*《&ruby(じゅうしん){獣神};ヴァルカン/Vulcan the Divine》 [#top]
 シンクロ・効果モンスター
 星６/炎属性/獣戦士族/攻2000/守1600
 チューナー＋チューナー以外のモンスター１体以上
 「獣神ヴァルカン」の効果は１ターンに１度しか使用できない。
 (1)：このカードがＳ召喚に成功した場合、
 自分及び相手フィールドの表側表示のカードを１枚ずつ対象として発動する。
 その自分及び相手の表側表示のカードを手札に戻す。
 このターン、自分はこの効果で手札に戻したカード
 及びそれらの同名カードの効果を発動できない。 
 このターン、自分はこの効果で手札に戻したカード及びそれらの同名カードの効果を発動できない。 

　[[ジャンプフェスタ2013(１日目) プロモーションカード>プロモカード#JF13]]で登場した[[炎属性]]・[[獣戦士族]]の[[シンクロモンスター]]。~
　[[シンクロ召喚に成功した]]時に、[[お互い]]の[[フィールド]]の[[表側表示]]の[[カード]]を[[手札]]に[[戻す]][[誘発効果]]を持つ。~

　[[シンクロ素材]]の指定がないため[[シンクロ召喚]]は容易である。~
　だが、[[レベル]]６の[[シンクロモンスター]]としては[[ステータス]]がかなり低いという弱点も抱えている。~

　[[効果]]はやや制約のある[[バウンス]]版[[《スクラップ・ドラゴン》]]のようなものである。~
　[[【セルフ・バウンス】]]とは相性が良く、[[永続魔法]]・[[永続罠]]や、[[手札]]に戻して有益な[[モンスター]]を選択すれば[[アドバンテージ]]が得られる。~
　他にも[[【炎星】]]は、[[永続魔法]]・[[永続罠]]の多い[[炎舞]]を多用する事と[[シンクロ召喚]]先に制限のある[[《炎星師−チョウテン》]]に対応する数少ない[[シンクロモンスター]]である事から相性が良い。~
　[[《リビングデッドの呼び声》]]で[[シンクロ素材]]を揃え、これとともに[[バウンス]]してしまうといった動きが可能である。~
　しかしそういったギミックが少ない[[デッキ]]では、[[表側表示]]の[[カード]]を用意するのに苦労しやすく、[[ボード・アドバンテージ]]の損失が痛い。~
　手軽に[[特殊召喚]]できる[[モンスター]]や[[永続魔法]]を使う手もあるが、単に[[相手]][[カード]]の[[バウンス]]を狙うだけなら[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]の方が扱いやすいだろう。~
　あるいは、自身を[[バウンス]]して[[エクストラデッキ]]に[[戻す]]ことで、[[《一族の結束》]]との両立を狙うことなどが考えられる。~

　[[手札]]に[[戻した>戻す]][[ターン]]は、戻した[[カード]]と[[同名カード]]を[[発動]]できないため、[[《光の護封剣》]]等の[[ロック]][[カード]]を使い回す場合は注意しておきたい。~
　ただし、制限されるのはあくまで「[[効果の発動]]」なので、[[通常召喚]]や[[特殊召喚]]、[[セット]]は可能である。~
　[[永続罠]]や[[《炎舞−「天キ」》]]ならどちらにせよその[[ターン]]には[[発動]]できないので、[[戻す]][[対象]]としては適していると言える。~
　また、[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]各種なら[[手札]]に戻らないため、[[モンスター効果の発動]]も制限されない。~

-[[誘発効果]]は[[強制効果]]であり[[タイミングを逃す]]事はない。~
そのため、[[《フォーミュラ・シンクロン》]]や[[《スチーム・シンクロン》]]によって[[相手]][[ターン]]で[[シンクロ召喚]]する事で疑似[[フリーチェーン]]の[[除去]]が可能。~

-両者の[[カード]]を[[対象]]にする点は[[《スクラップ・ドラゴン》]]に、[[バウンス]][[効果]]を持つ[[レベル]]６[[シンクロモンスター]]としては[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]に、それぞれ似ている。~
[[発動]]制限や[[デメリット]]が多く課せられているのは、[[エラッタ]]前の[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]がループ[[コンボ]]で悪用されたためだろう。~
それでも、[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]が[[禁止カード]]に指定されていた頃は、[[バウンス]]要員の代役として[[【シンクロ召喚】]]系列の[[デッキ]]に採用されていた。~

-「ヴァルカン」とは、ローマ神話に登場する火・鍛冶の神「ウルカヌス(Vulcanus)」の英語読み。~
//ウルサキスにはこちらにリンクがはられてる。タライ回しにする気か？
ギリシャ神話の鍛冶の神ヘパイストスと同一視されたため、ヴァルカン独自の神話は残っておらず、その経歴はヘパイストスと同じである。~

--[[イラスト]]には真っ赤に熱された鉄をハンマーで鍛える虎の獣人が描かれている。~
ヴァルカンは[[イージスの盾>《アーティファクト−アイギス》]]などを作った優秀な鍛冶ではあったが、決して動物の姿をした神ではない。~
ただし、手足の曲がった非常に醜い神であったため、妻である[[ヴィーナス>《創造の代行者 ヴィーナス》]]には早々に浮気されている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメARC-Vの第62話でエンジョイ長次郎の取り巻きが看守を静めるためにバラ巻いた[[カード]]の１枚。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]

-[[《スクラップ・ドラゴン》]]

-[[《方界帝ヴァルカン・ドラグニー》]]

-[[《フレムベル・ウルキサス》]]

//―《獣神ヴァルカン》の姿が見られる[[カード]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【３軸炎星】>【炎星】]]
-[[【セルフ・バウンス】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ジャンプフェスタ2013(１日目) プロモーションカード>プロモカード#JF13]] JF13-JPA09 &size(10){[[N-Parallel]]};
-[[スペシャルカードプレゼントキャンペーン 第１弾>プロモカード#PR03]] PR03-JP009
-[[ブースターSP−レイジング・マスターズ−]] SPRG-JP058 &size(10){[[Super]]};
-[[GOLD PACK 2016]] GP16-JP010 &size(10){[[Gold]],[[G-Secret>Secret#GS]]};

**FAQ [#faq]
//Ｑ：~
//Ａ：

Ｑ：この[[効果]]で、この[[ターン]][[発動]]した[[永続魔法]][[カード]]などを選択することはできますか？~
Ａ：はい、選択し[[手札]]に[[戻す]]ことができます。(12/12/22)

Ｑ：[[手札]]に[[戻す]][[効果]]で[[融合モンスター]]・[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]・[[リンクモンスター]]を[[エクストラデッキ]]に[[戻した>戻す]]場合、その[[ターン]]に[[エクストラデッキ]]に[[戻した>戻す]][[カード]]やそれらの[[同名カード]]は[[効果]]を[[発動]]する事ができますか？~
Ａ：はい、[[発動]]できます。(20/03/09)

Ｑ：[[効果処理時]]に[[対象]]に選択した[[カード]]の内１枚が[[フィールド]]に存在しなくなった場合、残りの選択した[[カード]]は[[手札]]に[[戻り>戻す]]ますか？~
Ａ：はい、[[手札]]に戻ります。(12/12/22)

Ｑ：[[相手]][[フィールド]]に[[表側表示]]の[[カード]]が存在しない時にこの[[カード]]を[[シンクロ召喚]]した場合、[[自分]]の[[表側表示]]の[[カード]]のみを選択して[[手札]]に[[戻す]]処理を行いますか？~
Ａ：いいえ、行いません。(12/12/22)

Ｑ：「[[効果]]を[[発動]]できない。」とありますが、[[フィールド魔法]]などの[[カードの発動]]はできますか？~
Ａ：いいえ、できません。(12/12/24)

Ｑ：[[《ファントム・オブ・カオス》]]が自身の[[効果]]で[[カード名]]が変わっている時に、この[[カードの効果]]でその[[《ファントム・オブ・カオス》]]を[[手札]]に[[戻した>戻す]]場合、その変化した[[カード名]]を持つ[[モンスター]]の[[効果]]を[[発動]]できなくなりますか？~
Ａ：いいえ、その場合[[発動]]できなくなるのは[[《ファントム・オブ・カオス》]]の[[効果]]のみになります。(12/12/24)

Ｑ：[[《縮退回路》]]が存在する時にこの[[カードの効果]]で[[対象]]に選択した[[モンスター]]が[[効果処理時]]に[[手札]]に戻らず[[除外]]された場合、その選択した[[モンスター]]と[[同名カード]]の[[効果]]を[[発動]]する事ができますか？~
Ａ：はい、[[発動]]できます。(12/12/27)

Ｑ：自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]された[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]をこの[[カードの効果]]で選択して、その[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]が[[手札]]に[[戻らず>戻す]][[除外]]された場合、その[[ターン]]に[[《ボルト・ヘッジホッグ》]]の[[効果]]を[[発動]]する事ができますか？~
Ａ：はい、[[発動]]できます。(13/01/31)

Ｑ：この[[カードの効果]]によって[[効果]]を[[発動]]できなくなった[[モンスター]]は、[[《Ｎｏ.８１ 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》]]の[[効果]]が[[適用]]された場合でも、[[効果]]を[[発動]]できないままでしょうか？~
//Ａ：[[《Ｎｏ.８１ 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラ》]]の[[効果]]を受けた[[モンスター]]は、通常通り[[効果の発動]]が可能です。(15/04/18)
//メーラーの不具合で日付にズレがありますが、この日付での裁定です。
Ａ：はい、[[発動]]できません。(17/11/19)
//裁定変更

Ｑ：この[[カードの効果]]で[[ペンデュラムモンスター]]を[[手札]]に[[戻した>戻す]]場合、その[[ペンデュラムモンスター]]、[[同名カード]]はその[[ターン]]に[[ペンデュラムゾーン]]に置いて[[発動]]できますか？~
Ａ：いいえ、できません。(15/07/09)

//質問だけの投稿は禁止。ここは｢質問と、それに対する事務局の回答｣の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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