*《&ruby(ぎゃくてん){逆転};の&ruby(めがみ){女神};/Gyakutenno Megami》 [#top]
 通常モンスター
 星6/光属性/天使族/攻1800/守2000
 聖なる力で弱き者を守り、逆転の力を与える女神。

 [[EX]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[上級モンスター]]。~

 [[レベル]]6[[天使族]]の[[通常モンスター]]であるため、[[《神光の宣告者》]]を[[儀式召喚]]するにあたっての[[《高等儀式術》]]要員となる。~
 [[手札]]に来た場合も、[[《神光の宣告者》]]や他の[[宣告者]]の[[モンスター効果]]、あるいは[[《宣告者の預言》]]の[[コスト]]に使える。~
 だが、その用途では[[攻撃力]]の高い[[《光をもたらす者 ルシファー》]]の方が優先されやすい。~

 こちらの利点として[[光属性]]の[[サポートカード]]を[[宣告者]]と共有しやすい点で勝る。~
 また、あちらが入手方法の限られる[[プロモカード]]のため手に入りやすさという点でも軍配が上がる。~

-この[[ステータス]]を持つ[[モンスター]]は、[[《メテオ・ドラゴン》]]を筆頭に他にも数多く存在する。~
バランスの良い[[ステータス]]ではあるが、基本的に高い方の[[ステータス]]を活かせる[[表示形式]]で出すこのゲームにおいて、[[表示形式]]変更に強いくらいの[[メリット]]しかない。~
[[上級モンスター]]であるため、[[リリース]]が必要な点も評価を下げる。~
しかし、[[《高等儀式術》]]や[[《神光の宣告者》]]の登場により、上記のような活用法で注目を集める事になった。~
似たような例に、[[《紅陽鳥》]]や[[《バロックス》]]等がある。~

--現在でこそ見所のない[[ステータス]]だが、なんと攻守共に第1期における[[天使族]]の最強[[モンスター]]である。~
([[守備力]]は[[《ハープの精》]]と並び同率1位)~
第2期になり[[《翼を織りなす者》]]が登場するまでは、[[天使族]]の最高[[攻撃力]]は2000にも達していなかった。~
かつての[[天使族]]はかなり冷遇[[種族]]だったと言える。~

//-原作でも[[カード]]でも描かれていなかった全身像が、第5期に入り[[《女神の加護》]]で突然明かされる。~
//[[《女神の加護》]]に描かれた女神が、この[[モンスター]]だと気づかなかった人も多かっただろう。~
//真DMシリーズやWCS2010での全身像とは違うことに違和感をもった人もいると思われるが、これは元々全身のデザインがなかったからだと思われる。
//WCS2010と真DMでの全身像が同じです WCS2007では女神の加護として登場しています
//http://yugioh.wikia.com/wiki/File:GyakutennoMegami-WC10-EN-VG-NC.png
//http://yugioh.wikia.com/wiki/File:GyakutennoMegami-DOR-EN-VG-NC.png

-海外版では、決して短くない日本語名がそのままローマ字で書かれている。~
//英語で「逆転」をそのままに指す単語がないためと思われる。
//大逆転クイズは訳されています

-原作では[[レアカード]]らしいが、初登場時の[[レアリティ]]は[[ノーマル>Normal]]。~
[[EX]]・[[EX-R]]以来長らく再録されず、その間貴重な[[カード]]であった事は確かである。~
その後8年の年月を経て、[[ANNIVERSARY PACK]]にて[[ウルトラレア>Ultra]]で再録された。~
//下記のシーンで海馬が用いた絵柄の[[カード]]は未だ貴重といえるが、[[レアカード]]と言えるかはよくわからない。~

-原作・アニメにおいて―~
「決闘者の王国編」で、島に向かう海馬が所持していた[[カード]]。~
ヘリで王国へ向かう途中、裏切った部下に銃を向けられるが、海馬はこの[[カード]]を拳銃の撃鉄に挟むことでピンチを切り抜けた。~
//猿渡は島にいた黒服でヘリの黒服とは別人では
これ1枚で発砲を阻止しているのだから、とてつもない強度の[[カード]]である。~
この時の海馬の台詞「[[レアカード]]に傷がついたわ!」は、他の海馬の名台詞と共に人気を誇っている。~
出番はこの時のみで[[デュエル]]で使われることはなかったが、まさに海馬を命の危機から「逆転」させることとなった。~
文庫版「決闘者の王国編」の「遊戯vs海馬」戦では、辻褄あわせのためか[[《攻撃の無力化》]]の代わりにこの[[カード]]が海馬の[[手札]]にあることが確認できる。~
--アニメDMでは台詞が「貴重なカード」に変更、原作で海馬が部下を海に落とすシーンが明確な殺人シーンとなっている為か、場所が海上を飛ぶヘリから王国の森の中、裏切った部下は猿渡となっている。~
その為、後に猿渡にも「逆転」される事になってしまった。
--また「乃亜編」の回想シーンにて、海馬がモクバを突き飛ばした時に落ちていた[[カード]]の内の1枚であり、株の仕組みを計100枚の[[カード]]で説明する際に使用していた1枚。~

--アニメSEVENSでは[[ラッシュデュエル]]版のこの[[モンスター]]が登場している。~
[[RUSH:《逆転の女神》]]を参照。
--アニメSEVENSでは[[ラッシュデュエル]]版のこの[[モンスター]]が登場している。

-コナミのゲーム作品において―~
DM3になって[[モンスター効果]]が実装され始めてから[[OCG]]では[[通常モンスター]]のこの[[カード]]にも[[効果]]が付けられた。~
「[[自分]]の[[攻撃力]]500以下の[[モンスター]]全員の[[攻撃力]]・[[守備力]]を500ポイントアップさせる」という[[効果]]だが、[[攻撃力]]の低い[[モンスター]]を並べる手段がほぼ存在せず、[[攻撃力]]の低い[[壁]][[モンスター]]を[[強化]]するくらいしか使い道がなかった。~
DM4では[[レベル]]が[[ステータス]]によって決まる都合上、[[上級モンスター]]では[[元々の守備力]]が最も高く、[[攻撃力]]も高い方になる[[モンスター]]の1体となっている。~
なお、低いデッキキャパシティ制限の[[デュエル]]では、[[強化]]できる対象が多いので有用に見えるが、DM4あたりではこの[[カード]]自体のデッキキャパシティが馬鹿にならないためやはり有用な共存は難しい。~
また、真DM2では[[攻撃力]]1000以下の全ての味方[[モンスター]]を1000強化と、パワーアップしている。~

--このようにゲームでは[[効果モンスター]]であったが、[[OCG]]では[[通常モンスター]]であることが逆に利点になった。~

--真DM1では杏子が[[天使族]][[デッキ]]を使い、その切り札としても使用する。~
ちなみに、どんなに強化しようとも[[守備表示]]しかしてこない。~
ただの[[壁]]なのだが、[[《サンダー・ボルト》]]等を使用しないとキツイだろう。

--「フォルスバウンドキングダム」でも杏子の初期[[モンスター]]として登場。~
[[ステータス]]は標準ぐらいだが、レベルが上がる事で、[[相手]]が[[攻撃]]をミスしやすくなる「運が良い」、状態異常になるのを封じる「ステータス・ガード」、魔法のアイテムを使用できる「レベル3魔法」を使えるためなかなか強力。~
「運が良い」というアビリティは原作のエピソードに関連しているかもしれない。~
[[攻撃]]名は「スターライト・ショット」、味方全員の[[攻撃力]]をアップさせる[[効果]]名は「リバーサル・ベネディクション」。~

-その他の商品展開―~
遊戯王OCGの前身である、バンダイ版の遊戯王カードにも登場。~
カラーリングは大きく異なるが、構図はほぼ同じである。~
バンダイ版は、全体的に薄めの色遣いになっている。~

--遊戯王[[ラッシュデュエル]]でも同一の[[ステータス]]で実装されている。~
[[RUSH:《逆転の女神》]]を参照。~
また、この[[カード]]の[[上位種]]と呼べる[[《大逆転の女神》>rushwiki:《大逆転の女神》]]も登場しており、その[[効果]]の[[発動条件]]には[[墓地]]のこの[[カード]]が関わっている。~

**関連カード [#card]

-[[《大逆転クイズ》]]

―[[リメイク]][[カード]]
-[[《煌々たる逆転の女神》]]

―[[色違い]][[モンスター]]
-[[《裁きを下す女帝》]]
//アニバーサリーで変更される以前のイラストは色違いです

―《逆転の女神》の姿が見られる[[カード]]
-[[《女神の加護》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[EX]]
-[[EX-R]] EX-59
-[[ANNIVERSARY PACK]] YAP1-JP005 &size(10){[[Ultra]]};
-[[トーナメントパック2010 Vol.4]] TP16-JP006
-[[遊戯王OCGデュエルモンスターズ 25th ANNIVERSARY ULTIMATE KAIBA SET]] KC01-JP009 &size(10){[[Ultra]]};
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