*《&ruby(じかいしん){時械神};サンダイオン/Sandaion, the Timelord》 [#top]
 効果モンスター
 星10/光属性/天使族/攻4000/守4000
 このカードはデッキから特殊召喚できない。
 (1):「時械神サンダイオン」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
 (2):相手フィールドにのみモンスターが存在する場合、
 このカードはリリースなしで召喚できる。
 (3):このカードは戦闘・効果では破壊されず、
 このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
 (4):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動する。
 相手に2000ダメージを与える。
 (5):自分スタンバイフェイズに発動する。
 このカードを持ち主のデッキに戻す。

 [[COLLECTORS PACK 2018]]で登場した[[光属性]]・[[天使族]]の[[最上級モンスター]]。~
// [[リクルート]]できない[[召喚制限]]、[[自分]][[フィールド]]に1体しか存在できない[[分類されない効果]]、[[リリース]]なしで[[召喚]]できる[[分類されない効果]]、[[破壊されず>破壊されない]][[戦闘ダメージ]]が0になる[[永続効果]]、[[戦闘を行った]][[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]、[[自分]][[スタンバイフェイズ]]に自身を[[デッキに戻す]][[誘発効果]]を持つ。~
 他の[[時械神]]とほぼ共通の[[効果]]、[[自分]][[フィールド]]に[[1体しか存在できない>1枚しか存在できない]][[分類されない効果]]、[[戦闘を行った]][[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に[[ダメージ]]を与える[[誘発効果]]を持つ。~

 他の[[時械神]]と異なり、[[リリース]]無しで[[召喚]]するには[[《ビッグ・ピース・ゴーレム》]]と同様の条件が要求される。~
 そのため、他の[[時械神]]と違い[[先攻]]1[[ターン]]目に[[壁]]として[[召喚]]するには[[《フォトン・サンクチュアリ》]]や[[《時械巫女》]]で[[アドバンス召喚]]する必要がある。~

 また、[[同名カード]]は1体までしか存在できない制約もある。~
 (2)の[[効果]]の都合上あまり気になることではないが、[[《光神化》]]などで2体目を並べて[[効果ダメージ]]を増やすといったことはできない。~
 他の[[時械神]]と異なり[[攻撃力]]0ではないため、[[《時械巫女》]]の[[効果]]で[[サーチ]]・[[リクルート]]できず、[[《クリッター》]]などにも対応しないため、[[サーチ]]手段が限られることも留意しておきたい。~

 (3)の[[効果]]は、[[戦闘破壊]]及び[[効果破壊]]への[[耐性]]と、[[お互い]]が[[戦闘ダメージ]]を受けない[[効果]]。~
 [[お互い]]が[[戦闘ダメージ]]を受けないので、[[攻撃力]]4000という[[ステータス]]の意義は[[戦闘破壊]]による[[除去]]を狙える程度となっている。~
 一応、[[モンスター効果]]を[[無効]]にされても攻守4000という数値はそのままなので、[[壁]]としての信頼性は他の[[時械神]]よりも多少高い。~

 (4)の[[効果]]は、[[戦闘を行った]][[バトルフェイズ終了時>エンドステップ]]に2000の[[効果ダメージ]]を与える[[効果]]。~
 初期[[ライフ]]の1/4を削れ、他に[[レベル]]10が存在すれば[[《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》]]につなぐことで4000の[[ダメージ]]も狙える。~
 [[《時械神ミチオン》]]や[[《時械神ラフィオン》]]は状況次第ではより大きな[[ダメージ]]を見込めるが、こちらは[[相手]]の状況によらず2000の[[ダメージ]]となるため、[[相手]]の[[ライフ]]が尽きてきた終盤で活用できる。~

 他の[[時械神]]と異なり[[《スキルドレイン》]]に強い、というより寧ろ相性が良い。~
 [[【スキルドレイン】]]や[[《スキルドレイン》]]採用軸の[[【列車】]]では[[攻撃力]]4000の[[アタッカー]]として採用しても良いだろう。~
 [[召喚権]]を使わない[[《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》]]に比べると、こちらは[[《スキルドレイン》]]が無くとも固有[[効果]]により活用できるのが利点となる。~
 [[《神縛りの塚》]]を併用できる[[デッキ]]でも相性が良く、[[対象]][[耐性]]に加え、[[戦闘破壊]]時の1000[[ダメージ]]も狙える。~

 [[手札]]1枚から手軽に出せる[[攻撃力]]4000の[[モンスター]]としては、[[《RR−ラスト・ストリクス》]]から展開できる[[《No.77 ザ・セブン・シンズ》]]も存在する。~
 あちらは[[相手]][[モンスター]]の有無に関わらず出せるので取り回しは良いが、[[エクストラデッキ]]を圧迫する[[デメリット]]も有るので、それぞれを使い分けたい。~
 [[《スキルドレイン》]][[適用]]下ではあちらも問題なく使えるため[[【スキルドレイン】]]では併用しても良いだろう。~

-[[《禁じられた聖典》]]との[[コンボ]]で[[攻撃力]]4000による[[戦闘ダメージ]]と[[効果ダメージ]]の両方が狙える。~

-[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]]が[[禁止カード]]になる前は[[攻撃力]]4000以下の[[《超魔導竜騎士−ドラグーン・オブ・レッドアイズ》]]を単体で一方的に処理可能な[[モンスター]]として大会・イベント等で採用されていた。~
自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]を行わずに[[フィールド]]に出せる為、[[【リリーサードラグーン】>【ドラグーンビート】#Releaser]]の盤面すらも1枚で打破できる数少ない[[カード]]であったためである。~
[[《クリッター》]]を絡めたルートには対処されたが、[[元々の攻撃力]]による[[戦闘破壊]]なので[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等の[[効果]]の[[無効]]化にも対処されず、あちらへの[[メタ]]能力は高かったのも大きかった。~
//当時実際にこのカードがサイドに採用されていた事もあるのでCOではなく記述を残した方がいい

-他の[[時械神]]同様に、「このカードはデッキから特殊召喚できない。」という[[召喚制限]]がある。~
もっとも、仮にこの[[テキスト]]がなかったとしても、他の[[時械神]]と違って高[[ステータス]]のこの[[モンスター]]を[[リクルート]]できる手段はかなり少ないので、あまり大きな影響ではない。~
[[時械神]]の専用サポートである[[《無限光アイン・ソフ・オウル》]]は[[リクルート]][[効果]]を持つが、こちらは[[召喚条件]]を無視することができる。~

-[[《閃光を吸い込むマジック・ミラー》]]を併用すれば[[デッキ]]への[[バウンス]][[効果]]は[[無効]]になる。~
もっとも[[ダメージ]]を与える[[効果]]も[[無効]]になるため、[[壁]]として居座れるという利点しかない。~
-[[通常召喚]]可能な[[時械神]]では唯一、モンスターを[[戦闘破壊]]可能である。~

-モチーフは、ユダヤ教の伝承に伝えられる天使の一人「[[サンダルフォン>《No.68 魔天牢サンダルフォン》]]」。~
旧約聖書に登場する生命の樹([[セフィロト>《究極時械神セフィロン》]]の樹)のマルクト(王国)の守護天使でもあり、後述のアニメでもマルクトに位置していた。~
他の[[時械神]]と異なり[[攻撃力]]4000の[[モンスター]]であるのは、サンダルフォンが圧倒的な巨躯を誇る存在だったことからか。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sにおいて&ruby(ゾーン){Z-ONE};が使用した[[時械神]]の1体。~
「遊星vsZ-ONE」戦にて登場し、[[手札]]から[[発動]]できる[[通常罠]]《女帝の冠》の[[効果]]で[[ドロー]]された後、[[《無限械アイン・ソフ》]]により[[攻撃力]]を0にして[[特殊召喚]]される。~
遊星に[[直接攻撃]]するが、《シンクロン・キーパー》の[[効果]]で[[効果ダメージ]]を[[無効]]にされた。~
返しの遊星の[[ターン]]にて[[《無限械アイン・ソフ》]]が[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]ことで[[攻撃力]]を4000に戻すが、[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]]に[[破壊]][[耐性]]を[[無効]]にされて[[相打ち]]になった。~
その後、[[《究極時械神セフィロン》]]の[[効果]]で[[墓地]]から[[特殊召喚]]されたが、すぐに[[《究極時械神セフィロン》]]の[[戦闘破壊]]回避[[効果]]で[[除外]]された。~

--初登場時は他の[[時械神]]と比べてかなり大きな[[モンスター]]として描かれていたが、[[《究極時械神セフィロン》]]の[[効果]]で[[特殊召喚]]された時は他の3体と同じサイズになっていた。~
また、[[攻撃]]時には肩の鎧が[[レールガン>《E.M.R.》]]の様な形状となって光球を撃ち出し、[[効果発動時]]には光の剣を投げつけていた。~

--Z-ONEが使用する[[時械神]]の中で特別な[[召喚条件]]を持つ[[《究極時械神セフィロン》]]を除くと、この[[カード]]のみ[[攻撃力]]・[[守備力]]が0ではなく4000であった。~

//--[[時械神]]の共通部分を除いたアニメ版の[[テキスト]]は以下の通り。~
// このカードが戦闘を行った場合、
// 相手ライフに4000ポイントのダメージを与える。

--アニメでは[[バーン]][[ダメージ]]が4000であり、4000[[ライフ]]制のアニメにおいては正に一撃必殺の[[バーン]]性能であった。~
こうした固定値の[[バーン]]能力は[[OCG]]化の際には8000[[ライフ]]制に合わせて増量する例が多いが、4000[[ダメージ]]でも莫大すぎるためか、逆に半減(ルール相対的には1/4の弱体化)している。~
また、他の[[時械神]]同様に[[相手]]に[[戦闘ダメージ]]を与えることもできた。~
一方で[[リリース]]軽減[[効果]]はこの[[カード]]自体に[[内蔵]]されたものではなく上記の[[《無限械アイン・ソフ》]]の[[効果]]であり、[[フィールド]]への出しやすさで言えば大きく強化されている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE 6>ゲーム付属カード#TF6]]の時点で[[オリジナルカード]]として登場している。~
//[[時械神]]の共通部分を除いたゲーム内での[[効果]]は以下の通り。~
// 星10/光属性/天使族/攻4000/守   0
// フィールド上に表側攻撃表示で存在する
// このカードの戦闘によって発生するお互いへの戦闘ダメージは0になる。
// このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、
// 相手ライフに2000ポイントダメージを与える。
固有[[効果]]はアニメ版と比較して[[バーン]][[ダメージ]]が半減している、[[戦闘ダメージ]]が[[相手]]にも与えられなくなっている等の点で[[弱体化]]しており、また[[守備力]]が0に変更されている。~
それでもなお[[時械神]]の主力として活躍する強さを誇っており、Z-ONEの高[[レベル]][[デッキ]]では3枚[[積み>積む]]されている。~
このゲームの[[《時械巫女》]]はこの[[モンスター]]も[[サーチ]]でき、[[《スキルドレイン》]]などを[[適用]]された場合のケアという他にはない独特の役割がある点も大きい。~
[[OCG]]版はこのゲーム版を元に[[召喚条件]]や[[守備力]]が再調整されている。~

**関連カード [#card]
-[[時械神]]

-[[相手フィールドにのみモンスターが存在する場合にリリースなしで召喚できる上級・最上級モンスター>《ビッグ・ピース・ゴーレム》#list]]

-[[《Z−ONE/モンスターD》]]

//―《時械神サンダイオン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【時械神】]]
-[[【スキルドレイン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[COLLECTORS PACK 2018]] CP18-JP025 &size(10){[[Ultra]],[[Collectors]]};

//**FAQ [#faq]

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//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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