも[[エラーカード]]版の[[《人喰い虫》]]を完全に再現することはできない。
しかし実際問題、再現できなくても困ることは何一つないのだが。

-[[《光天のマハー・ヴァイロ》]]以降続く通常パック収録の古参[[モンスター]]の[[リメイク]]では初の[[下級モンスター]]である。~
--これまでの3体は[[下級>下級モンスター]]・[[上級モンスター]]が[[最上級モンスター]]になる、[[通常モンスター]]が[[効果モンスター]]になるなど、出しやすさやサポートの面では一概に[[上位互換]]とは言い切れなかった。~
だが、この[[カード]]は[[レベル]]こそ上がったものの[[リメイク]]元と同じ[[下級モンスター]]であり、尚且つ[[効果]]はあちらより遥かに使い勝手が良くなっており、ほぼ[[上位互換]]と言える仕上がりになっている。~
一応、[[《B・F−早撃ちのアルバレスト》]]による[[蘇生]]、[[《星遺物に差す影》]]での[[特殊召喚]]など、[[リメイク]]元のみが対応するサポートもあるため、完全[[上位互換]]というわけではない。~

//モチーフ関連やカード名の和訳、意訳を記述。
//「原作・アニメにおいて」のすぐ上部に

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《人喰い虫》]]

//―《擬態する人喰い虫》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[BURST OF DESTINY]] BODE-JP029

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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